「授業後記 vol.179」
私が作る英語の教材には、バラエティーに富んだ人物名が列記されていますが、理由しては、特に日本で暮らす子供たちは、海外の人物名を知らない傾向にあるからです。
例えば、
What Japan relally needs now is a leader like JFK. (今、日本が必要とするもの(人物)は、JFKのような指導者である。)
といった文を中高生の授業で扱ったところ、生徒の全てが、JFKが何を示すのかを即答できまでんでした。
ということは、likeの後の名詞が、単純にhimであっては、知識を涵養できなかった訳であって、JFKにして正解であったということになります。
JFKを知るということは、assassinate(暗殺する)、Dallas(ダラス)、Central Intelligent Agency(中央情報局)を知るということに繋がりますし、授業は単なる例文解説ではなく、別の意義を持ち始めます。
単なる例文解説であれば、私の浅学な知識を披露するよりも、FORESTであれ、ロイヤル英文法であれ、すばらしい文法書を訓読すればよいのです。
授業は別の意義を持ってこそ価値がある。
別の意義とは、知識の涵養に他なりません。
私のところで学んでいながら、JFKを知らなかったでは、私に講師を名乗る価値はありませんから。
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