暇人

出かけるの億劫、お家大好き。暇人に見えるけど暇じゃない!・・・たぶん。

追記。真面目にフィン話

2009年09月13日 | 海外旅行
旅ブログ完結いうたけど

フィンランドに対する想いがあふれ出てしゃーないので、追記


フィンランドという国

すげぇなーと思う

長きに渡ってソ連に支配され、干渉された過去を持つ国

ソ連の支配下にありながら、資本主義をつらぬいた国

ソ連に多額の賠償金を払い続けながら世界屈指の福祉先進国となった国

英語圏に接していないのに、学校で習っただけなのに

流暢に英語を話すフィンランド人

ソ連の支配下にあった国が、たとえば他の多くの旧共産圏の国をみれば

フィンランドの現在形は、奇跡に近いと思う

今でも、ロシア料理の店がたくさんあるし、ロシア人も多いし、

ロシア語表記もよく見かけた

ロシア語でまくしたてるロシア人に

私ロシア語は話せません、と、非常に美しいロシア語で返す一幕も。

とにかく

なんかみんな優しい。

民族性なのか、国が豊かゆえの余裕なのか、よく分からん


顔自体は、クールで無表情ながら

目が合うと、ニコっと微笑んで、小さな声でヘイと言う

どこかの国のフレンドリーさとは、また違う

まじめで、シャイで、優しい

おっと、これって日本人と似てるんじゃないか???

フィンランド、なにもなくても、食べ物あまり口にあわなくても

また行きたいと思うのは

シャイなフィン人がくれる優しさがうれしいからだ

実際には、イヤな奴もたっくさんいるんだろうけど(笑)

日本で外国人旅行者と目が合ったら

ニコっと微笑んで小さな声でHelloて言おう

むやみやたらに話しかけたら変態だからね

そしたら、

絶対ニッポン好きになって帰ると思うな。


最後に

フィンランドについて特筆すべき点が1つ

男前が多い!! 男前だらけ!!!

ヘルシンキ、やっぱり好きだー!

2009年09月13日 | 海外旅行
時差1時間進んで15時頃についたヘルシンキ

エアポートバスで市内に向かう

所要時間の差は多少あれど

バルセロナ空港から市内まで2.8ユーロ

ヘルシンキ空港から市内まで5.9ユーロ

おもわず、高ぇなオイ。とこぼす

ま、関空から梅田に出るより安いか




ヘルシンキは、すっかり秋模様

枯葉が舞い散り、冷たい風がふく


ホテルをチェックインした後、真っ先に向かったのは



kamppi

ショッピングモールですかね

スペインではチョコやお菓子くらいしか買わなかったので

お土産調達にやってきました




とりあえず店舗見つけたら入ってしまうねmarimekko

街中を歩いていると

おばあちゃんがmarimekkoの服着てたり

コートの襟立てて颯爽と歩く女性がmarimekkoのバッグ持ってたり

自国のブランドを愛せるのってすばらしいなー


リサーチしていたレストランが何軒かあったのだけど

あまり腹が減ってない状態で店に入って

大量に残す

という自分の行動に嫌気がさしていたので




スーパーでフィンビールと食べ物買って

ホテルで晩餐しました

鶏肉の巨大焼き鳥、スモークサーモン、サラミ、ポテチ

前にフィンランド来たときも

こんなかんじで食事済ませたので

ちゃんとしたフィン料理てもんを、食べたことがないのだけど




ベリーがとても美味しいし


             
           
