続・スプートニク的な日常。

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NARUTO 64巻。

2013年04月08日 10時25分46秒 | ★漫画ネタバレレビュー

表紙を見ながらレジに持って行く間、
ヒナタが活躍でもする巻なのかなーと思ってたんだけど
読み終わってから、この後姿が誰なのかが分かったよ・・・(´;ω;`)ブワッ


【NARUTO 巻ノ六十四】



『NARUTO』には散々泣かされて来たけど、久々に泣いたね。

オビトと対するカカシは、
死んだと思っていた彼が十尾復活を目論む敵として目の前に在ることや
彼がそうなった理由が自分にある動揺から、自分を見失いそうに。
しかし徹底的にブレないナルトの言葉に、我を取り戻してオビトと対峙する。

ついに十尾が復活してしまい、世界の終りが目前に迫りつつあるけど
ナルトと九喇嘛の息も合い、あの九尾が隊長然と指揮を執るあたりはワクワクするね。

各部隊が戦場に集結し、忍連合の全軍が十尾に、マダラに、オビトに立ち向かう。
尾獣たちによる怪獣大戦争よりも、やはり忍の戦いが見たいアタシには嬉しい展開キタ━(゜∀゜)━!
五つの里の、連携も見事なコラボ忍術はまさに「忍連合の術」。
しかし、十尾の計り知れない強さの前にそれを止めることすら出来ず
マダラにより、忍連合軍の頭を潰すべく本部を狙われ、参謀のシカク・イノイチらが戦死・・・。
これもけっこうな衝撃だったんですけど・・・でも彼ららしい最期だったと思います。
最期までカッコいいオヤジたちでした。あっぱれ。゜(゜´Д`゜)゜。
シカクらが死ぬ間際に通信してきた作戦を遂行するべく、戦場は泣く暇すら無く。

作戦の要であるナルトを守る防戦一方の中、凄まじい十尾の攻撃から
身を呈してナルトとヒナタを庇い、ネジが・・・ネジがまさかの戦死・・・。
ウソでしょ・・・本当にビックリしました。
額の呪印も消え、心より解放されて死んでいったネジを投影した「大空を飛ぶ鳥」まで
撃ち殺して描くなんて岸本先生のSっ!ドSっっ!!最期ぐらい自由にしたげてっ!!!

目の前でネジが死んだ衝撃に、死と孤独を実感したナルトだったが
ネジの意思を汲んだヒナタに叱咤され、九喇嘛に励まされ、
自分の命は一つではないと、脈々と繋がってきたものだと再認識し完全復活。

現実に心折れそうになるナルトを奮い立たせるのは
かつて彼によって変わった人物たちやナルトに倣った信念なんだよね。
長い年月をかけて、諦めずにナルトが築いてきたものを思うとどうにも胸が熱くなります。
復活したナルトは九尾のチャクラを戦場の皆に分け与え、反撃に。

ちょうどその頃、大蛇丸に案内されたサスケはある場所へと到着する。
そして次巻へ。


ふう・・・泣いたね。泣かされたよ。ということで表紙の後ろ姿はネジでした。
彼の死については賛否が分かれたようですが、アタシはこの展開はアリ・・・です。
ショックだった事は確かだけど、今までもこの作品では師や友の死を乗り越えて
それぞれのキャラが成長を遂げてきたので、無駄な死なんて一つも無かったよね。
今回のシカク達の死ではシカマルとイノ、ネジの死にはヒナタが成長を見せましたね。
戦争の残酷さもこの作品のテーマだと思うんで、誰しも紙一重という・・・
初期メンバーの戦死には、リアリティーを感じるよね。だって戦争なんだもん。

それでも正直、世代交代でカカシらの代が逝くんじゃないかと思っていたんで
次世代を担うはずだったネジの死はショックでした。゜(゜´Д`゜)゜。
ネジは好きなキャラだったしさ・・・。
ところで先生、ヒロインはサクラからヒナタへ交代ですか??

表紙を見た娘が一言「あれ?ヒナタとナルトお手々繋いじゃって。結婚するの?」
いや、知らんがなと答えつつ、ネジのことは言えませんでした。
娘はこの作品の、だいぶ面白くフィーチャーされていたネジがお気に入りだったからね・・・。



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