ガラスの森のきらきら☆

日々の中の好きなもの好きなことを気ままに語りたいと思います。

「美女はつらいの」2回目観劇の感激~☆

2011-10-22 23:03:58 | 超新星

「美女はつらいの」の2回目の観劇に行ってきました。

 

ソンジェ、素晴らしかった~~~!

 

今回の席は1階でも右後方(前回はまん中よりも左でした)の端から2番目。

喫茶店ならと~っても落ち着くところ

でも、視線を動かさなくてもステージ全体を見渡せ、おまけに前の席が空いていたので、

足もとまでよ~く見えました。

それと、2回目で落ち着いて見れたためか、字幕を見なくてもセリフがよく聞き取れて舞台に集中できました。

 

今日のソンジェは、カッコ良かったとか素敵だったとか、そういう見た目の賞賛よりも、

ミュージカル本来の見どころである歌と演技が本当に良かったです。

 

実を言うと、1回目は “すてきなソンジェ” に感動、感激、うっとり~だったんですが、

ミュージカル俳優ソンジェとしては少し物足りなかったんですよね

パダさんやヤン・ジュンモさんの迫力に食われてしまっていた感があったんです。

 

が!

 

今日見たソンジェは、確実にあの時よりも成長していて、男性主人公として立派にその役割を果たしていました。

 

ただ、“成長した” のか、“元々持っている実力を発揮できた” のかは私には判断つきませんが‥‥

 

歌に関しては、声量、表現力共に確実にパワーアップしてました。

特に、「誰が僕をわかってくれるだろうか」のソロでは、切ない気持ちを歌うその歌声や表情、動きが、

観ているこちらも胸がしめつけられるほどでした。

このソンジェのソロが終わってすぐにアップテンポな歌が始まるんですけど、

会場からはすぐには手拍子が起こらないほど、みんなソンジェの歌に心を奪われていました。

 

セリフも “冷酷なハン・サンジュン” らしい鋭さのある声と話し方で、

いかにも、実力至上主義の敏腕プロデューサーという感じでした。

前回の感想で “あのかわいらしい顔から冷酷な感じがしない” って書いたのを訂正したくなるほど。

 

ソンジェのその声、話し方、表情から、ミュージカル全体を通して、

ハン・サンジュンがどんな人物で、何を感じ、何を考え、何に苦悩しているのかがとてもよく伝わってきました。

 

特にハンビョルがいなくなる前と突然いなくなってしまった後のサンジュンの心の変化がよく表されていたと思います。

それまで良心を少しも痛めることなく行ってきた買収計画や奴隷契約と言われた所属歌手との契約。

それをすべて棒に振ってしまうほどの心の変化がなぜ起こったのか。

そのサンジュンの人間性が変わっていった過程がよくわかりました。

 

ひとまわりもふたまわりも大きくなったように見えました。

そんなソンジェを見れて得した気分です。

 

このミュージカルの中で私の一番の胸きゅん シーンは、ジェニーになったハンビョルとのレストランでのシーン。

 

サンジュンは、ハンビョルがサンジュンの誕生日に贈ったブレスレットをずっと身に着けているんですね。

それを見たジェニーが「素敵なブレスレット」だと。

サンジュンは「とくに素敵ではないが友人がくれたものだ」と。

そして「その友人はいなくなってしまった」と。

ジェニーがどんな人だったかとたずねると、

サンジュンは声を誉め、太っていたと言い、最後にとてもいい子(優しい子)だったといいます。

そして、“今日はとても彼女に会いたい” と。

 

あ~~~ もう~~~、ソンジェ~~~~~~

 

あ、いえ、サンジュ~~~~~ン

 

ここでサンジュンが元のおデブで心の優しい、歌の大好きなハンビョルが好きだったってわかるわけですよ。

 

「その友人の名前は、カン・ハンビョル‥‥」

 

ジェニーがハンビョルだって初めから気が付いていたサンジュンは、ハンビョルに何を求めてこう言ったんでしょうね‥‥

 

前回も今回も私はわからなかったんですが、結局サンジュンとハンビョルはこの後どうなったんでしょう?

ハンビョルがすべてを打ち明けて歌手として成功することはわかるんですが、サンジュンとは‥‥?

映画でも私わかりませんでした

 

私がハンビョルなら、絶対にサンジュンGet!!です。

 

 

さて、今回のお相手、ギュリちゃんについて。

 

1回目観た時のソンジェのように、少し物足りなさを感じました。

ただ、パダさんと比べるのはちょっとかわいそうかな‥‥

何と言っても経験の違いがありますから。

 

でも、ハンビョルがジェニーになって変わっていってしまうところはとてもよく伝わっていたと思います。

ハンビョルはジェニーになってから “外見のように内面もスターのように!” って言われ続けます。

それに加えて、ジェニーがハンビョルだって知ったアミ(ハンビョルがゴーストをしていた歌手)から、

「あなたは偽物!!」と言われ完全に人間性が変わってしまうんです。

その変わってしまったハンビョルの、高慢で優しさや温かさを失った “イヤ な女” っぷり

パダさんの時には感じなかった “こいつやなヤツ!” をしっかりと感じました

(ギュリちゃんファンのみなさん、すみません )

 

 

今日のカーテンコールはソンジェのご挨拶がありました。

 

まずみなさんのいつものカーテンコール。

 

それから2回目のカーテンコールは、全員で奥からダ~~~っと勢いよく走ってきて。

おいしいことにソンジェの投げKiss付き~

 

3回目は気分良かったのかソンジェのルンルンな踊りつき

そしてステージ上のみなさんを代表してソンジェのご挨拶。

 

「はい! あ~暑いですね! とても楽しくできました。

 みなさん、楽しかったですか? 最後までよろしくお願いします」

 

 

今日はギュリちゃんだったのでどんなに男性も多いかと思ったのですが、あまりいませんでした。

ギュリちゃんコールも思ったより多くはありませんでした。

圧倒的にソンジェファンでした。

ギュリちゃんファンもたくさんいらっしゃったのかもしれませんが、

ソンジェファンのパワーがすごくて‥‥だったのかもですね

 

は~、もう一回観たい‥‥