ハノイでは中国が、ホーチミンでは日本が建設
しています。ハノイの方は2021年 8月から運用を
初めていますが、ホーチミンの方は来年年早々に
運用が始まるようです。
ベトナムでは市内交通手段として、主にバイク
が用いられており、最近は交通渋滞や大気汚染が
問題となっているため、地下鉄の建設が行われて
いるのです。
ハノイの方が一足先に開通したために、多数の
市民が利用しそうなものなのですが、実際の利用
の頻度は高くなかったそうです。当初の乗車率は
6.3% と低迷していましたが、今はそれなりの人が
利用していそうですよね。バイクより楽ですから
ね。
当初人気がなかったのは、工事中にいくつかの
事故を起こしていたのが影響したのでしょうが、
元々中国には反発している人が多いのだそうです
から、そのせいもあるかもしれません。
さて、ホーチミンの方ですが、既に車輛は日本
から搬入されており、年内に開通するようです。
試運転の際の市民の反応が大変良かったのですが
実際に開通した際に、果たしてベトナムの人たち
はどのような反応を見せるのでしょうかね。
また、南北に長い国で、ハノイーホーチミン間
に日本の新幹線を導入したいとの意向がベトナム
から伝えられています。
なにせ南北に長い国ですから、多大な建設費が
掛かりそうですが、はたしてどうなることやら。
中国は”一帯一路”に躍起になっていますが、どう
この圧力を、ベトナム政府は排除するのでしょう
かね。
なお、在来の鉄道線路は改修して、貨物専用に
する意向なのだそうです。新しい鉄道は、日本の
新幹線のように旅客専用とするため、他の列車が
混在しないようにするようです。その方が安全に
運用できますからね。
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