ボチボチいきる。

ぽいぽいです。癌と10年以上共存、現在緩和ケアへ移行。
詳細はブックマークに年表、動画有り。ピアサポートやってます。

癌患者視点の10年。。。

2014-02-10 12:12:45 | 想うこと

あぁ10年前だったなぁって思って、
久々にカテゴリーの「ガンになって」を読み返してみたw

基本、自分のブログってノープランの書きっぱなし。
一週間に一度位しか更新しないから多少、前の事は覚えてるけど
一昔の事なんか、詳細覚えてる訳ないっす!w

看護婦さんだったのが看護師って呼ばれ始めた時期だったり
色々、時代を感じます。

当時は今みたいにネットで、この病気に付いての情報は少なかった。
有明に移ったばっかりのカニのトコと築地の病院位の
HPにも概要しか情報が無かったりしたので
検査の帰り、大学病院近くの日本一の書店街を回って本を漁ったり
今では考えられないアナログな方法で情報を得ました。

入院環境でも、流石に昔の白い巨塔の様に
煙草スパスパでは無かったけど
喫煙ルームや喫煙可のテラスが病院内にあったり、
外出許可で、お酒飲んで帰ってきたりw、
お粥と同じ様なモンだからって言って、あんみつ食ったり、、、
今の様に決まり事として規制されているのではなく、
自己判断、自己責任の時代でもありましたね。

ってなコト、言っても結構な傍若無人ぶりを発揮してましたなぁw
他には全身麻酔なのにヒゲ剃れって言われなかったんを幸いに
其のまま、手術したりと、、、今では考えられません。
ダブルチェックで却下!
今の括りでは立派なモンスターペイシェント。。。w
お恥ずかしい限りであります。

あと、医療技術に関しても進みましたねぇ
10年前は留置針に驚きましたけど、
まだポンプじゃありませんでした。
以降の手術でお世話に?wなった弾性ストッキングや
呼吸の練習器も無かったです。。。


そうですねぇ、、、

この頃ムーブメントとして
癌と言う病気がマスコミでも多く広く取り上げられてきて
法的にも社会的にも受け入れられる様になってきました。

「ガン患者大集会」「リレー・フォー・ザ・ライフ」なんてのも、
この時期からだったなぁ。。。
最初は何だそんなのって、感じでしたねぇw

声が大きくなる事によって法改正がなされ
地域医療格差を無くす為に癌拠点病院が制定されたり
新薬認可の基準が早められたり、、、

10年、こう、再発を繰り返していると
否が応にも、その手の動向は気になるし、
知識的に蓄積もされていきます。
まだまだ、不備もあるけど、その前に比べたらってコトですな。

でも、結局は人が罹患して
近しい周りの人も巻き込んでしまう、
そんな人達のフォローって足りないと思う今日この頃。

確かに、治っちゃえば忘れて良いんですけど、、、
ギリギリの人達や、長い人達って、、、と思います。


折角、生きてる?生かされてるw
自分も何かを考えなければいけませんな。

次のフォロー診は春。
それまで、なんか出来ると良いな。。。

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