1日寝たらホームシックはすっかり治っていた。
いつもだいたい、寝りゃ治るくらいの軽症なのだけどね(笑)。
ただ、この日にまず行こうと思っていた世界遺産・スオメンリンナ島は、
また船で行かなきゃいけないし、タリンでの疲れも残っているのに島を
歩きまわらねばならないことを考えると、あまり気乗りがしない。でも
世界遺産だし、行かずに終えるのはもったいなさ過ぎる。
…というわけで、重たい身体と心を引きずってトラムに乗り、島までの
公共フェリー発着所があるマーケット広場まで移動した。このフェリー
には、トラムやバスと同じく、1DAYパス(私が買ったのは5DAYSパス)で
乗船することができるので、お得だし便利。
スオメンリンナ島=スオメンリンナの要塞は、フィンランド戦争など、
1700年台から様々な戦争の要所となった島で、マーケット広場からフェ
リーで15分ほどの所にある。
昨日のトラウマがあるので船移動が少し不安だったものの、20分ほどの
間隔で発着しているし、中は清潔だし(トイレもキレイだった)、デッキ
で風に当たりながら外を眺めていたら、あっという間に到着した。ただ、
最近どこの国に行ってもうじゃうじゃいる某国の団体さんが騒がしいのには
少し閉口。その後も静かに観光するために、彼らと距離を置きながら歩かね
ばならなかった(苦笑)。
正直、ガイドブックを見ていた時には、元要塞の島なんて物騒だし、見学
しても何が面白いんだろう?くらいに思っていたのだけれど、フェリーを
降りて少し歩いただけで、その思いは吹っ飛んだ。
木々や無数の花々と静かな海、そして澄んだ空気と海風、そのすべてが本当
に心地よく、それまでの疲れや不安がスーっと心や身体から消えていくのが
わかったからだ。
天気が少し曇っていたのもよかったようで、これがまた昨日のようにピーカン
晴れだったら、海沿いは日陰が全く無かったので辛かったかも。旅が良いもの
になるかどうかって、天候が大きく左右しますわなぁ。
そんなわけで、雲が多くて写真の写りはあまりよくないので、いまひとつその
素晴らしさが伝わらないかも知れないけれど、私を幸せな気分に浸らせてくれ
た風景たちの写真を一気にご覧あれ。
大砲とか、戦争の傷跡が残っているのには少し心が痛くなったけれど、思わず
鼻歌を歌いたくなるほど、気持ちは爽やかだった。でも、気付けばずいぶん
たくさんの距離を歩いていて、少し足が疲れたので、島の端のキングス・
ゲートで小休止をすることにした。
このあと、思わぬ惨劇が私を襲うことなど露知らず…。
小休止していた現場=惨劇の現場↓
しばらくの間、優雅に通り過ぎるヨットや、打ち寄せる波などをボーっと眺め
ていたら、遠くから1隻の巨大な船が近づいてきた。
目の前の入り江はかなり狭いのに、まさかここを通るわけじゃないわよね?
えっ??通るの???
あら、通るのね…。
どえりゃぁでかい船だがね。(あまりの迫力に名古屋弁になる)
本当に巨大な船が、すぐ目の前を通る様はなかなかの迫力で、思わず見惚れ
てしまった。
が、通り過ぎた後、大きな波がざぶ~ん、ざぶ~んと私の居る方向に寄せて
きたと思ったら、すぐ横からなにやら「シューーーッ、ヒューーーッ」という
音が響いてきた。
「へ?なに?」
と思った途端、座っていた所のすぐ近くにあった排気口(?)から、まるで
間欠泉のようにすごい勢いで霧吹き状の海水が高く噴出し、私に降りかかって
きた!!
思わず日本語で、「うそでしょーー!」と叫びながらその場から避難したものの
間に合わず、髪の毛や洋服が湿るほどの被害が…(涙)。
たまたま側にいた2人組の日本人女性が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれ
たほどだった。
VIKING LINE号めぇぇぇ。でっかい図体して、こんなちっこい私にイジワルする
気だったのかっ!
そんな余興(?)も終えたので、そろそろ戻ることに。
途中、ちょっとおしゃれな洋服やアクセサリーを売っているお店で、セラミック・
アートのネックレスとピアスを購入した。ここの店員さんもとっても感じがよく
て、「あとで検索してみて」と、そのアーティストの名前を紙に書いて渡して
くれたのだけれど、はて、その紙はどこにいったのやら…(汗)。
とにかくスオメンリンナ島のことがすっかり気に入ってしまったので、かなり
後ろ髪をひかれつつ、フェリー乗り場に到着。その間、たくさんの観光客とすれ
違ったので、ゆっくり静かに観光したいなら、午前中がおススメかも。
再びマーケット広場に戻った時は1時を過ぎていたので、そろそろお昼ご飯の
はずなのに、ゼンゼンお腹が空いていない。
今度こそ、先日食べそこなったサーモンの鉄板焼きを食べようと思ったのに…
残念!!
