続・スプートニク的な日常。

気分次第で気の向くまま。
ひたすらにフツーな日常を綴る隠れヲタのブログ。

青の祓魔師7・8巻。

2012年12月18日 10時05分43秒 | ★漫画ネタバレレビュー

昨日飛び込んできた、来夏に『週刊少年ジャンプ』のテーマパークが池袋にオープンするとのニュース!
ジャンプ作品ファンのアタクシにはテンションだだ上がりのお知らせヽ(*´∀`)ノ
ヲタの聖地・池袋ばんざいwww
サンシャインシティワールドインポートマートビル3階に出来るということだから
ナンジャタウンのあるフロアーだよね。
あっちは最近乙女系イベント多発だし、これでさらに集客が増えるわけですね!
裏切りのないクオリティだとさらに嬉しい。
とりあえず来年の夏休みが楽しみすぎるぜまったく(`ω´)グフフ


さて引き続き、劇場版公開記念っつーことで一人青エク祭り絶賛開催中

  ←澤野弘之氏によるOSTは明日19日発売。


【7巻】



表紙は子猫丸。
色んな意味で頑張れ子猫さんw

『京都・不浄王編』も最高潮の今巻は、ゆるキャラなはずの「おっさま」のイケメンぶりに注目。

 ←この風貌でズルイ!

祟り寺の生臭坊主と噂された勝呂の父・「おっさま」達磨大僧正。
一人極秘に何かを行っている様子の、明陀宗の頭首。

達磨が監房の燐に託した手紙には、若き日の達磨と燐の養父・獅郎との出会いが記されていた。
明陀の本尊として祀られていた「降魔剣・倶利伽羅(クリカラ)」。
原因不明の病が村に蔓延し、護摩祈祷に頼るだけだった達磨の父と達磨の前に突然現れたのは、
倶利伽羅を求めてやって来た獅郎だった。
大切に祀ってきた本尊で「子供を殺す」と言ってのける獅郎に怒る達磨だったが、
医療術で村人達を救った獅郎に、自分が信じて縋ってきたものを本気で疑い
初めて父に背き、倶利伽羅を獅郎へ渡す。
たぶん、この一度だけだったはずの獅郎と達磨の短い出会いが熱いね。
獅郎が「殺す」つもりだったのはおそらく燐と雪男だと思うんで、
「きみはきっと殺さへん」と言った達磨の言葉が獅郎の選択に影響したのかもと思うと、なんかクる。
その数か月後に起きた「青い夜」で父を失い座主となる達磨。
座主とともに父から託された『明陀の本当の秘密』、それがその後の達磨の全てとなるわけで・・・。

蝮の明陀宗への裏切り行為は、頭首・達磨への不信感から右目を守るため、明陀宗のため。
それを逆手に取って利用した藤堂が右目を手に入れ、蝮を始末しようとするその時に現れた達磨。
蝮の明陀を思う気持ちを分かっていたのか、
騙された蝮に掛けたおっさまの言葉に器の大きさを感じるよね。
迷子になったあの日のように、道に迷った蝮を暖かく包むようなおっさまの言葉にジーンときた(´;ω;`)
そしてここからが、イケメンおっさまのターン!達磨の秘密が明らかになります。
代々の明陀宗座主が受け継いできたのは「不浄王の封印」。
その封印のために使役する迦楼羅(カルラ)は、「すべてを秘密にすること」で契約出来る。
なぜなら迦楼羅は秘密によって生まれる「嘘」や「疑心」を餌として喰らうから。
だからおっさまは15年間、生臭坊主と言われようが後ろ指を指されようがニコニコ笑って、
一人で秘密を守り抜いて来たんだね・・・かっこよすぎるわ!
しかし両目を手に入れた藤堂は、それらを用いてとうとう『不浄王』を復活させてしまう。
迦楼羅とともに不浄王を封印すべく立ち向かう達磨だったが、悪魔に落ちた藤堂には力及ばず、
倒され迦楼羅を奪い取られてしまう。

