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Bachmannのプリマウス機関車(河合商会編3)

2009年08月30日 | PLYMOUTH
 

  2009年夏、河合商会からまたまたCタイプ入換用ディーゼルの新色が発売されました。
今回発売されたのはKP-167 Cタイプディーゼル機関車オレンジ3両セット(6500円)とKP-168 Cタイプディーゼル機関車オレンジ、グレー3両セット(6600円)の2種類です。


「オレンジ」は前回2008年暮れに発売されたオレンジ(トミー名称国鉄色)ではなく、ホントのオレンジ?つまり、「だいだい色」単色です。


もう一方の「オレンジ、グレー」はトミー名称でいう「国鉄色」つまり、前回「オレンジ」という名称だったツートンカラーです。
少々ややこしいカラー名称ですが、バックマンでの商品名 PLYMOUTH(プリマウス)が日本ではどこのメーカが発売しても「Cタイプ入換用ディーゼル」な
のですから一番ポピュラーと思われるこのツートンカラーも「国鉄色」でいいのではないでしょうか。
このツートンはかつて三ツ星商店から発売されていた時は「オレンジ/グレー」という名称でした。
当時、国鉄なるものは既になく、民間のJRグループになっていたので前述の名称となったのでしょうか。
レトロとして発売されたのだから国鉄色の方がよりレトロだと思うのですが、他の理由によるものなのでしょうか。
私くしとしてはやや謎の部分ですが、色名としてはツートンなのだからここまでならいいでしょう。
今回、河合商会もこのツートンを「オレンジ/グレー」という名称にしました。
これで河合商会のツートンは、同じカラーに2つの名称ができました。そして、前回発売したオレンジはこのツートンの呼称を複雑にしたことを否めないでしょう。
ただ、細かいことをいうと、今回のツートンはかつての三ツ星と見分けの付かないほど同じ色調ですが、前回「オレンジ」で発売されたものは色調がとても濃いものでした。
グレーはドブネズミ色、オレンジは朱肉を塗ったような濃さと一目で見分けが付く濃色でした。

 また商品内容を見ると、今回もNゲージの貨車2両とセットにした3両セットでの発売です。
KP-167 オレンジがタキ5450、タキ7750との組み合わせ。KP-168 オレンジ、グレーがタキ4300新塗装と同シルバー塗装との組み合わせです。

 すっかり定着した感のある河合のNゲージ貨車との組み合わせセットですが、私くしとしては120分の1相当の模型の紹介とその普及をススメルモノなので、少々複雑です。
機関車はバックマンの古くからのモノで、車種はプリマウスロコモティブワークスの25~45トン3軸機関車WDT形。縮尺は全長でおよそ1/126です。
各種組み合わせの貨車は誰もが知っている日本の貨車で、とても良くできた1/150のNゲージです。
コレクターとしてはセットもので車種や彩りのにぎやかさがこれはこれでいいと思うのですが、スケールモデルとして並べたとき、その大小の対比は閉口してしまうものがあります。
これら1連のセットものは、このディーゼル機関車の人気にあやかった河合の貨車群の販売促進的な意味もあるのではないかと想像するので機関車単品での販売は今後も難しいのでしょうか。
いっそ1/120の貨車を開発(発売)し、それらとセットにしたら・・・・・

なんて、すっかり妄想の世界です。

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