写真が多くなってしまったので、5日目後半につづく……
いつもだいたい、寝りゃ治るくらいの軽症なのだけどね(笑)。
ただ、この日にまず行こうと思っていた世界遺産・スオメンリンナ島は、
また船で行かなきゃいけないし、タリンでの疲れも残っているのに島を
歩きまわらねばならないことを考えると、あまり気乗りがしない。でも
世界遺産だし、行かずに終えるのはもったいなさ過ぎる。
…というわけで、重たい身体と心を引きずってトラムに乗り、島までの
公共フェリー発着所があるマーケット広場まで移動した。このフェリー
には、トラムやバスと同じく、1DAYパス(私が買ったのは5DAYSパス)で
乗船することができるので、お得だし便利。
スオメンリンナ島=スオメンリンナの要塞は、フィンランド戦争など、
1700年台から様々な戦争の要所となった島で、マーケット広場からフェ
リーで15分ほどの所にある。
昨日のトラウマがあるので船移動が少し不安だったものの、20分ほどの
間隔で発着しているし、中は清潔だし(トイレもキレイだった)、デッキ
で風に当たりながら外を眺めていたら、あっという間に到着した。ただ、
最近どこの国に行ってもうじゃうじゃいる某国の団体さんが騒がしいのには
少し閉口。その後も静かに観光するために、彼らと距離を置きながら歩かね
ばならなかった(苦笑)。
正直、ガイドブックを見ていた時には、元要塞の島なんて物騒だし、見学
しても何が面白いんだろう?くらいに思っていたのだけれど、フェリーを
降りて少し歩いただけで、その思いは吹っ飛んだ。
木々や無数の花々と静かな海、そして澄んだ空気と海風、そのすべてが本当
に心地よく、それまでの疲れや不安がスーっと心や身体から消えていくのが
わかったからだ。
天気が少し曇っていたのもよかったようで、これがまた昨日のようにピーカン
晴れだったら、海沿いは日陰が全く無かったので辛かったかも。旅が良いもの
になるかどうかって、天候が大きく左右しますわなぁ。
そんなわけで、雲が多くて写真の写りはあまりよくないので、いまひとつその
素晴らしさが伝わらないかも知れないけれど、私を幸せな気分に浸らせてくれ
た風景たちの写真を一気にご覧あれ。
大砲とか、戦争の傷跡が残っているのには少し心が痛くなったけれど、思わず
鼻歌を歌いたくなるほど、気持ちは爽やかだった。でも、気付けばずいぶん
たくさんの距離を歩いていて、少し足が疲れたので、島の端のキングス・
ゲートで小休止をすることにした。
このあと、思わぬ惨劇が私を襲うことなど露知らず…。
小休止していた現場=惨劇の現場↓
しばらくの間、優雅に通り過ぎるヨットや、打ち寄せる波などをボーっと眺め
ていたら、遠くから1隻の巨大な船が近づいてきた。
目の前の入り江はかなり狭いのに、まさかここを通るわけじゃないわよね?
えっ??通るの???
あら、通るのね…。
どえりゃぁでかい船だがね。(あまりの迫力に名古屋弁になる)
本当に巨大な船が、すぐ目の前を通る様はなかなかの迫力で、思わず見惚れ
てしまった。
が、通り過ぎた後、大きな波がざぶ~ん、ざぶ~んと私の居る方向に寄せて
きたと思ったら、すぐ横からなにやら「シューーーッ、ヒューーーッ」という
音が響いてきた。
「へ?なに?」
と思った途端、座っていた所のすぐ近くにあった排気口(?)から、まるで
間欠泉のようにすごい勢いで霧吹き状の海水が高く噴出し、私に降りかかって
きた!!
思わず日本語で、「うそでしょーー!」と叫びながらその場から避難したものの
間に合わず、髪の毛や洋服が湿るほどの被害が…(涙)。
たまたま側にいた2人組の日本人女性が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれ
たほどだった。
VIKING LINE号めぇぇぇ。でっかい図体して、こんなちっこい私にイジワルする
気だったのかっ!
そんな余興(?)も終えたので、そろそろ戻ることに。
途中、ちょっとおしゃれな洋服やアクセサリーを売っているお店で、セラミック・
アートのネックレスとピアスを購入した。ここの店員さんもとっても感じがよく
て、「あとで検索してみて」と、そのアーティストの名前を紙に書いて渡して
くれたのだけれど、はて、その紙はどこにいったのやら…(汗)。
とにかくスオメンリンナ島のことがすっかり気に入ってしまったので、かなり
後ろ髪をひかれつつ、フェリー乗り場に到着。その間、たくさんの観光客とすれ
違ったので、ゆっくり静かに観光したいなら、午前中がおススメかも。
再びマーケット広場に戻った時は1時を過ぎていたので、そろそろお昼ご飯の
はずなのに、ゼンゼンお腹が空いていない。
今度こそ、先日食べそこなったサーモンの鉄板焼きを食べようと思ったのに…
残念!!
写真が多くなってしまったので、5日目後半につづく……
ビッグエコーに吸い込まれたのは、かなりの事故でしたね^^
旅行記読んでいただき、キートスです♪
だけど、そのあとの事件は悲惨でしたね^^;
神楽坂でやらいちょうさんと鼻歌歌っていたら、ビッグエコーに吸い込まれちゃったんですよ^^
これも事故ですかね。。(笑)
りんさん、ホント素敵な旅行記です!
こういうのに憧れちゃいます^^
キートス!(・・でいいのかな。。(笑))
いやホントに座礁するんじゃないかと思うほどでしたよ。
豪華客船って感じの大きな船でしたから。
新大久保も、ある意味どこを見ても絵になりますよねww
この船大丈夫なんですか?
座礁しそうに見えますけど?
しかし、どこを見ても画になる風景。
鼻歌が出るのも分る気がします。
新大久保の町並み散策では鼻歌は出ませんでしたww
でも、笑いが出ましたけどねww