一方、監房に届けられた達磨からの手紙で「降魔剣を使って不浄王を倒してほしい」と頼まれた燐だが
また我を忘れるかもしれない不安や、誰かを傷つけてしまうかもしれないという恐怖から
自信を無くし、降魔剣を抜刀出来なくなっていた。
そこへ、再度炎(ちから)を使ったことで決定した燐処刑の知らせ。
手柄を立てさせ決定を覆そうとする仲間の協力により監房から救出された燐は、不浄王討伐に向かう。
同じ頃、右目に『不浄王の右目』を入れ持ち運んだことで重症を負った蝮と、柔造の知らせにより
一人戦う達磨の援軍に向かう正十字騎士團京都出張所の戦闘員たち。
徐々に巨大化している不浄王が瘴気を撒き散らす前に討伐出来るのか。

燐の正体がバレて以降、深い溝が出来ていた仲間たちともようやく和解し深まる絆。
自分は死ぬべきなのではないか、何のために助けられたのかと
自らの存在意義を問う珍しくネガティブモードの燐が描かれてます。
これは今後もずっと燐に付いてまわる思いなんでしょうな。
それから、こちらも和解する勝呂親子。
達磨が一人で全てを背負い込み戦っていたことを知り、
子を思う親心にようやく気付けた竜士、ホントに良かったよ。゜(゜´Д`゜)゜。
竜士の達磨への反抗は、憧れていた父親だったからこそだもんね。
瀕死のおっさまから迦楼羅の「劫波焔」を継承し、燐とともに不浄王の元へ。

もうね、今巻はバッタバタ。んで、あれよあれよと展開していく巻です。
とりあえずおっさまが逝かなくて良かった・・・。
そしてラストでは、心のブレを見せる雪男に近づく藤堂が不気味。


【8巻】



表紙は燐と使い魔クロ。
クロ乗りたいよクロ!

今回は不浄王と戦いながらも、みんなが自分の内面に向き合い自分自身とも戦った巻。

要塞然と巨大化していく不浄王を前に、達磨から託された力を使い結界を張る勝呂。
しかし、燐の降魔剣は抜けないまま、不浄王は瘴気を吐き始めてしまう。
一方、迦楼羅の力を手に入れた藤堂と戦う雪男は、心の隙を突かれ精神的に追い詰められていく。
雪男が兄に対して抱いてきたコンプレックスやライバル意識。
それらを巧みに言葉で突かれ感情を揺さぶられても、なんとか精神力で跳ね返した雪男だが
藤堂の攻撃に命の危機を感じた時、突然瞳が青く光りだす。
身体の異変に気付く雪男。・・・やっぱり、やっぱりなのね(;´Д`)
藤堂は消えたものの、やられていない様子なんでまたいづれ出てくるんだろうなぁ。

放たれた瘴気の中、限界を超えて結界を張り続ける勝呂と、いまだ抜刀出来ない燐。
魔神(サタン)を倒す同じ目的の仲間としてようやく分かり合い、
信頼してくれる勝呂に応えようと吹っ切れた燐はとうとう剣を抜き放つ。
獅郎が自分を生かした事が正しかったと証明するために、
自分の居場所を自分で勝ち取るために、不浄王に立ち向かっていく。


しえみも弱い心に打ち勝って、再びニーちゃんを召喚出来るようになり。
子猫丸も逃げない強さを身に着けて、志摩くんもヘタレなりに頑張った!
みんなそれぞれちょっぴり成長したね。
この一切を、高見の見物していたメフィストと誰か・・・・・って誰だよオイ(;・∀・)
心の深淵を見つめた対照的な性格の燐と雪男は、何を見つめ、何に見つめ返されたのか。
今巻で明かされた藤堂の目的は、迦楼羅を手に入れるために達磨を表舞台に引きずり出すこと。
不浄王の復活なんかよりもっと、な何かを狙っていたとすれば雪男の悪魔落ち?
雪ちゃんはメンタル攻撃にもっと強くならないとだねえ(;^ω^)

ジャンプSQでおまけだったこの掛け替えカバーこそが、表紙で良かったんじゃ!?な8巻。
柔造と蝮がいい感じですよ(*´ω`*)
志摩さんチの柔造さんは中身まで男前と!


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