ボチボチいきる。

ぽいぽいです。癌と10年以上共存、現在緩和ケアへ移行。
詳細はブックマークに年表、動画有り。ピアサポートやってます。

Les Trois Mousquetaires...

2014-08-09 14:38:58 | 覚書
題名のフランスともベルギーとも関係ないけどw

10年間の闘病生活で主治医は三人変わりました。
ま、肝胆膵でも、呼吸器でも各々、担当医はいましたけど
この病気の再発は基本、原発巣に準ずるので
最初に受けた消化器外科の担当が主治医となります。

病院自体がデカイんで色々?内の事情はあるんでしょうけど
結構、人選には恵まれております。

最初の先生は医者の友人の同期。
「ガンになって(初発時)」のカテゴリの先生です。
雪の中、東京の端っこの病院で検査を受けて癌発見!
助手の先生の勇み足な連絡などでのラポール(信頼関係)など
真摯に気を使ってもらって信頼できる先生でした。
再発の前に他へ移られましたけど、
再発時にはセカンド、サードオピニオンとして
助言をもらったりして助かりました。

次の主治医は初発に執刀医だった先生。
キャラが立っていて軽そうな感じなんだけど
フットワークが軽くて判断が的確で早くて
性格的にも?w信頼が於ける先生。
再発時から5年が過ぎようとした時に今の先生に変わりました。

で、現在の主治医は再発時に病棟担当だった医師です。
再発時の入院時、結構、早目な判断をする二人目の担当とは違い
石橋を叩いて渡る様な慎重な先生って印象が有りました。
勿論、当時は若かった所為も有るでしょうけどw
再発時から5年経って、今までの主治医を引き継いでいます。
結局、再発、再々発から胆石、再々々発肺の血行転移らの手術、
シスプラチン+TS-1の抗ガン剤投与、
そして、現在の再々々々発の共存まで関与している事になります。

さすがに長い付き合いの所為も有るけど、
何でも言い合える関係性が築けていると思います。
自分が共存を選択した時も快く?w受け入れてもらえました。
本来、医者としては完治の可能性があるのなら
その選択を考えるのが標準でしょう。
手術ではなく共存の道を選択出来たのは
今の医師があるからだと思います。

今までの経験によって手術しても高い再発の可能性。
目視による患部切除が取りきれるか?
拡大手術後の社会生活に於けるQOL(クオリティオブライフ)。
そして自分自身の、この病との向き合い方に付いてを
話し合えた事によって今回の選択が出来たと思います。

中々、1、2ヶ月に一度の診察などで
医者との信頼関係を結ぶのは難しい事ですが
自分のコトを解ってくれないと諦めて距離を置くより
病気の事が本当に心配なら距離を近づける努力も
必要なのでは無いかと思うのです。

必要なのは家族などの心の支えだけでは有りません。
精神衛生上のお守りとして、食事やストレスなど環境面など
整えることは良いでしょうけど、、、
本質的に病気という現実をどう向き合っていくかを話せる
医者とのパートナーシップは、とても大切な事だと思うのです。

治療を選ぶのは患者自身です。


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