#紫式部ひとり語り 新着一覧

B16 紫式部日記 故定子とその後宮が愛され続けるのは、『枕草子』の力
紫式部には分かっていました。故定子が亡くなられてもう十年の歳月が流れるのに、一条天皇だけでなく誰もが定子を忘れず、いつまでも懐かしむのか。故定子があれほどまでに悲劇的な境遇にあったに...

B15 紫式部日記 一条天皇の長男(母親は故定子)の後ろ盾、伊周(これちか)死亡
1009年十一月二十五日、中宮彰子は第二子の親王をお産みになりました。前年に引く続いて...

B14 紫式部日記 中宮彰子が一条天皇に捧げる新作追加の『源氏の物語』豪華本を制作
1008年は『源氏の物語』にとって特別な年でした。あの藤原公任(きんとう 小倉百人一首で...

B13 紫式部日記 内裏の盗賊事件と変わってゆく紫式部
実を言えば、中宮彰子のもとで能力を認められていると感じ、中宮彰子を支えたいという気...

B12 紫式部日記 中宮彰子無事に皇子を出産
道長は中宮彰子の頭頂部の髪を少しだけ削ぎ、形ばかりだが出家の儀式を施しました。万が...

B11 紫式部日記 中宮彰子お産始まる 大騒ぎの物の怪調伏(ちょうぶく)
九月九日は重陽の節句です。前夜から菊の花の上に綿を置いて香と露を含ませ、朝方それで...

B10 紫式部日記 中宮彰子お産近づく ― 秋のけはひ入り立つままに
紫式部は、中宮彰子のお産につき諸事を書き留めておくように命ぜられました。もしも皇子...

B9 紫式部日記 中宮彰子のための教材は「新楽府」『白紙文集』は白居易作の詩集
中宮彰子が紫式部に『白紙文集』を読めと言われたのは、それが最も世間一般に知れ渡った...

B8 紫式部日記 中宮彰子が紫式部に漢文の講釈を乞う
紫式部に漢学素質があるのは、事実だから仕方がありません。学ぼうとした訳ではないのに...

B7 紫式部日記 中宮彰子の懐妊 一条天皇が『源氏の物語』の作者紫式部を評価
1008年春、中宮彰子は懐妊された。999年十一月の入内から丸八年余を経て、初めての懐妊で...

B6 紫式部日記 つながる心 親友の姉妹小少将の君と大納言の君
やがて紫式部には、少しずつ彰子後宮のことが見えてきました。職場の友達もできました。 第一の親友になってくれたのは、小少将...