アルバイトをしました。
知り合いの飲食店で、ホールに立ってお料理を運ぶ
接客のアルバイトです。
そのお店では、ミャンマー人が働いています。
彼女たちはとっても働き者で、おしゃべりして立ち止まっていること
なんてありません。
丁寧でやさしい日本語で話をして、
きれいな字で伝票を書きます。
4日間のアルバイトでしたが、私はとっても働きやすかったのです。
この楽しさは何?
この居心地のよさは何?
こんな感覚は久しぶり、というより
仕事をしていて楽しい、と思ったのは、もしかして初めてかもしれない。
知り合いの店といっても、飲食店の接客なんて初めてだし、
知り合いが一緒に働いてくれるわけでもないから、初めての場所に
ひとりで行ったわけです。
ミャンマーの彼女たちにとったら、知らないおばさんがちょこっと手伝いにきた、
だけだと思うのです。
はっきりいって、いくら忙しいとはいえ、邪魔だったと思うのです。
それがとっても楽しく仕事ができたのは、
彼女たちのおかげなんです。
彼女たちは、仕事を取り合わない、分け合ってるんです。
私にも、ちゃんと仕事を振ってくれる。それもとても自然に。
わからない私が動きやすいような、できることをさりげなくやらせてくれる。
4日間のうちに、彼女たちのグチとか、文句をきいたことがなかった。
もくもくと、自分の役割を、自分で考えてこなしていました。
そして最後の日には
「おねえさん、とてもたすかりました~、またきてくださいね」
なんて言ってくれたのです。
お国柄なのか、彼女たちそのものなのか、
それはわからないのだけれど。
思いがけず、楽しい仕事ができたことに感謝です。
彼女たちの出会いにも、感謝です。