              パン類も美味しいし


つまり、ホテルの朝ご飯で、暇人十分でございます


たっぷり寝て、ホテルをチェックアウトしたあとは



歩き出します

どんより曇り空

それも北の国らしくて、いいじゃないか




岩山のようなこの建物は




テンペリアウキオ教会

3度の設計コンクールを経て造られたという

自然と現代建築のコラボ




音響効果が優れているというこの教会

教会内のスケジュール表には

演奏会がぎっしりでした

聞いてみたいなー


入場料無料で気をよくして、また歩き出します



トナカイ




ここにもトナカイ


トナカイとサンタとムーミンの国




ヘルシンキ中央駅

この駅の外観も、非常に暇人のツボなのだけど

時計台がかっちょいいんだけど




あいやー 改修工事中・・

ま、絵のような時計台があの中にあるということで




駅構内

時間があれば

電車に乗ってどっか行きたかったなー

前回ここに来たのは

サンクトペテルブルクから列車でここに入りまして

地獄から天国みたいな

なんてことない小さな駅なのに

自由だーー!!!と強烈に感じたのを今でも覚えています




駅のホームで誰がこんなん買うんだ?と思いきや

けっこう買ってた




迷いようのない小さな街で

迷ってた暇人に

Are you lost?

とねーちゃんが話しかけてくれた思い出の広場(笑)




また少し歩くと

大きな広場

ハイ、後ろを向くと・・




ガーン!

これも改修工事中・・・・


それにしても

灰色の空の下で見るヘルシンキ大聖堂は

青空のそれと、全然違う表情を見せる

雪の中でも、また違うんだろうな


中に入るのは初めて。無料。いいねー




想像通りの

きゃわいらしい教会でした

ヨーロッパの教会て

暇人は「陰」をイメージするんですが

暗いし空気冷たいし

懺悔とかしたくなる(笑)

でもここは、結婚式が似合うなーと




あの真っ白な扉から新郎新婦が入ってきて




永遠の愛を誓う図が

似合うと思いませんか


これから結婚なさる皆さん、ヘルシンキ大聖堂どうでしょう

わたし客として行きたいです


道なりに歩いていくと

今度は玉ネギ頭の教会があります



ウスペンスキ寺院

名前からして、見た目からして

ロシア正教の教会と思いこんでたのですが

さっき調べたら

ギリシャ正教の教会でした

ほんとかなぁ?

いずれにしても

ロシア支配下の時代に、ロシア人が建てた教会に違いない

しばらくClosedとの張り紙

やる気のなさがロシアくさい


ここまでくればもう目の前は海



港に出ます


「ヘルシンキのカモメは大きい」

あの映画で冒頭に出てくる台詞




これのことか?


              
              
                それともこれか?


どっちもカモメじゃなかったらすみません




シリア・ライン

ストックホルム⇔ヘルシンキの豪華客船

乗ってみたいですなぁ~




港には、たくさんのマーケットが




人々の格好で、かなり寒いというのが伝わるかと




ベリーベリーベリー!

フィンランドの夏はやっぱりベリーでしょうかね

もう秋ですけどね




港を背に

エスプラナーディ通りに挟まれる形で公園がある


エスプラナーディ通り

泣く子も黙る

楽しい通り

フィンランドデザインの雑貨屋が軒を連ねます




老舗カフェ Kappeli

イッタラの食器でね、出てくるらしいです




あっちこっちにあるイッタラも

この通りの店舗がヘルシンキでは一番デカいのではないでしょうか

ちなみに

前もちょうどこの公園で、この角度でこの店見てまして

「あれ、なんの店だろうね。やたらデカいけど?」

「iってマークあるし、インフォメーションじゃね?」

「せやな、なんか街中にいっぱいあるもんな。」

と、友とアホなこと言うてた暇人が

イッタラにワクワクする日がこようとは(笑)




戦利品たち。

iittala マグカップ 11.9€
Helsky Taito-shop  コースター 2.5€
Pentik  ランチョンマット 5.5€

やすっ。

つうか日本で買うイッタラ、高っ

税金22%で買ってコレということは

空港の免税店で買ったらもっと安いのか!

