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権利と義務②

2023-02-21 16:19:57 | 日記
前回の続き。前回は私みたいなオヤジどもが、こっそりとやられてしまう「個人情報荒らし」について。
それで調査結果に問題が見つかれば、その正義も幾分か貼り付けられるが、全く問題なかった場合に。
荒らした個人情報を故意に第三者に漏らしたり
うっかり口を滑らせて露呈したりして
個人情報を暴露した場合

「個人情報の守秘義務違反」となる。訴えられる案件になるという事だ。

だから私はSNSが便利になろうが、リアルにつながれる人の個人情報は荒らさない。特に匿名性の高いコンテンツでの発言は追わない。
近い人かと思えば、もう読まないようにする。自分が「ついうっかり」をやらかしやすい人間だからだ。

前回はそこまで語った。知る権利はあるけど、それは同時に本人の了解も得ずに扱ってよい情報の類ではない。なら、何も問題なかった場合に、調べた側は調査した内容の一切を生涯漏らさない義務が発生する。

今回は「もし」

「守秘義務を守れなかった場合」つまり「当人に察知された場合」という最悪のケースを語る。

私自身が今、職場連中が個人情報荒らしを何度も察知していて。
それを訴えていない状態なのだ。つまり。当人に察知された場合に訴訟に発展する恐れが高い。

当人たちは軽い気持ちだったのだろうが。

しかしこうしてバレた以上。
とても当人たちと仲良く続けられる気がしない。正直に言えば「気持ち悪い」のだ。

全く問題行動もせず。特に親しいわけでもない。たぶん、興味本位で盛り上がって悪戯半分で調べたのだろうけど。
それを当人に察知された場合。

物凄く気分悪い。それが正直な意見だ。こちらからすれば犯罪者集団に等しい。
なので会社を即刻辞めていただいて、目の届かないところで生活していただきたい。
そう感じているし、それも無理からぬ感情だ。おぞましいとさえ感じる。

これが私が、まあ。可愛いか弱い美少女でさ。ストーカーにSNSを追跡されて本人特定されて情報を垂れ流されたら?
それは勿論、記事になる大事になるだろうし。当人も刑事、民事の両方で処罰されるだろう。

これが逆転してさ。おじさんが被害者になるとさ。とたんに「我慢しなよ」って話にすりかえられる。
なので世界は最初からどこまでも「男女不平等」だし。均衡など、どこまでも保たれてはいないのだし。差別は事実こうして存在する。

美少女もおっさんも。等しく「おぞましい」と感じているが。
おっさんは「黙れ。我慢しろ」で片づけられる。

しかしやった事は相手が何者だろうが、おぞましさでは等価であり、それは不変だ。
泥棒が美少女でも不細工でも。罪の重さは変わらない。外見の美しさで勘弁されるのは、社会の特徴ではあるが。

それで罪が軽くなったケースはない。ここが案外、勘違いする部分なんだろう。

私個人の正直な気持ちでは。
関係者は全員。膿を社外に追い出すという意味で。
即刻、会社を辞めて出て行ってもらいたい。そういう強気で居られるのも、普段からチキン過ぎて何もしない性分だから救われたのだ。

なので。チキンだから。察知しても押し黙っている。
とんでもなく「気持ち悪い」と感じているが。

まあどうせ。こういった事をやらかす輩はいずれ。また別のもめ事を必ず引き起こす。
その時に進退問われるだろう。
それまでは粛々とするだけだ。放置していれば、きっと必ずまた別の罪を犯す。


権利と義務

2023-02-21 08:34:08 | 日記
さて昨今。私はそんな魅力的な男性ではないし、むしろ侮蔑的な意味をこめて「親父」と形容される側の中年男性で。
なのでまあ。割と平気で個人情報とか荒らされる側でもある。割と女子だとか平気で検索して荒らす。それは「自分が弱いから、自衛のために必要なこと」なのだろう。
信用できる人間なのかどうか。調べて知りたいだとか。そういう気持ちからなんだろうけど。

