毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

党首討論~憲法改正を考えた

2005-10-21 00:00:00 | 國神社・政界再編
※ 党首討論 外交不在がよく見えた《アサヒ》

アサヒや毎日、日経などは「外交不在」というけれど、わたしの目には「外交実在」と映ります。中曽根大勲位の公式参拝中止以来迷走を続けていた日本外交が、ようやく本筋に戻ろうとしていると映るからです。「外交不在」をいうならそれは竹下~森の時代の話でしょう。村山談話を頂点とする「外交不在」の「負の遺産」を清算しようとしているのが現在の状況ではなかろうかと考えます。もっとも村山談話自体に未だ切り込めないのは残念ではありますが、それが小泉クオリティーなのかもしれません。

日本の外交不在の間に生じた「負の遺産」を固定化させようとする試みを支那、韓国・朝鮮等が強力に推進するのは当然ですが、日本人がこれに加担するのはどうしたことでしょうか。もちろん日本は支那などとは異なり自由な言論の保障された国ですから、多種多様な言論があること自体は当然でこれは誇るべきことです。しかし、例えば「いわゆる従軍慰安婦」や「いわゆる南京大虐殺」の如きその存在がほぼ否定された事件についてまで、教科書に載せろとか載せない教科書は怪しからんとかいう圧力(暴力)が言論の衣をまとってまかり通るのは日本の恥です。

で、本題の党首討論です。前原代表は「A級戦犯」という概念を認めます。これは東京裁判、すなわち第二次世界大戦処理の枠組みからの脱却を目指さないと言っているのと同義です。大東亜戦争における日本が悪魔の如き存在だったことを肯定するのと同義です。前原という人物の過去の主張を調べたことはありませんが、歴史や民族というものについて深く考えたことがないのではないかと疑います。安保の専門家という触れ込みでそれは事実なのでしょうが、戦術は理解しているが戦力は描けない、木を見て森を見ない、そういう人物なのではないのでしょうか。

そういう人物と「小泉人民民主党」のもとでの憲法改正はいかがなものかと、ふと思いました。日本精神におもいを馳せない与野党合同での憲法改正はバカ騒ぎで終わるのではないか。折角憲法改正の千載一遇のチャンスが到来したとおもったのですが、今回はお預けにした方がいいのかもしれません。
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