goo blog サービス終了のお知らせ 

「作文指導 vol.201」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-07-17 06:18:09 | 作文

作文を指導する際に最も注視していることの一つに、「目的語を明確にさせる」ということが挙げられます。

日本語の会話では、目的を明確に言わなくとも、目的が伝わることが多いため、目的語を省いて会話することが多いようです。

例えば、「これ(を)食べる」と問いかけられた場合、「うん、食べる」で用は足りますね。

しかしながら、これは、臨場感のある会話の中でこそ有効なのでありまして、作文でこれをやってしまいますと-----読み手の全ては、この臨場感を持ち合わせませんから-----言わんとすることが、ぼやけてしまいます。

ですから、目的語を省くことが、日常化している日本人ならばこそ、作文での目的語の使用法には、十分な注意を払うことが必要となります。

目的語とは、「~を」や「~に」のことです。

作文では、特にこれを気をつける。日常会話でも意識して使う。自分の意思を正確に伝えるために重要な表現法の一つです。

補記: 英語は、目的語を多用する言語です。アメリカでは、討論や作文を重要視する傾向にありますが、言語的な背景が少なからず、影響しているのでしょうか。

受験・進学相談はお気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL 

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「作文指導 vol.200」東武練馬 北町 塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-07-15 09:44:22 | 作文

作文には、様々な種類があります。自由に書くのが基本ですが、人が目を通すとなると、話は全く別物となります。

例)部長、今月の売り上げをかなり上げることができました。

上の文では、意味は通じる様で通じませんね。

①主語がない

どの程度、売り上げに上がり幅があったのか数値で示されていない

③今月の売り上げが、何と比較して上がったのか、根拠がない

④かなり(非常に、とても等)は、主観的な表現で曖昧である

以上の四点を以って、校正が必要となります。

人によっては、堅苦しい話(笑)かもしれませんが、考課の対象となるテストや会議等で、この様な表現は、不適切となりますから、普段から、言葉を大切にしなければなりませんね。

受験・進学相談はお気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL 

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「人権 vol.190」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-06-23 19:46:02 | 作文

 

今月は、人権をテーマに、小学生は、あれこれ考えています。

特に、その中でも、差別について言及していますが、理由は、大人の多くは、それを子どもに話したがらないからです。

差別そのものを話すことは、「危ない」ので、一般的にタブー視されます。

しかし、それでも、やはり、現実を知らないことには未来は、描けませんから、避けて通ることはできません。

公教育ではないからこそ、すべきことがたくさん私には、あります。

そう思って今日も差別について話をしました。

 ◆受験・進学相談は お気軽に◆

 受験英語 PREP SCHOOL

 東京都練馬区北町1-28-18

 tel: 03-6909-7624

 e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「作文は内容 vol.180」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-06-04 14:10:54 | 作文

 「作文は内容 vol.180」

先進国の中でも日本の女性の就業率は低いと言われますが、なぜ低いのでしょうか。

これは、一般的な中学受験社会の問題です。

さて、この問に答えるためには、背景となる知識が必要なのですが、模範解答を教えて、解答できるようにするのは容易であります。

そして、この問に答えられたとしても、それは、単に覚えていた知識をアウトプットしたに過ぎず、子らの学力との相関関係はありません。

ですから、私は、模解を教えたくない(一応、教えますが...)ので、今回は、この問を考えるための基礎知識のみを提示し、子らにあれこれ考えてもらえればよいかな、というスタンスで授業を試みる予定です。

 

◇高等教育(専門学校、大学以上の教育)を受けた女性の就業率(%)

1.ノルウェー 89% 2.スウェーデン 88% 3.イギリス 86% 

 29.日本 66% 30.韓国%

※経済協力開発機構加盟国30か国中

 

さぁ、このテーマを扱うに当たって、何回の授業が必要とされるでしょうか!?

内容の詰まった作文を書くとなれば、とても根気のいる作業となりますね。

 

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする