主張の耐えがたい軽さ

海自派遣反対のピースボート、ソマリア沖で海自の護衛を受ける（産経）

「乗客の安全を第一とした」なんてかっこつけて言ってますが、つまり「乗客の安全を保障するためには自衛隊が必要」ということを認めてしまったわけです。で、その口で海自批判ですかと。

ちなみに「海上保安庁でないのが残念」とか言ってますが、海保は沿岸警備隊なので活動水域は領海と経済水域内に限られます。つまりあれか、「自衛隊を派遣してはいけない。でも法改正して海上保安庁の巡視船を全世界に派遣できるようにするのは構わない」ってことか。何言ってるんでしょうね彼ら。


まったく、こんな論理性のかけらもない人たちの呑気な船上パーティーのために借り出される自衛官の皆さん、本当にお疲れ様でございます。
結局のところ、こういう話なんだろうなあ、と思い出すのはネットで見つけた本当かどうかは知らない逸話。

広島の平和集会にゲストとして呼ばれた自衛隊員に浴びせられた言葉

市民「自衛隊は無くすべきだと思いますが、自衛隊員の○○さんはどう思いますか？」
市民「自衛隊が有るから軍事的緊張が発生する、憲法違反だから自衛隊は無くすべきだと思います、自衛隊員の○○さんはどう思いますか？」

そこで自衛隊員の返事、俺はこの言葉をこれからもずっと忘れないと思う

自衛隊員「そう言う人達も守るのが、自衛隊です」