ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

「杉山文野」氏

2006-07-10 | 気になる人

「ちょっと、変わった性格だね。」

テレビで「杉山文野」氏をみた。

氏は、「女性」として生まれたものの、気持ちは「男性」で、
実際の身体と気持ちのバランスが保てない「性同一性障害」で、
ブログ(杉山文野 ブログ)でも活躍中。
最近、自叙伝「ダブルハッピネス」を発表した。

私は、「性同一性障害」も「身体障害」も「精神障害」も
よい意味で「ちょっと変わった性格」だと思っている。

障害者をイレギュラーだと考えるのということは
完全に健常者(好きな表現ではないが...)のエゴだと思う。
(そう思うこと自体がエゴかもしれないが...。)

勝手に自分たちの都合のよいモノサシで、判断しているだけだと思う。

極論を言えば、
障害者も、お騒がせな「騒音おばさん」も「悪臭おじさん」も、
「ちょっと変わった性格」なだけである。

ただし、
「変わっている」からと言って、事件を起こしてもよいとは思わない。
(刑法39条には疑問を持っているので...。)

世の中、いろいろな性格の人がいるのだから、
「あ、こんな性格の人もいるんだな」
ぐらいの気持ちで十分(決して、軽視するワケではない)だと思う。

極端な例だが、
コギャルが突然増殖(笑)したときには、
「げ!なんだありゃ~!!」
と思ったけれども、今では、なんとも思わない。

一番やってはいけないことは「勝手な思い込み」で
よい意味で「気にしない」気持ちが大切だと思う。