と、空港で大量購入するもくろみでしたが

空港のイッタラは思いのほか小さくて

買うもん無かったです、無念


どうでもいい話ですが



ストックマン(デパート)のエレベーター

自分でドア開ける方式は、それほど珍しくないかもしれんが

こんな、家のドアかと思うようなドアは初めて見ますた


最後のお昼ご飯は



マック。

芸が無いなー

でも旅先で一度は食べたくなるマック

いかにデカかったか。

をまったく伝えられてないのが残念 



というわけで

フィンランド

なにがあるん?て聞かれると

なにもない・・かもしれんが

空港で、お店で、ホテルで、なんなら歩いてるだけでも

優しく「ヘイ」と挨拶してくれる国

しっかり目と目をあわせて

コミュニケーション取りたくなる国

スペイン1日削ってでも入国したかった国


フィンランド最高です。また来るぞ、ここは


たった4泊6日の旅でしたが

これにて旅ブログ完結

みなさんの旅行願望を刺激できたなら幸いです

旅はいいぜー!

(完)


スペイン三日目②沈まぬ太陽

2009年09月12日 | 海外旅行
バルセロナでの我々の移動手段は

もっぱら地下鉄

今回10回券を2枚買って、全部使い切った



拠点となったサンツ駅 ホテルもこの駅の上

国鉄のターミナル駅であり、地下鉄の主要な線が通っている

ゆえに、スリや置き引き多発駅

でも明るくて広々として近代的な駅でしたよ


向かうは



スペイン広場

たいそうな名前ついてますが

なにがあるってわけでもなく

いやむしろなにもないので

人少なくてよろし

ここで降りた目的は



カタルーニャ美術館

残念、ここも改修工事中

かなり暇人のツボな外観だっただけに、無念

高台に立つこの美術館は



中にどんな美術品があるのかは不明

では何しに来たのかというと




みんなが美術館を背に見ているもの




それはこの眺め

・・・でも

すぐ真下にビーチバレーの特設会場ができてて

肝心要の巨大噴水などが見えず

またもや残念

夜は噴水ショーがすごいらしいです


スペイン広場周辺、レストランのレの字も見当たらないので



美術館そばのスタンドカフェで昼ごはん




ナチョスとコーラ

ジャンクフードは万国共通のおいしさだー


次に向かうは



これまた、なにもないとこへやってきた

3号線マリア・クリスティーナ駅

なにもないけど



駅がサッカーサッカーサッカー

そう、




FCバルセロナの本拠地、カンプ・ノウ・スタジアムがある駅

遠いですけどね、けっこう歩きましたけど

スタジアムの中には入れなかったので

1周ぐるっと回ったんですが

この1周が半端ない

腰砕けた

暇人ばーちゃん、200mおきに要・休憩

実は暇人サッカーぜんぜん知らない

スペインリーグ言われても

ましてバルサ言われても

へぇーー。ですが

閉まってるのに見に来る人、後たたず

その目は「聖地」を見る目で

ええもん見たな、と思います


ええもんといえば



これええなぁー

これ日本にもほしいなー

人件費要らないし、キオスク代わりにどうでしょう





3号線ディアゴナル駅まで戻る

Passing de Gracia 一流ブランドの店が軒を連ねる通り

日曜日だったので、ほぼオールClosed

開いてても、入らないけど。

この通りには



カサ・ミラ byガウディ

ミラさんの家 てことですかね




カサ・パトリョ byガウディ

パトリョさんの家

ガウディの建物は独特だな、だからガウディなんだろうな




カサ・リエオ・モレラ byドメネク

モレラさんの家(今はロエベの店舗)

うん、こっちはサンパウ病院と同じ匂い


100mおきに休憩取らねばならぬほど

腰が痛い

外はまだまだ明るいが

メシにしよう



グラシア通りはカフェもバルも多い

が、一本それてランブラ・ダ・カタルーニャにある

Meson Cinco Jotasという店に入った




Jamon iberico!

イベリコ豚の生ハム17.3ユーロ

オリーブの酢づけは、無料

酒はサングリア




カウンターの兄ちゃんが

一枚一枚ナイフで切ってくれる

たぶんこの塊、数万円


日曜だからか、時間のせいなのか

Kichen closed

結局、生ハムかサンドイッチくらいしか食べるものなく

スペイン人を見習って店をはしごすることに。


グラシア通りに戻って

COSTA GALLEGA という店へ

カウンターにズラっとタパスが並べられ

いよいよバルデビューかと思いきや

普通に奥のテーブル席に通された




また生ハム 13.15ユーロ

今度はJamon Serrano いわゆる 普通の生ハム

でもうんまー!

酒はビール

カタルーニャ地方の郷土料理、Pan con tomateも



トマトパンとでも言おうか

これむっちゃうまかった!!

家でもできそう




生ハムがズラー

ちなみに

スペインの生ハム、ぜんぜんしょっぱくないので

2軒はしごで食べても大丈夫

おいしーおいしーほんとおいしー

日本で買えるのかなー




こりずにパエリア(笑)

いや、これは、前日の夜、別の店であるじがちょこっと食べたら

すんげーうまかった!らしく

ずっと「イカ墨ご飯食べたい。」と言ってましてね

Arroz Negro 英語名Black rice だそうです




たしかにおいしい!

例によって

米のシンが残ってるのが気になるが(笑)

魚介とイカ墨の濃厚なお味

でも、でも、多すぎるー

あるじは、これがスペインで食べたものの中で一番美味。というてます


さすがに2軒はしごしたら

太陽も沈んでくれました

22時をまわっていましたが

またあそこへ行きました




サグラダファミリア ライトアップVer

いやー綺麗綺麗

絶対ライトアップのん見る。と出発前から言い張ってたのは暇人

だけど、なっかなか太陽は沈まないし

腰は痛いし

つうかもう眠いし

も、見んでもええよ?と、妥協しそうになった

けど、見てよかった




反対側もキレイ


こんなにも美しいもの

人でごった返してるだろうと思いきや

人まばら

昼間は観光バスにさえぎられていた通りもガラーン

静かで、厳かで、ええもん見たなー


ホテルに戻ったら荷造りせなあかん

地下鉄でテクテク帰りました

これにてバルセロナとはサヨナラです


明日の朝、ヘルシンキへと向かいます

スペイン(完)


スペイン3日目①天才たちの跡

2009年09月11日 | 海外旅行
3日目。

バルセロナといったらサグラダファミリア

天才ガウディもびっくりの超スローペースで今なお建設中の教会

地下鉄の駅を出れば、いきなりある

それもいいけど

暇人は、もったいぶるようにここからスタート




ガウディのライバル、ドメネクとかいう人が設計したサン・パウ病院

世界遺産。ちょっと修復工事中。


正門をくぐると





病院というより

お金持ちの大邸宅にしか見えないのだけど




救急車もいたし




白衣の天使もいたし




ニャーもいた


お金持ちじゃなくても診てもらえる歴とした市民病院だそうですよ


そしてこの病院の対角線上に



サグラダファミリア

なんだか因縁めいてますねー

ちなみに、ガウディはこの病院で息をひきとったらしいです


病院からまっすぐ通りを歩けば



ずーっとサグラダファミリアが見えるので

楽しいお散歩です




そして到着

クレーン付きでも残念じゃない教会て貴重ですかね




中は、正直ただの工事現場ですけども(汗)

この入場料てやつが、なかなか高くてですね

11ユーロも取られましてね

工事現場に11ユーロですからね

冷静に考えると腹立ってくるんですけども

まぁ、「建設中」てのに人々が魅せられてる部分あると思うので

完成させる気ないかもしれないですね




天井は綺麗でした

綺麗だと思わねばやってられん




そして65mほど上まで登れるんですけども

エレベーター待ちに長蛇の列

まもなく90分待ちに達するところです

しかも別料金2.5ユーロ

暇人はわりと早く着いたので30分ほどで乗れました




風にあたるもよし、写真撮るもよし、でもダイブしないでね。

なんて気の利いたこと、エレベーターのねーちゃん言うてました

2.5ユーロ回収しながら。




この人むっちゃ身を乗り出して

見てる暇人の足が震えました

有事の際には

リュックの紐つかんで助けねば。なんてことを思いながら




鐘楼ですかね

下を見れば工事現場ですけども




塔の先端が何故イチゴ

天才のセンス、暇人には分からんところ




帰りは階段

少々息切れしました


いったいいつ完成するのか分かりませんが



ピザなら15分でできるそうです



暇人が死ぬまでに見たい世界遺産トップ5に入っていたサグラダファミリア

生きてる間に完成形を見られるかは怪しいですが

世界中の人々から11ユーロとって(しつこいか)

何百年もかけて完成させたあかつきには

それが何世紀にも渡って存在し続けられるように

戦争なんかで大破してまた復元、なんてことのないように

平和な世の中であればいいなと

願います


つづく。

スペイン2日目②フラメンコ

2009年09月11日 | 海外旅行
タラゴナからバルセロナに戻った後は

フラメンコ見にいきました

バルセロナはフラメンコまったく根付いておらず

外国人観光客むけのタブラオが数件ある程度だそう

ま、

暇人は外国人だし観光客だし、しょうがないです



ランプラス通りにあるコルドベス



歩き疲れた体にCAVAが染みるー




カスタネット持ってヒッラヒラのドレスで

踊るアレではないようですな

暇人の想像するフラメンコ、いつの時代のフラメンコ?




お、だいぶ近づいてきた(笑)

やっぱこういうのがいいさ、素人には


昔マドリードのタブラオで見た情熱ほとばしるフラメンコに比べて

俺のテクニークを見やがれ!的な。

現代版フラメンコなショーでした




歌い手さん。

勝手にアロンソと命名

似てませんか、ね?


踊り手さんの動きにキャメラがついていかず

まともな写真撮れませんでした

せっかくなので

動画でどうぞ


フラメンコ


注意:音が出ます。たぶん。


鳥肌立つほどの凄みは無かったけれど

店を出たあとも、体にリズムが残っており

おもわず手をたたきそうになるのだけど

リズム感の乏しい東洋人、所詮、真似ごとでも無理・・。


3日目につづく。


スペイン2日目①

2009年09月10日 | 海外旅行
腹が減って目覚めた2日目の朝

サンツ駅のまわりをぐるっと歩いて

スーパーの場所をチェックしたあとは



電車に乗ってタラゴナへ行きました

バルセロナはスペインの東側、地中海沿い

地中海を下ってヴァレンシアに向かう途中にタラゴナがある

スペインの高速列車といえばAVE

その国が威信をかけて走らせている高速列車に乗ること、も

暇人の旅の目的のひとつですが

今回マドリードに向かうのは時間的にキツかったので

AVEと同じ車両を使っているEUROMEDでタラゴナに向かいました

これらに乗るには手荷物のX線検査を通らねばならない気の入りよう




でもタラゴナに着いてしまえば

のどかな田舎の駅というかんじ




海沿いの道を

ゆるやかに上りながら歩いていくと




「地中海のバルコニー」と呼ばれる高台に出た

曇り空が残念


地中海を背に



ローマ時代の円形競技場跡


ちょっと駅から離れたところに

同じくローマ時代の水道橋もあるらしいが

昔見たセゴビアの水道橋よりちっさいと書いてあったので

暇人の独断で却下




新市街らしき大通りは人も車も少なくて

静かでよろし


だんだんと狭い路地が多くなり



古き良き時代にタイムスリップ




ただの花屋さえも立ち止まってシャッター切りたくなるのは

旅マジック




ただの傘さえ・・・

って

こりゃただごとではないな


迷ってるような迷ってないようなかんじで歩き続けると



カテドラルにたどり着いた

世界遺産じゃなくても

街の中心に立つカテドラルは、文句なしに、雰囲気いい




ランニングするような格好でヴァイオリン弾いてても、許す




カテドラルの中庭




オレンジの木が、また絵になる


こんな素敵なカテドラルがあるのに

おそらく市役所と思われる建物で

結婚式が行われていた



花嫁そっちのけで踊る人々




かわいらしいポストに




かわいらしい建物





日本人には遭遇しなかったが

ヨーロッパからの観光客は非常に多い土地だそうで

カフェのねーちゃん英語しゃべる

英語メニューもある

おかげで

食べたいものが食べられました




とりあえず、食っとかないと。パエリア。

これまた昔

食べたんですけどもパエリア

あんま美味しかった記憶無くてですね

いやでも、あの時わたしは若かったしな?

