ぽたりんぐぅ な日々。

電動アシストフォールディングバイク tern「VektronS10」のススメ

大阪府堺市にあるミニベロとスポーツバイクショップ「自転車処ぽたりんぐぅ」です!
ミニベロを中心としたカスタム・改造はお任せください!!
定期的にイベント開催中!!

2018年春に発売予定のtern 「VektronS10」 をちょっとご紹介。
細かい部分はHPを見てもらえばと思うので、「ぽたりんぐぅ」的な視点でちょっとおすすめポイントを!!

tern「VektronS10」HP → http://ternbicycles.jp/2018/products/Vektron/


フォールディングスポーツバイクのカテゴリーで外すことのできないブランドに成長した「tern」


人力100% + モーターアシスト200% =合計300% のパワーを支える専用フレーム。


油圧ブレーキのパイオニア「MAGURA」社製の油圧ディスクブレーキがアシストされたパワーと頑丈なフレームをきっちり制動。
※写真は実際の仕様とは違う場合があります。


ヨーロッパ市場で洗練されたBOSCH製のドライブユニット。アフターサービスも万全の体制。

「VektronS10」はドイツBOSCH社製のドライブユニットを搭載した電動アシストバイク。
中でも珍しいスポーツフォールディングバイク(折り畳み自転車)です。

24Km/h制限などの法的制約はあるもののユニットの特性をスポーツ走行に特化させたドライブユニット搭載で
本格的なスポーツサイクリングが可能です。

実はフォールディングバイクこそ電動アシストバイクが最も活躍できるカテゴリーのひとつです!





スポーツフォールディングバイクが 電動アシスト化に最も適した理由 

1、ストップアンドゴーの続く街中で利用するケースが多い
電動アシストスポーツバイクが最も強さを発揮するのが、登り坂とストップアンドゴーの多いシチュエーション。
自転車に乗るときに最もパワーが必要な局面は?と聞かれると、登り坂、向かい風、と続いて発進時が上がると思います。
物理的に速度0の物体を動かし始めるのは大きな力が必要です。
そしてもう一つは、コーナーからの立ち上がり。減速してしまった自転車を再び巡航速度に持ってくるのにも
実はとても大きな力を必要としています。
折り畳み自転車が活用されるシチュエーションでは、発進時とコーナーからの立ち上がり時へのアシストがとても効果的です。


2、ロードバイクやクロスバイクのように高速走行を想定していない。
もともとフォールディングバイク(折り畳み自転車)は走行性能の面で物理的にロードバイクや、クロスバイクにはかないません。
電動自転車には法律上24Km/hでアシストがストップする制限があるので
ロードバイクやクロスバイクに電動ユニットを積むのは実は非効率的です。
(少しトレーニングした人であれば24Km/hなんてすぐに到達してしまいます。)
さらに10km/hを超えるとアシストパワーは減少していく仕組みになっています。
ですから、巡航速度域の高いロードバイクやフラットバーロードなどではメリットを消してしまいます。


3、極端なロングライドも想定していない。
2の話と少し重複しますが、そもそもフォールディングバイクで何十キロも走る人は比較的少ないと思います。
(性能的にはできないことはないですし、それはそれで楽しいのですが)
例えば20kmのコース(スタートゴールが同じところ)を走る中で電動アシストが必要なヒルクライムがどれくらいあるのか?
登った分はくだらないといけませんし、しまなみ海道や淡路島一周、琵琶湖一周なども厳しいヒルクライムがあると同時に
フラットで気持ちよく走られる部分も多いのです。
ですから、「ヒルクライムが楽ですよ!」と言ってもそれ以外のシチュエーションではただの重い自転車に成り下がります・・・
たぶん、ロングライド主体の遊び方の人に「ぽたりんぐぅ」では多くの場合に電動アシストスポーツバイクはお勧めしません

4、折りたためることで自動車との連携がしやすくなる。
折りたためる事で車載時のスペースがぐっと小さくなるのがフォールディングバイクの魅力です。
一つの遊び方の提案として、やはり「車 + 自転車」というスタイルが非常に快適です。
特に日本の観光地は山岳部にあることも多いので車で観光地まで行って周辺を散策したり、
サイクリングするなんて遊びには電動アシストスポーツフォールディングバイクは最適なのです。

ただし、重量は決して軽くはありませんので電車輪行は少し覚悟がいりますが・・・


5、室内保管に適している。
電動アシストスポーツバイクは非常に高額になります。
車体はもちろんバッテリーも非常に高価なものです。フォールディングバイクの最大の特徴である「折りたたみ機能」を
活かしてやれば室内保管や自転車通勤などの際もオフィス内で保管ができたり、
旅行先で食事に入った際もお店によっては店内に置いてくれたり(当然お店の方の了解が必要ですが)する場合もあります。
防犯性の面からも盗難などのリスクから守ってやりやすいバイクと言えますね。
また、バッテリーも極端な高温、低温に対しては弱い面があります。室内保管だとバッテリーの劣化も最小限に抑えられますね。
もちろんタイヤやグリップなどの部品も紫外線から保護してあげられますし。


以上が「ぽたりんぐぅ」的に電動自転車をお勧めする理由のベスト5です!
逆に言えば、すべての自転車が電動アシストになれば幸せかというと絶対に違います。
「アシスト機能でロングライド楽ですよ!」「ヒルクライムが楽ですよ!」だけで選ぶと
失敗するのも電動アシストスポーツバイクです。こう言うセールストークは要注意ですよ!

ご自身の遊び方と照らし合わせてぜひご検討ください!!


tern「VektronS10」試乗会開催!!
日時:2018年3月5日(月曜日) ~ 3月11日(日曜日)
場所:自転車処ぽたりんぐぅ
※試乗をご希望の方は事前にご予約下さい。電話、メールでお願いします。
※試乗の際には運転免許証や保険証などご本人確認のできる証明書をお預かりさせていただきますのでご了承ください。




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