被害者意識の大きい女子だとか。被害妄想の強い人間が特に個人情報荒らしは平気でやる。
そしておかしな妄想を膨らませて、物陰で笑い話にしてさ。

結局。ただの妄想に過ぎないから、その事で人の信用を勝手になくし始めて、いつか孤立する。

何人もそういった人間を黙って見送ってきた。彼ら、彼女らの理屈は「私たちは弱いのだから、自衛する意味で個人情報を荒らしてまで調べる権利がある」というもの。

この考えの重大な落とし穴はさ。

「権利」についてなんだ。権利ってどういう事かわかる?「公的な力」の事だ。もっと酷い形容をすれば「公然の暴力」でもある。
なので。権利が暴力にならぬよう。健常であれば求めた権利には当然、何かの義務がセットで支払いを求められる。

例えばこの国で「自由」を手にするためには、当然、日本国憲法も守るし、国民性にも従う。税も収めるし色んな不自由も受ける。
自由に生きるために、ある程度、国民としての義務を果たす。それは日本以外の国、全てでそうだ。

「タダより高いものはない」と昔から言われるのは、結局無料で得た、あるいは労力に対して過分な報酬は結局、遠回りで自分の首を絞めるという事だ。
それも冷酷な方程式だ。

権利の要求は個人の自由だが。
要求した権利に対し、何がしか対等の義務を支払わなければ、その権利を行使した事はいずれ、遠回りして自分の首を絞める要因になる。

なので「弱いから他者より過分に自衛する権利がある」という理屈で言えば、等価の義務とは何だろう?って事で。
それを誰もが真剣に考えない。求める側も、認める側も。そこんとこは面倒だからどうでも良い。それが日常だから。

弱いのだから。過分に自衛して。他者を攻撃しても良いという人間は等価の義務支払いを断り続けた結果。
人生そのものが不幸のレールへと脱線してゆく。

弱者は守られる権利がある。だから国では定めるところの国民としての義務を守れば、この国では生活保護を受ける権利がある。
だけど、それ以上に守って欲しいと権利を要求した場合に。

じゃあ。あなたは何の義務を果たしますか?その部分が適正であれば、その権利要求は通るが。
少しでも足らなければ。

それは要求した者の人生に暗い影を落とす要因へと変わる。

例えばさ。この国で女性が勝手に妄想を膨らませてさ。勝手にナイフを護身用に購入し、隠して持ち歩いているとする。
そしてある日、それを他者に見られたりした時にさ。見た人がその女性をどう評価するだろうか?まともとは思われまい。
治安の悪い国であれば、護身用に自衛武器の所有は権利として認められているが。
この国はそうじゃない。
治安は先進国でも良好なほうなので、護身用武器の所持は「過分」に該当する。

なので個人情報荒らしをした場合はさ。荒らした情報の「守秘義務」が当然発生する。
それは「ついうっかり」漏らす事も厳禁だという事だ。「うっかり」する人間なら、個人情報荒らしは止めたほうが身のため。
荒らした結果。何か問題となる事の一切が確認できなければ。
荒らした情報の一切の開示は禁じられるし、漏らした瞬間に守秘義務が破られる。
つまり調べた後の人生、知らん振りを続けなければ、途端に自分の首を絞める要因に変わる。

綺麗さっぱり忘れる力がないのなら、要らん事を調べるのは不当権利だ。

なのでちゃんとした探偵って奴は、得た調査結果の守秘義務を何よりちゃんと守る。
ついうっかり。第三者に漏らすようなら興信所として三流以下だ。

特に問題がないと確認されれば尚更だ。それは「過剰防衛」をしたと同じ意味を持つのだから。
噂でも、揶揄でも、薄ら笑いも浮かべたら終わり。

もし露呈したが最期。内容によっては「個人情報の守秘義務違反」に問われる可能性も出てくる。

なのでSNSだの何だので。
私は誰かの情報を荒らすという事はしない。リアルで関係者なら、むしろつながらない。
個人情報は知らないほうが身のためだ。私は粗相をしがちなので、それが一番の自衛となる。

ついうっかり、それをやらかす自覚があるのなら。
要らん事は知らないほうが身のためだ。