きっとしょうもない店で食べたからに違いない

そしてここはパエリアの本場ヴァレンシアが近い


・・・うーん。

米がアルデンテてのが、暇人ダメみたいです

日本でパエリア風ピラフ食っとけってとこでしょうか


あ、

スペイン語的にはパエーリャとかパエージャとか言うんでしょうけど

その辺お気になさらず


そしてタラゴナで最も度肝ぬかれたもの



トイレ。

一見普通の有料トイレ

あるじいわく

いまだかつて出会ったことのない不思議なトイレ

どう・・・用を足せばいいのか分からないトイレ

特に女性。女性はどうやってするのか

何ぼ考えても思いつかないトイレだそうです

座る構造になってない、と。

ここにお金入れてドア開けた瞬間

誰もが

ドッキリカメラのようなリアクションをしていた

暇人は

少し遠くから

そのリアクションをほくそえんで見ていた


そんなタラゴナ

帰りはローカル列車で帰ったのだけど

EUROMEDの1/3の値段

暇人、調子こいて覚えたてのスペイン語で切符買ったもんだから

なんか間違ってんじゃないかと

これってキセルじゃないのかと

相当ビビってたのですが

回ってきた車掌さん普通にチェックしたので大丈夫ぽかった

おまけに

EUROMEDより短時間で着いた

スペインの鉄道事情、よくわからん。

つづく。

旅のはじまり

2009年09月10日 | 海外旅行


悲しいかな

関空発着のヨーロッパ線はわずか5社のみ

しかし暇人は迷うことなくフィンランド航空





えーご覧の通り

ご飯はショボいですが

いいんです


外国の航空会社

日本発着便のほとんどに日本人クルー乗っておられますけども

慎ましいはずの日本人が

なしてこうも高飛車になれるものかと

思ったことありませんか、ね

お飲み物はいかがなさいますか

えーっと、何がありますか

飛行機っつったらオレンジ、アップル、コーラ、水に決まってんだろが。

っていう態度を返されている乗客を見ると

見てる暇人の方が

イラっとしたり、するんですけども(笑)


気がつきました

外国の航空会社で働く日本人クルーがイヤな奴、なのではなくて

結局その国のお国柄みたいなもんなのだと


フィンランド航空の日本人クルーがとても優しくて慎ましいのは

住んでる街の人々が優しいから

一緒に働く同僚が優しいから

フィンランド人が優しいからに違いない


えー、今回も、フィンランド航空ベタ褒めです




ヘルシンキ・ヴァンター空港まで10時間

さすがデザインの国

募金箱もかわいー


しかし小奇麗なのは長距離線の一角だけで

EU方面への乗り継ぎがあるターミナルは

思いのほか、ちゃっちかったです


定刻から少し遅れて

ヘルシンキから飛ぶこと4時間弱

向かった先は

バルセロナ


びっくりするくらい待ってやっと出てきたスーツケース片手に

電車でサンツ駅まで行き

ホテルのベッドにダイブしたのは22時半

シャワー浴びて早々に寝ました


ジローが腹をすかせて駄々こねているので

続きはまた後で。


ロシア

2008年05月14日 | 海外旅行
知らない間にプーチンが大統領じゃなくなっていた

えらく名前の発音が難しいお方が大統領になりましたね

あんまし興味ないですかね

暇人のプロフィールに使っている写真は



これロシアはサンクトペテルブルクであります

さて海外旅行しようと思ったときに

ロシアという国は、あまり選択の枠に入ってこないでしょうけども

なにげに暇人はロシア語話せるので

そこまで遠い国ってかんじでもないです

じゃぁフラっと行くかっつうと

そこまで身近な国でもないです(笑)


