子どもの頃過ごした部屋は、父の書斎でもあって。
壁一面の本棚に囲まれていた。
中学生になって、ひと部屋使うことになったときに
私はその書斎に引っ越したわけ。
夜中に目が覚めて、眠れないとき、ベットの中からよく本棚の背表紙を眺めていた。
知らない名前、知らない言葉、知らない物語たち…
この四角い紙のかさなりの中に、いったい何人の人たちが存在して、
どんな物語を生きているのかな…
そんなことを想像していた。
本って、すごいよね。
紙なのに、開けば世界が立ち上がってくる。
大きくて広い世界も、文字にして、閉じ込めておける。
本棚の本たちは、ただ静かに並んでいるだけだけど、
どこにでも連れて行ってくれるという、自由さと自信をもっている。
眠れない夜も、背表紙を見ていると安心できた。
今でも夜、目を閉じると、あの部屋の本棚と本たちと背表紙が
浮かんでくることがある。
そしてほっと、安心する。
子供の頃、本に囲まれて育たれたので…
このやわらかな・癒されるブログ!
楽しみにしています!
コメントありがとうございます♪
めぐさんも本に囲まれて育ったんですね…
落ち着きますよね、本の空間。
なんかめぐさんの少女時代を想像できる気がします…
川上さんの世界は、私にとっても懐かしいにおいのする世界です。
雰囲気があって、いいですね。
一歩塾の「ブログポータル」から訪問しました。
コメントありがとうございました。
ひつじの歩みのように、トコトコと、
時には勢いよく書いていけたらとおもっております。