PLAÇA DO COMERCIO (商事広場)
東京からパリまで直行便で12時間
パリからリスボンまで3時間
ポルトガルはとっても遠い
でも。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/6e/34504f9f27de9401bd77ac42ca340d5e.jpg)
見覚えがありませんか?
そう、天ぷら
日本でもマクドナルドがやっと入ってきたかどうかという頃
ポルトガルでは
狭い間口の店頭のショーケースに天ぷらが各種
店内は細長くカウンターで、指定した天ぷらを丸パンに挟んでもらって
食べたりテイクアウトしたりしてました
ファストフードのポルトガル版でした
ポルトガルでは
狭い間口の店頭のショーケースに天ぷらが各種
店内は細長くカウンターで、指定した天ぷらを丸パンに挟んでもらって
食べたりテイクアウトしたりしてました
ファストフードのポルトガル版でした
今でも、パン屋さんのケーキの陳列ケースに、必ずあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/45/850b239023ba33bdc5d971062cc916f5.jpg)
これもパン屋さんやケーキ屋さんによくある
『コルネ』
実に懐かしい
ただ日本と違って
中身は卵黄だけで作くる甘くこってりした濃厚クリーム
外側もお砂糖がたっぷりまぶしてあって
お菓子は「甘くない」から美味しい
という世界でも類のない日本の思考とは違って
王道を行く美味しさ
スペイン中央部を例えばトレドを流れてポルトガルに入る Tajo(タホ)河
ポルトガルに入ると Tejo (テージョ)河と発音は変わり
リスボンでは入江のように広々とたゆたって大西洋に注ぎます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/27/d87c423e0a73f5ec2579a9ebeadb748e.jpg)
4月25日橋
上を車が下を電車が走る二階建てのこの橋が架かるまで
対岸との往復はフェリーでした
今でも30分おきくらいで運行されているはず
フェリーで対岸からくると
この橋の右のほうにある港に着きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/21/59ded4e1d4b8dd9d39cdb5b76c875be1.jpg)
橋を
車と電車とが渡っている
渡り終わって
川の流れに沿って(左方向へ)しばらく走ると
街の表玄関「商事広場」Plaça do Comércio です
いかにも「大航海時代」に世界中を取引して財を成した国の首都らしいですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/76/356abfa1b62dadf5d69f0b04822cf15c.jpg)
18世紀後半国王の信任を一身に受けたポンバル侯爵は
王国宰相に任命されるや、啓蒙君主的大改革を敢行
ポルトガルを一気に近代化します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a9/754df176d22f839da3fdc7a2a4e27991.jpg)
そのポンバル侯爵の銅像の背後の「市門」の前を
古色蒼然たるレトロな路面電車がのんびりと走ります
その門の奥一帯が
1755年11月11日の大地震とそれに続いた津波で破壊され尽くした
街並みを
侯爵自らが一から完全に再建した地区『Baixa』
その一角に
ギュスタヴ・エッフェルの影響を受けたフランス生まれのポルトガル人技師
ラウル・メスニエが建てた鉄塔があります
背後の高台に登るエレベーターです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2f/67f2179e4d0b257ca2ca478c8639394d.jpg)
1901年に建設されて今でも現役です
ところで
リスボンの名物はテージョ河に沿っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/76/02b7950cce5183b343fba96748bbcf62.jpg)
コメルシオ広場から西に
サン・ジェロニモ大修道院
次に、写真中央が大航海記念の『発見の碑』
その左奥が、『ベレムの塔』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/17/792e729aa7600534316fb9440b9ea439.jpg)
サン・ジェロニモ(聖ヒエロニムス)大修道院
内部の修道院大聖堂の中に
大航海時代を支えた『ヴァスコ・ダ・ガマ』のお墓があります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/80/f1b38f1f09d7a5d9f48174025304f803.jpg)
そして
大航海時代を顕正する『大発見記念碑』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c1/e49848d10417ce80ba63af9690157d16.jpg)
先頭で船を抱いて大海原の遥か彼方を見つめる『エンリケ航海親王』
その背後からエンリケを支える『ヴァスコ・ダ・ガマ』
それに続く多くの航海者たち
その次の『ベレムの塔』は
かつてリスボンの港を守る砦であり税関でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ef/86cb4f5c824cee376322d9c87ecdc169.jpg)
いかにも絵に描いた様な
ポルトガル的お城の典型かもしれません
ジェロニモ修道院の方へ少し引き返し
その奥に「馬車博物館」があります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/24/ae1a995ee453f56a3a4894561f92c1e1.jpg)
いやはや
すごい数の馬車が
絢爛豪華大規模車輌からご婦人一人で操る小型車まで
よくもこれだけ
ところでポルトガルの歴史と文化に欠かせないのが「絵タイル」です
藍(アズレージョ)の絵柄から始まった様で
一般的に「アジュレジョス」と呼ばれます
先ほどのコメルシオ広場の方へ引き返し
さらにもっと先の港と中央駅を通り越してやや上り坂の上
かつての貴族のお屋敷を博物館にしてあるのですが
中は凄いの一言
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5b/5c6cb13a6ca3274d0163b46b63760c51.jpg)
これぞ典型的アジュレージョ
外壁全体がこの藍の手描き絵タイルで覆われた教会が
そこかしこにあるのがポルトガル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f6/7edd691d439ff44186ae9250b12c4a27.jpg)
こちらは
より多彩な絵画的手法のタイル
ポルトガルは見所が多く先が長くなりそうなので
各回は毎回簡単にまとめてご紹介することにしようと思います
次回をご期待ください
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