船越のお頭神事 （南伊勢町）

この神事は　１６００年代からの
伝統行事のお頭です
ある１軒の庭にあった　クスノの大樹で
お頭を彫り　元和７年（１６２１年）に完成
八幡神社の祷屋制で　五穀豊穣　厄年の悪魔祓い
家内安泰を祈願する神事です

先ずは　お頭の本家帰りです
なお　この神事は　本来深夜
お頭は　要所要所意外は　
獅子のスカートで包まれている


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獅子頭の水鏡映し （南伊勢町船越）

本家の狭い裏山道を行くと
清水は溜まる　小さな池があり
そこで　獅子は自らの顔を映す

獅子の顔料は　この水で塗ったとされていて
獅子はここで初めて　顔を見せ
口を　ガシャガシャと３回行い引き返す　


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裏山道の 包まれた獅子 （南伊勢町船越）

人が　２人かろうじて通れる程度の道
裃姿の長老と　包んだ獅子を担いで行く一行


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街を行く獅子の一行 （南伊勢町船越）

包んだ獅子頭担ぎ　太鼓を車で曳き
笛を吹き　通路添に居を構える方の
名を呼び　家内安泰　厄払いを祈祷する

この神事は深夜だった名残で
家の門では　提灯を持参している


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お頭 路地を行く一行 （南伊勢町船越）

狭い路地　静かな町　太鼓や笛は
何処に居ても聞こえ　一行の通過が
手に取る様に分かる


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紙垂に包まれた獅子頭 （南伊勢町船越）

公民館広場では　厄落としの神事が始まる
紙垂に包まれた獅子　この中には　すでに
人が入っており　舞いが始まった

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神事の獅子舞 （南伊勢町船越）

太鼓が　急打ちになり　お頭は　ちび跳ねる
厄年の人達の名は　数回に分け読み上げられ
その書付を　獅子の口に入れ祈祷する
獅子は　一身に託され　首を３回振り舞した

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厄払いを託された獅子 （南伊勢町船越）

厄払いが終り　真剣を獅子に与え
広場の神事は終わる

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悪魔祓いに墓地へ （南伊勢町船越）

墓地の石の上に　藁草履風の餅を禰宜が供え
悪魔供養し　獅子は　
一気に墓地へと追い込みお開きとなった


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