ロシアは

空がデカイっす。

島国日本人ですからね、国土の広い国に行くと

なにもかもがデカいぜ!って感動しますけど

ロシアの空のデカさは、わたし世界遺産に登録したいくらいです


サンクトペテルブルクは

ヨーロッパに近いとこに位置してるので

モスクワ行ったときよりも

ずいぶんヨーロッパぽいと思った

店の者も、外国人には英語しゃべってましたし

モスクワは、ロシア語しゃべれないと

飯も食えない、水も買えない

ましてや

タクシーなんか絶対乗れない

まぁモスクワに行ったのがだいぶ昔なので

今はどうでしょうかね 英語通じたりするかもしれませんね





街並みも、極めて西ヨーロッパ的

しかし決定的に西欧と違うのは



電線がね。

建物はヨーロピアン

電気供給はアジアン

この中途半端な融合が、この国の魅力


日本もいいとこですけど

行くべきとこ山盛りありますけど

国境を越えるっつうのは、得るものが多い 暇人そう思ってます

ロシアは、良くも悪くも

旅行しづらい

むっちゃ楽しいで~ とは言い切れない

だけど

ここに行くと一回りおっきくなって帰ってこれそうな気がします(笑)

早くビザ不要になってほしいもんです

そしたらあるじ連れていきたいな。

ぜんぜん興味ないって言われたけど。







オーロラ

2007年11月27日 | 海外旅行
朝一番で警察署にチャリで行き、ササッと書類書いて

講習のビデオ30分見て、

終わっちゃった、免許更新 ほぼ丸一日、自由時間也。


ところで、昨日メシ食った友の1人は、

3月に一緒にロシア・フィンランドを旅行した友でした

「近いうちに写真のデータな!」と関空で別れてから、はや8ヶ月・・・

おたがい、やっとデータ交換できた。 類は友を呼びます、か。

で、当時の暇人のキャメラは相当オンボロで

撮影できんかったもんが一つ、あったんですよ


それは、北極圏で見たオーロラ

やっと友にデータをもらえたんでね、ちょっとご覧いただけますか?


北極圏の入り口、ロヴァニエミからバスで2時間ほど北上し、

街の灯かりが一切届かない牧場でじっとオーロラでるのを待つ。




漆黒の闇で何して待つか。 とりあえず、寝とくか。

寒くないのか。いや、めちゃくちゃ寒いです。

ババシャツにハイネックシャツにセーターにフリースに、ジャンパー着てます

スキーズボンが短いのはご愛嬌 借りもん。


で、



それは突然訪れた。大空にうっすらと、細い線が・・




渦をまくように形を変え・・・




大きく、濃く、空一面に広がり・・・




またどんどん形を変えて、消えていく。


・・・言うほどすごくないじゃないか、って?

いやぁ、言うても友のキャメラも、しがないデジカメだしね

ちょっち悔しいから補足ですけど、

毎日毎日オーロラさんに会えるわけじゃない。

いや、たぶん世界のどっかで夜な夜な登場してるんだろうけど、

その日その場所でその時間に見られる確率っちゅうのは、結構低いんですよ?

しかも、我々の旅は、

ロシアからフィンランドまで4泊6日で駆け抜けるという、

かなり強引な旅だったんでね、(もちろん、自力移動。)

一夜に賭ける大バクチだった


本当は、旅の中身を決めるとき、

友が、「どうせフィンランド行くならオーロラ見たくね?」と言ったとき・・・


いや、別に? と思った


今となっては、オーロラにこだわり続けた友に、スペシャルサンクス!

涙ちょちょぎれるくらい感動した! 泣いてないけど


どうですか。今年の冬は、フィンランドへ、いかがですか。