釣りが好きになった頃

釣りに興味を持ったのが小学校の４年生ぐらい？

私の爺様の後ろに付いていって

爺様が釣った魚を一升瓶を入れる布の袋に入れるという

ビク持ちをさせられた（＾＾）

私の故郷の里川にはアマゴなんて気の利いた魚は居なかったので

もっぱら山の谷間で出るのはカワムツです。

それを山から切り出した竹を乾燥させて火で炙り真っ直ぐにした
延べ竿です。

糸は鯉釣り用のぶっといの！鉤はこれまた鯉釣りの鉤！

餌は谷川にいるクロカワムシの幼虫をマルハの缶詰の缶に入れて

１匹丸ごと付けてウキもなにも付けない

今思えばぶっ飛ばしと言われる釣り方だったですね！

餌を付けたテンカラ見たいなものです。

小さな谷川のチョットした淵に川下からかがみ込んで近づいて

竿をビュッっと振ると、それは見事にポイントに

すかさずカワムツが食いつきますとビュン！！と合わせ！

鈎掛かりしたカワムツは遥か後方に飛んできます。

私はそれを見つけて拾う！

カワムツは家で飼っていたニワトリの餌になりました（＾＾）

その爺様の釣り姿は小さな私にとって

とっても凄いと感じました！

それと同時に自分も釣りたい！！、と思ったのです！

でも爺様は絶対竿を持たしてはくれなかったな～～（笑