伊勢神宮の御塩作り・御塩浜（伊勢市二見町）

神宮の御塩は　唯一の入浜式塩田で　
塩分の高い土用に　五十鈴川と水と　
海水が適度に入り混じった水を　
満潮に樋門をあけ　冠水させて　
干潮時に放水する　方式です

ここで作られる　塩は　まろやかな
甘みのある塩　一般の人は　決して口にできない

伊勢神宮の　祀りごとだけに使われる塩です

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伊勢神宮の御塩作り・砂かき（伊勢市二見町）

「浜をかえす」作業で　天候　乾き具合いを見ながら
竹刃の馬鍬で 1～２回行われる　

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伊勢神宮の御塩作り・浜よせ（伊勢市二見町）

乾燥した砂は　「えぶり」で　沼井（ぬい）(
井戸のように掘った穴）の
近くのに　2筋のうね状に集められる

沼井は　4か所作られている
これは　濃塩水を作り集める井戸のようなものです

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伊勢神宮の御塩作り・浜をよせから沼井へ（伊勢市二見町）

寄せた砂は　「いし」という　担架で　沼井へ運び
投入する

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伊勢神宮の御塩作り・潮おそい（伊勢市二見町）

沼井に砂を入れると　海水を汲み「たご」で運んで
上からそそぎ　潮おそいをする

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伊勢神宮の御塩作り・塩水濃度測定（伊勢市二見町）

沼井は　4か所　写真部分で2か所です

海水を注ぎ　しばらくすると　
沼井の下穴に砂の塩分を溶かし
鹹水（かんすい）という　濃塩水が溜まる

同じようにして　砂を入れ　海水をかけ溶出した
鹹水でも　それぞれ　塩水濃度を異にする

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伊勢神宮の御塩作り・採鹹＝さいかん（伊勢市二見町）

いよいよ　採鹹（濃塩水の採集）です
「潮たご」へ　汲み上げ　4斗樽に詰め　1日の仕事を終えた

土用の炎天下　潮作りも　大変な仕事だった

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