18頭の出走馬中、前走で勝っているもの6頭、二着2頭、三着2頭。それ以外でもほとんどの馬が僅差で入線しており、大敗しているのはウキヨノカゼ(京王杯AH、2.1秒差)のみ。好調なメンバーが揃った。
マンハッタンカフェのヴィンテージ・イヤーと言われた2012年生まれが三頭出走して、どの馬も勝ち負けに絡んできそうだ。その中でも三歳時から天才少女と注目されていたルージュバック、GⅠを勝てそうでなかなか手が届かず五歳の秋になり、ついに今回が最後のチャンスになった。
一年前のエプソムカップの追い込みが凄い。手前を替えるときに大きくスキップしているのがご愛敬だ。前走オールカマーでは内を割って豪快に伸びて優勝。勝ったときの爆発力が尋常でない。
ただ、ルージュバックが勝った重賞はいずれも牡牝混合のレースで、牝馬限定ではなぜか振るわない(このあたりキンショーユキヒメに似ている)。同性ばかりでは闘志に火が付かないのか?あるいはナメているのか?
あと二日あるので、ゆっくり考えようっと。