先日、世界の蜷川氏が亡くなったことが発表された。(享年80)
蜷川幸雄 Wiki
日本の演出家であり、
映画監督であり俳優だそうだ。
役職は、
・Bunkamuraシアターコクーン芸術監督
・財団法人埼玉県芸術文化振興財団芸術監督
・英国グローブ座アーティスティック・ディレクター
・桐朋学園芸術短期大学名誉教授
・ニナガワ・スタジオ主宰
・さいたまゴールド・シアター主宰
・さいたまネクスト・シアター主宰
近年は病気と闘いながらも、
舞台演出をしていたもよう。
蜷川作品をよく知らないのだけれど、
とにかく凄い方と言うことだけは認識してた。
以前、ジャニー氏と蜷川氏のラジオ対談が放送された。
先日お亡くなりになられてから、
それが再放送されたもよう。
蜷川氏は本物の俳優さん達は勿論だけど、
ジャニーズもちゃんと認めて下さっていることを知る。
何年か前のテレビ出演で、
このようなことを語って下さったそうだ。
それらの一部を抜粋。 (引用)
「ジャニーズとやること多いですね」
と言われ、言い返す言葉は、
「アイドル舐めんじゃねーよ。
中途半端に仕事している俳優よりも、
物凄く彼らの方が努力している。
それは感動的なくらい色んな努力をして
その位置をキープしていくんだ。
トップを走るアイドルっていうのは、
言ってみれば大衆の欲望の象徴。
何百万という人の欲望を
その人を通じて果たしてるわけ。
只者じゃないんだよ。
それ(アイドルという)だけのくくりで、
マイナスの要素を付け加えるな」
舞台にジャニーズを起用することについては、
「人に負けたくないから、
とにかく寝る時間を惜しんで
勉強してくるんですね。
全員ですね。
彼らは単に売れているだけではなくて、
今の場を維持し続けることが大変だ
というのが本当によくわかっているから、
本当に努力するんですね。
それは中途半端な売れている俳優とは全く違う」
またアイドル自身について
「アイドルは愛され続けているから、
それに甘えないでほしいと思います。
いつも自分を受け入れてくれる人を
相手に仕事をしていると、
そういう恥じらいなんてなくても
生きていけるじゃん?
それを思い出してほしい」
蜷川氏のこれらの言葉に、
今さらながら感動しています。
改めてご冥福をお祈りいたします。
蜷川氏が演出する作品に出演したジャニーズは、
東山、岡健、キムタク、長野、坂本、
森田、岡田、松潤、二宮、亀梨、上田、
生田あたり。(敬略)
全員、蜷川氏に見染められてのことだと思う。
私は蜷川作品の観劇に縁がなかったと思ってた。
よくよく思い出したら、
赤坂くんが蜷川作品に出演してた。
1993年、青山劇場で上演した、
ミュージカル「魔女の宅急便」。(初演)
赤坂くんはとんぼ役。
当時は演出家が誰だとか
全く意識しないで観劇してた。
蜷川氏演出とは知らなかった。
不祥事を起こさずそのまま頑張っていたら、
彼の未来はそして人生は、
もっと輝くものだったかもしれない。
「魔女の宅急便」Wiki
ミュージカル「魔女の宅急便」
面白かった。
当時、私は原作を知らなかったんだけど、
知らなかっただけに感動した。
その時、赤坂氏はシングルを出してる。
劇場で販売していてビックリした記憶。
昔のCDシングルは、
紙でできた細長いジャケットだった。
サントラも発売されてた。
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魔女の宅急便 |
ポニーキャニオン |
Wikiによるととんぼ役は赤坂氏のあと、
森くん (SMAP)、遠藤くん (忍者)、
坂本くん (V6)、長野くん (V6)、
原くん (Jr.) で再演あったもよう。
↓
1993年:キキ役は工藤夕貴、トンボ役は赤坂晃。トンボ役は森且行で年内続演された。
1995年:キキ役を小高恵美、入絵加奈子、トンボ役は遠藤直人、坂本昌行のダブルキャストで再演。
1996年:キキ役は持田真樹、トンボ役は坂本昌行、長野博、原知宏で再々演がなされている。