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好奇心旺盛な長年の体験で、行って、見て、食べて、泊まった素敵な世界を、皆んなにちょっぴりお裾分け...

ブルターニュ紀行 53 < ブリエール自然公園 > ラ・ロッシュ=ベルナール から 南の広大な湿地帯

2021-06-04 00:30:55 | 素晴らしき世界/フランス/ブルターニュ
巻頭写真 : 『ブリエール自然公園』一景

海と信仰とケルト文化と古代巨石文明と
フランスにあってフランスではない異世界を巡ろう
53



「ルドン」から
さらに「ヴィレーヌ川」を40km遡ると
東ブルターニュの二つの首都の一つ『Rennes レンヌ』に至るが
そこは後にとっておいて
ラ・ロッシュ=ベルナールのすぐ南に広がる広大な湿地帯
『Parc Naturel Résional de Brière ブリエール(州立)自然公園』を訪れよう

Map by ⒸGoogleMap

地図左上の端「Billier ビリエ」が先回ご紹介した「ペン=ラン岬」の起点
そこから「ヴィレーヌ川」を遡って「ラ・ロッシュ=ベルナール」が見える
地図の中央を大きく占める濃い緑の部分が「ブリエール自然公園」



詳細に見ると無数の池や沼と水路がある


相当広大な池もあれば


狭い狭い路地のような水路もある







野鳥もいれば


家畜の山羊も


馬も


野生のイノシシも生きている




もちろん漁師さんたちも居るし


群生する葦も


まばらに生える葦も


まだ青々とした葦も







刈り取られた葦も


葦で作った簡単な狩り用の屋根組みも


頑丈な葦小屋も


半恒久的な葦の小屋も



 飼料用に束ねた葦もある



もちろん船も沢山










そして多くの観光客も





観光客を案内するのは
必ずしも船に限られるわけではありません


さらには
人間と動物との



共存共栄も

そしてそれらを可能にする


清掃作業もしっかり行われています

この広大な沼沢地には
「Ile 島」と呼ばれる一かたまりの土地があって
その中にはブルターニュの「Chaumiere 田舎風家屋」が多く集まり
別荘地として好まれています

その中の一つ『Ile de Fédrun フェドラン島』


正確には島ではないのです
でも陸路は二本の道路からだけで周囲は水路に囲まれている
そして
中を一周する道があるだけで
その道の両側に家が並んでいて
人工的に造成された分譲住宅地みたいに整備されている

この「フェドラン島」を中心に
この辺りに残っていて完璧に修復されているブルターニュの田舎風民家を
いくつか挙げておきます















もちろん
時代を経たものもあります


納屋とか



昔の村民の共同パン焼きカマド

そして
ブルターニュですから当然ですが「ドルメン」もあります

『dolmen de Kerbpourg ケルブールのドルメン』


真っ平らに近い湿地帯ですが
このドルメンはやや高いところにあります






このドルメンのすぐ近くには
素敵な風車もあります

『Moulin de St-Lyphard ou Moulin de Fées』
「妖精の風車」という愛称で呼ばれる「サン・リィファールの風車」

そして更に「塩田」も

Photo by Ⓒtourismebretagne

このような海に近い部分は当然塩田になります




塩田に関しては
この「ブリエール自然公園」地帯の南西の端っこに
世界に冠たる銘塩を産する『ゲランド』がありますが
そこは次回にご紹介しましょう

とにかく
絵のように美しい光景です






Photo by ⒸLoireAtlantiquetourisme
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