「続留学体験記 vol.75」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2010-11-30 15:41:58 | 受験

「続留学体験記 vol.75」

Los Angelesの大学で地学の講義を受けていたときの話。

確か教授の名前はBRUCEなんとかだった思うが、当時(16年前)のアメリカ人学生の学力低下を憂い、国名の小テストを実施したのを覚えている。

大学で、国名の小テストである。

「冗談キツイなぁ」と当時の私は思ったものだが、現在の日本の状況に照らし合わせてみると、全く冗談ではないことに気がつく。

ここ数年の指導状況を吐露してみるが、中学受験を経験していない生徒の半数近くは、この小テストに疲弊してしまうだろう。つまり、国名は愚か、都道府県名も挙げられないほど、日本人の子ども達の学力は低下しているのである。

一介の講師である私が国策に言及するつもりは毛頭ないが、当は、その状況を知ってか知らずか、教育分野に資本を注入したそうだ。(本当かどうかは分からないが、先日観たテレビで誰かがそう言ってた)

されどアメリカである。

不況下に教育に投資をする。全うであると同時にドラスティックな策略である。

BRUCEなんとか教授は、やはり教授だけのことはある。その小テストの背景には、しっかりとメッセージが込められていたであろう。

当時チャランポラン学生であった私は知る由もなかったが...

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「高校合格後の指導 vol.74」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2010-11-29 09:45:06 | 受験

「高校合格後の指導 vol.74」

いつだったか青山学院高に推薦合格した女の子を受け持っていた時の思い出話である。

青山学院は、推薦を実施しているとは言えども、倍率が高く、問題の難易度もそれ相応なので、推薦入学を根拠に指導に当たるのではいささか心もとない。そこで、推薦希望と言えども国立・早慶レベルの問題をガシガシ解いていく訳だが、その甲斐あって、晴れて合格を勝ち取った。

合格はさて置き、関心したのはその後の過ごし方である。

一概には言い切れないが、大学付属校の授業は温いのが一般的である。また、それが付属校のメリットともいえるが、私も付属高に通っていたので、その辺の事情はよく分かる。

しかしながら、指導が温いとは言えども、生徒自身が油断してしまっては、元も子もない。合格後の暫くはのんびりもいいが、のんびりし過ぎてしまうと、今度は志望学部を選べないばかりか、大学進学も危ぶまれてしまうからだ。付属大学への入学基準は、高1~の成績が全て根拠となるので、油断禁物である。

さて、その子の合格後の過ごし方であるが、一般受験生と同じように残りの授業に欠席なく参加した上で、私の個人的な課題にも意欲的に取り組んだ。私の課題と言えば、大学の入試問題から長文を抜粋したものである。

この指導法には、勿論、根拠がある。

要は、付属高では、手取り足取りの指導は期待できないし、付属高に合格しながら、予備校や塾通いもなんである。いままで、塾に散々投資してもらったのだから、高校からは、自力で学ぶ。それゆえに課題は、大学の入試問題なのである。

その子は、その課題を苦ともすることなく、卒業までの期間、大学入試問題と向き合っていた。授業で鍛えられたのだがら、その位できて当然と言えば当然であるが、このことが、私にとっては彼女の高校合格よりも感慨深い思い出となっている。

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「小6作文対策講座 教案 vol.73」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2010-11-27 16:38:21 | 受験

「小6作文対策講座 教案  vol.73」

 

日産がやってくれました。今度発売される日産車「リーフ」は、1リットル当たり約42キロ走行可能とのこと。なんと、私のスクーター(つい最近盗まれてしまったが)より燃費性能が上なのだ。

まぁ、それはさて置き、車の燃費性能がここまで進化を遂げるとなると(今後も技術革新は加速するだろうが)近々にも物流革命が起こることはまず間違いないだろう。

早朝、中部地方のとある村で採れた野菜が、昼過ぎには、東京の八百屋に並ぶ。しかも、流通コストが下がる分、消費者もその恩恵を受けることができる。国内産の野菜の需要が一気に増す。そうとなったら、現状の耕地面積では、供給量に不足をきたすであろうから、耕地面積の増大と農業に従事する方の絶対数を増やす必要がある。

思いつきのシュミレーションだが、何か面白そうだ。

それでは、君達(小6生)は、この「燃費性能の向上」をヒントにどんな仕事をしてみたいと思うだろうか。現在ある仕事をより発展させるもよし、新たな職を創造してもよし、発想は自由にしてよいが、そのメリットとデメリットをそれぞれ2つ挙げること。議論も自由にしてよろしい。

全て出揃ったら講義は終了とし、その内容を800字以内にまとめることを宿題とする。                                                 

さて、これをやり遂げるとなると、一定量の知識が要求されるのだが、何せシュミレーションは面白いだろうから、これを仕上げる過程で得た知識事項は暗記学習とは違い、すんなり吸収してくれることと思う。

てな感じですが、小学生の授業こそ難しい。集中力もさることながら、モチベーションの維持に配慮し、勉強の面白みを常に訴え続けなければならない。

我慢が利く中高生(笑)とは、訳が違うから、教案も練りに練らなければならないのだ。

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「公立中高一貫校作文 vol.72」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2010-11-26 09:07:24 | 受験

「公立中高一貫校作文講座 vol.72」

問、 少子高齢化社会の是非を問う。肯定の立場で意見を述べよ。

(公立)中高一貫校受験生が受講する作文講座で、実施するテーマの一つをご紹介。

少子高齢化社会は、経済の発展のために非とされることが多い。しかし、現在まかり通っている論が正しいとは限らない。何事にも疑いの目を持ち、自らの論述を展開する。そして、その論述が正しければ、今度はそれが正解となる。

これは、社会で生きていく上の術でもある。

自分が「これ!」と思った仕事でも起案でもいいが、それを実現させるためには、少なからず、それに賛同してくれる人をつけなければならない。賛同者は、上司であり、同僚であり、融資を期待する銀行家でありと、多岐に及ぶ。

「少子高齢化社会は、大歓迎である」などとは、マス・メディアを通しても、余り聞かない意見だが、そう言った自論もなければ、物事の是非など問えるはずがない。疑いの目を持ち、鵜呑みにすることなく、先ずは否定から物事を推察する。特に、生徒(若年者)には、こういった元気が必要ではないだろうか。

「作文」とは、入試の選抜のための手段として、広く認められているが、そもそも、その行為こそに意義がある。生徒諸君には、元気のある、魂がこもった作文を期待する。

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「受験 親の心構え vol.71」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2010-11-25 09:47:28 | 受験

「受験 親の心構え vol.70」

 

親が変わる

から、

子が変わる。

 

受験をきっかけとするのもよし。

 

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