斉田の山の神のまつり

山の神の祭は　午前５時半ころから始まる
山神は　女性とされ　農民や山民には
神の実態は　繁殖能力の強い祖霊で
山神も歳神も　同一視され　　　
入口には　男性のシンボルが供えられ　
燈明に　浮かび上がる珍祭

むかし昔のその昔　
山を仕事場とする山民は　休憩の傍ら
神喜ぶものをお供えしようと　考え
休憩時に何と　男性のシンボルを刻みあげた
何とリアル感がある


人気ブログランキングへ

山の神の祠 （南伊勢町斉田）

切立った大岩の裾に　小さな祠に
納まった斉田の山の神
その傍には　うずくまったような　
似たり石の供え物　

彫刻は合歓（めむ）の木が使われ　
最近は　斉田に大木が無くなり
伊勢路から頂いたとか　
杉を遣ってもよくなったが
しきたりを重んじ　毎年苦労するとか　　　


人気0ブログランキングへ

珍作品が並ぶ参道 （南伊勢町斉田）

狭い通路わきの参道には　過去３５年間の
藝術作品？が立て掛けられているが　
かなり　朽ちかけていた

１０年ほど前までは　供え物が　供え物だけに
女性　子供は　禁制の場だったが解け
早朝から　参拝に来るようになった


人気ブログランキングへ

どんど火で餅を焼く（南伊勢町斉田）

お参りし　火場に向かうと
直会のお神酒と　前夜ついた　
まだ柔らかいお餅を頂く
このお下がり餅を　長い靑笹竹の先に差し
火であぶり焼き　食べると
風邪は万病のもとに掛からず
無病息災に効くという　

人気ブログランキングへ

紅葉に囲まれた朝 （南伊勢町斉田）

竹竿の先に　餅を差し　まるで
釣りをしているようです

火に近すぎると黒焦げ炭になってしまうので
お子さんには　重く　むつかしい

人気ブログランキングへ

美しい自然 （南伊勢町斉田）

紅葉し　四季咲き桜が　美しい

人気ブログランキングへ

素晴らしい紅葉の眺め （南伊勢町斉田）

美しい早朝の紅葉に
垣間見える　日照り続きで　水の無い川
河原で炊く火　紫に立ち上る煙
山里の夜は　明ける

人気ブログランキングへ