続・スプートニク的な日常。

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青の祓魔師3・4巻。

2012年12月12日 15時50分55秒 | ★漫画ネタバレレビュー

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【3巻】



表紙はしえみ。

訓練生(ペイジ)だった燐たちは晴れて候補生(エクスワイア)に。
そんな燐の前に、亡き養父・獅郎の使い魔だったケット・シー、クロの暴走する姿があった。
かつて、人に忘れ去られた寂しさから悪魔と化したクロの暴走を止めた獅郎と同様に、
獅郎を失ったクロの悲しみを、同じ痛みを持つ者として受け止める燐。
その姿を、たった一人の最強の祓魔師『聖騎士(パラディン)』だった獅郎と重ねる雪男。
やはりね、15年もの間、サタンを退けてきた獅郎は色んな意味ですごい人物。
こうしてクロは燐の使い魔になることに。
このエピソードは悲しいけど暖かくて好きです(*´∀`*)



学園内の遊園地での霊の捜索任務中に、地の王・アマイモンの急襲を受け、
降魔剣を奪われた燐は剣を解放され、悪魔の力を暴走させてしまう。
そんな燐の窮地を救ったのは、クラスメイトとして姿を潜ませていた霧隠シュラ。
シュラは危険因子である燐を調査するために、ヴァチカン本部より派遣された上級監察官であり
かつては獅郎の弟子だった人物。
彼女により、養父・獅郎がパラディンであったことを知らされる燐。
獅郎の生前、万が一の事態に燐を託されていたシュラだが
ヴァチカンの即時排除の命を受けて燐を始末しようとする。
しかし、獅郎が自分を育てたことが正しかったと証明するために「パラディンになる」、と宣言する燐に
彼を託した師を信じて処分を保留とした。

 

そして夏休み中に行われた学園森林区域での3日間の実戦訓練中、
悪魔に襲われたしえみを助けるために、思わず炎(ちから)を使ってしまう燐。
その場面に出くわした勝呂に、正体を知られてしまうのか。


クロの件にしても、シュラの件にしても・・・獅郎の人物像が垣間見える今巻。
謎多き人物ですが、その存在感と計り知れない器。魅力的なキャラです。
普段は飄々としてるただの陽気なオヤジに見える(た)のにねノ(´д`*)
抑えきれない力が暴力として出てしまう燐に、
「もっと優しいことのために力を使え」と諭すシーンが良いですね。
そんな獅郎が、燐の事を「騎士團の武器として育て飼い慣らす」と本気で言ったとは思えないよなぁ。


【4巻】



表紙はメフィスト。

燐を取り巻く陰謀が明るみに出て、ストーリーもいよいよ軌道に乗ってきたこの巻。

運よく、勝呂に炎(ちから)を使う姿を目撃されずに済んだ燐。
実戦任務への参加者選抜テストも兼ねていた3日間の合宿の課題は
仲間と協力し合わなければ達成不可能なものであり、
今まで何でも一人で解決しようとしてきた燐は、仲間がいることの楽しさや大切さを知り
自分の炎を「優しいことのために使いたい」と思い始める。

ところが、課題を達成し勝呂たちとも仲間の絆が出来始めてきた矢先に、再びアマイモンの襲撃。
仲間を救うために、燐は正体が露見することを覚悟し皆の目の前で炎を解放する。



魔神(サタン)の息子であることが知られた燐は、兼ねてより背信行為の疑いのあったメフィストの、
正十字騎士團による懲戒訊問に証拠物件として連行されてしまう。

そこでメフィストによって明かされたのは
獅郎が秘密裡に燐を育てたのは、いづれサタンに対抗する武器にする目論見があったという事実。
正十字騎士團の面々の前で、悪魔の身でありながら「最強の祓魔師になる」と宣言した燐は
半年後の祓魔師認定試験に合格することを条件に不問とされる。

魔剣に精通し、養父の弟子であったシュラに弟子入り志願をした燐は
シュラと雪男の監督の下、炎を制御する訓練に入る・・・。


とまあ、自分が何も知らない間に壮大な陰謀に巻き込まれていた燐なわけですが
初巻から通じて彼にはブレがありません。4巻でブレられても困っちゃうけどな!
こんな状態になっても腐ることなく、目指す道を見誤らないのが燐の強さ。
対して、雪男に言ったシュラの一言
「逆にお前みたいなのが、いかにも悪魔落ちするタイプ」という場面は、完全にフラグでしょうな。 
双子なのに全く魔神の影響を受けなかったワケもないだろうし
しっかりした外見とは裏腹に、中身が不安定なところがチラホラ見える雪男。
プレッシャーきっつそうだもんな(;´Д`)


さて、お次は5・6巻のレビュ。
やべえ早く書かないと間に合わなくなるぜ ←自分の首絞めるの得意な人


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