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足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

空の鳥 ~南大沢チャペル チャペルコンサート~

2015年11月14日 | pocknのコンサート感想録2015
11月14日(土)「空の鳥」チャペルコンサート
~南大沢チャペル15周年~
南大沢チャペル

【曲目】
♪ 喜ばしく歌をささげよ
♪ 主われを愛す
♪ Morning Has Broken
♪ 空の鳥は
♪ どじょっこふなっこ
 ~証し 鯉淵早弓さん~
♪ アメイジング グレイス
♪ ふうせんのうた
♪ All Things Bright And Beautiful
♪ ちいさいひつじ
♪ You raise Me Up
 ~聖書のお話 水口功牧師~
♪ 主われを愛す


【演奏】
賛美ユニット「空の鳥」(櫻井純子、鯉淵早弓、山口祐子、松島典子)


中学からの友人のさあちゃんが所属する音楽グループ「空の鳥」のチャペルコンサートを初めて聴いた。今回は、今年で教会が出来て15周年を迎えた南大沢チャペルの記念公演のゲスト出演。4人のメンバーがそれぞれ様々な得意の楽器と持ち前の美声で、素敵な音楽を届けてくれた。

クリスチャンでもあるメンバーによって繰り広げられるコンサートは、さながら音楽礼拝に居合わせているようで、プログラムの曲のひとつひとつから、メンバーの音楽への愛情とともに、神様への思いと感謝が感じられた。演奏の合い間には、この教会の牧師さんのお話や、「空の鳥」のメンバーによる「証し」と呼ばれる信仰にまつわるプライベートなお話(たまたまさあちゃんのお話を聞くことができた)が挟まれ、演奏と歌とお話で会場のチャペルが温かな空気で満たされてくるのが感じられた。演奏を聴くだけでなく、一緒に歌ったり、手拍子や足踏みで演奏に参加したり、ストーリーになっている歌では、メンバーお手製の本格的なイラストや切り絵などの作品を駆使した演出で、ストーリーのなかにより気持ちが入って行けて、いつものコンサートとは一味違った体験もできた。

コンサートでは、聴く機会の少ないアイリッシュハープやティン・ホイッスルなどの珍しい笛、様々な打楽器、マンドリンやハンドベルなんかも登場して 、全体的にアイリッシュな雰囲気のアレンジで、ノスタルジックな気分に誘なわれた。このアレンジはどれもメンバー自身の手によるもので、変化にも富んでいて、有名な讃美歌のメロディーが変奏曲風に連なって、様々な場面を想像させてくれる「主われを愛す」など、多彩な味付けが施されていた。

手作り感いっぱいで、演奏もハイレベル。そして何より、このコンサートを聴きに集まってきた人達へのメンバーの愛情が伝わってきて、幸せを分けて頂いたような温かな気持ちになる素敵なコンサートだった。コンサートのあとは、出演者を交えた茶話会も用意され、コンサートの余韻をおいしいお茶とお菓子とともに味わい、友人たちとの旧交を温めることもできた。

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