◇ 追加の景気対策に期待したNY市場 = 感染で↓軽症で↑、入院で↓退院で↑。追加の景気対策で野党との交渉打ち切り指示で↓、その一部の交渉継続指示で↑。――ニューヨーク市場の株価は、トランプ大統領の一挙手一投足に振り回された。しかし結局は景気対策で与野党が合意することを期待して、大きく上げた。ダウ平均は先週904ドルの値上がり。終り値は2万8500ドル台を回復した。
日経平均は先週590円の値上がり。強気のニューヨーク市場に引っ張られた。コロナ対策のための規制が、次々と緩和されたことも好感されている。終り値は2万3600円台を回復したが、この辺までくると利益確定売りも出てくるようだ。その根底には、矢継ぎ早の規制緩和でコロナが再び勢いを取り戻さないかの心配がつきまとう。
アメリカの大統領選挙まで、あと3週間。コロナ感染で不利になったと言われるなかで、トランプ大統領がどんな秘策を打ち出してくるのか。今週からは気が抜けない。また日米ともに、今週から9月期の決算発表が本格化する。企業業績の二極化がはっきりすると思われるので、銘柄別の明暗もいっそう明確になりそうだ。
今週は12日に、9月の企業物価と8月の機械受注。15日に、8月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、9月の消費者物価。14日に、9月の生産者物価。16日に、9月の小売り売上高と工業生産、10月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が13日に、9月の貿易統計。15日に、9月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週590円の値上がり。強気のニューヨーク市場に引っ張られた。コロナ対策のための規制が、次々と緩和されたことも好感されている。終り値は2万3600円台を回復したが、この辺までくると利益確定売りも出てくるようだ。その根底には、矢継ぎ早の規制緩和でコロナが再び勢いを取り戻さないかの心配がつきまとう。
アメリカの大統領選挙まで、あと3週間。コロナ感染で不利になったと言われるなかで、トランプ大統領がどんな秘策を打ち出してくるのか。今週からは気が抜けない。また日米ともに、今週から9月期の決算発表が本格化する。企業業績の二極化がはっきりすると思われるので、銘柄別の明暗もいっそう明確になりそうだ。
今週は12日に、9月の企業物価と8月の機械受注。15日に、8月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、9月の消費者物価。14日に、9月の生産者物価。16日に、9月の小売り売上高と工業生産、10月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が13日に、9月の貿易統計。15日に、9月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ≫