青の祓魔師９巻。

劇場版公開記念っつうことで一人絶賛開催してきました青エク祭りも本日で終了






　　
（通常盤）　　　　　　　　　　　　　　　　　　（期間生産限定盤）

劇場版主題歌はUVERworld。
『青の祓魔師-劇場版-』のために書き下ろされた「REVERSI」が、アルバムからのシングルリカット。
１２月２６日に発売です。
初代OPだった「CORE PRIDE」のLIVEver.も収録とはなんという青エクファン得(*´Д｀*)


【９巻】



表紙はシュラ。
霧隠流・くノ一の末裔の姐さん、男前ッス！

長編『京都・不浄王編』がいよいよ完結の巻。

なんとか降魔剣を抜き放ったが、不浄王はすでに瘴気を撒き散らし成すすべのない燐。
そこへ現れた烏枢沙摩（ウチシュマー）が燐に協力、剣にとり憑きパワーアップ！ハイ来た王道展開！
「火生三昧」で、人間も含めて山ごと不浄王の浄化を促す烏枢沙摩だが、
燐は不浄王のみを燃やすことを試みる。
炎を解放することで、ダークサイドに飲み込まれそうになる燐は
自分を信じてくれる人たちを思い出し、燃やし分けに成功する。
自信を取り戻した燐は、悪魔の仔である事実を受け入れていく。

腐の菌糸に侵され始めていた戦闘員たちも、燐の炎で浄化され
達磨も迦楼羅の治癒により命を取り留め、全員が生還。
明陀を思うあまりとは言え、騙され、結果不浄王を復活させることとなった蝮は
称号剥奪のうえ、除團処分に。
さらに右目も失った蝮を、柔造が嫁にもらうと宣言するとこがアタシ的にこの巻のツボでしたね！
一人、蝮の異変に気付いた柔造。
右目を失った蝮を前に藤堂にブチ切れる柔造。
幼馴染でケンカばっかだけどホントは両想いだった２人は幸せになればいいよ(*゜д゜)

そして、大団円にて正十字騎士團京都出張所を後にする燐たち。
長編終了の後に掲載されているのは、
兄弟の心情にさらにクローズアップしたなと思う大王烏賊討伐の短編。
燐へのわだかまりが拭いきれない雪男が、ずっとモヤモヤしてて
読んでても消化不良な感じで気持ち悪かったんですが、その辺りも吐き出せてかなりスッキリしたね。
ストレートで素直な燐に、ゴリゴリに固まっていた雪男の心が少し救われたように思えました。
うまく纏まって区切りも良かった！

ところで「腹話術」の宝、彼って何者なんかなぁ。アレかなあっちの人かな。聖天使團。
燐に対し「同族殺しを天明とする青き祓魔師の誕生だ」と言ったメフィストの
一向に思惑が具体的に見えてこないところも相変わらず気になるし。良いモンかどうかも分からん。
不浄王編は色んなとこでフラグ立ちまくりだし、まだぜんぜん序盤の雰囲気・:*:・(*´∀｀*)・:*:・
今後もますます楽しみな作品です。


ということで、劇場版公開に乗っかって既刊分のレビューを消化し終わりましたｗ
以降は通常運転で行きますよん。
改めて、「青の祓魔師-劇場版-」は１２月２８日公開。
最新１０巻も同日に発売予定。
いやはや楽しみだぜ、新章！