ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】美女と野獣(映画鑑賞記録棚卸75)…松嶋菜々子とドーベルマンの話も付加

2019-06-09 14:42:50 | 映画
昨日2019年6月8日(土曜日)の過ごし方。

「福岡国際センター」で行われる「九州印刷情報産業展 九州サイン&ディスプレイショー」にいってきました



この日は、福岡市では「G20 FUKUOKA」が開かれる日で、通れる道、通れない道があるため早めに行動。9:30から開場なのに家を7:00過ぎに出て高速道路を使った結果、駐車場に入るのに30分、駐車場内で30分、計1時間待つことになりました
この日はオフだったのですが、純粋な向上心(?)で、こちらの展示会に行った次第。各メーカーさんへの挨拶メインでこなした後、某材料メーカーのセミナー(といいつつマンツーマンにも参加

昼ごろまで見学した後、昼食のため(待っていた嫁さんと一緒に)裏にある「ベイサイドプレイス博多」に移動。
本当は「博多豊一」「スーパー海鮮丼」が食べたかったのですが、アジア系の観光客で満席。時間がかかりそうだったので、その2階にある「築港寿司」で回転寿司🍣を食べましたが、ここのはイマイチでしたかね(北九州市民は、概ね寿司には厳しめですので、そのつもりの意見として参照ください

折角、福岡市に行ったので、普段ならここからショッピングとか、美術館とかに移動が通常のパターンでしたが、この日は前述した「G20 FUKUOKA」の影響で福岡での移動はままならないと判断して、北九州への帰路へ
直接家には戻らず、小倉北区に向かい、15:00過ぎに到着。
この日は「ポケモンGO」のナマケロイベントでしたので、ナマケロを17:00過ぎ頃まで小倉城🏯近辺で捕まえ続けた後、
「井筒屋小倉店」「東京 江戸 味と技めぐり」
「銀座木村屋」「酒種 桜🌸(アンパン)」…これ凄い美味しかったです…と、
「PRESS BUTTER SAND」「バターサンド」を購入。
そうこうしているうちに、ナマケロイベントも終了したので帰宅…疲れたのでお酒飲んで早めに就寝
そういう1日でした


本日2019年6月9日(日曜日)ですが、先週までのお仕事+前日の福岡&ポケモンで疲れていたのか、10:00過ぎまで寝ておりました。
「ワイドなショー」を、闇営業ニュースを見逃がしたなぁと思いながら見終えた後、「一道」のうどん(本日は「ぶっかけうどん大盛(温)」と「なすの天ぷら」)を食べに。



その後帰宅、現在「そこまで言って委員会NP」を観ながらこの記事を書いています。



以下は、映画鑑賞記録(棚卸75)
一個前に引き続き「美女と野獣」今度はディズニーにやつです。
ディズニー映画一挙棚卸し企画(5)でもあります



「美女と野獣」🌹
監督 :ビル・コンドン
出演 :エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題:Beauty and the Beast

TSUTAYA DISCASから「われらが背きし者」と一緒に届いた1本。
2年弱前、2017年10月15日(日曜日)に鑑賞しました(ブルーレイ)。
2019年6月7日(金曜日)地上波テレビ放送でもながら鑑賞しました。



概要
フランスの民話「美女と野獣」を1991年にアニメーション映画化した「美女と野獣」の実写リメイク作品。
(この映画頃から、ディズニーが過去のアニメをそのまま実写化するというビジネスモデルを確立し以後どんどん作られる事に
ロココ時代のフランス、王子が城🏰で主催する舞踏会に見窄らしい女が現れ、薔薇🌹を差し出しながら嵐の中道に迷ったので一晩泊めてほしいと頼むが、傲慢な王子はこれを拒否する。女の正体は魔女で、王子と王子の城🏰全てに呪いをかけ、王子は醜い野獣に、家来たちは家具に変えられてしまう。魔女は野獣(ダン・スティーヴンス)に対し「薔薇🌹の花びらが全て落ちるまでに、愛し愛されることを学ばなければ、呪いは永遠に解けない」ことを伝え城🏰から去る。城はそのまま城下の人々の記憶からも消えてしまう。
数年後、城近くのヴィルヌーブ村に父モーリス(ケヴィン・クライン)と一緒に暮らす、美しいが、当時の女性としては本が好きで教養があるため、変わり者とされていうベル(エマ・ワトソン)という女性がいた。ベルの美しさを気に入っているガストン(ルーク・エヴァンス)は、ベルに求婚するが、ベルはガストンの下品さや乱暴さを嫌っておりこれを断る。翌日、パリに出かけていったモーリスは森で迷い、狼に襲われてしまう、逃げ回った末、城に辿り着くと、そこには喋るティーカップ、チップ(ネイサン・マック)がおり、驚いたモールスは逃げ出し、その際ベルのために庭にあった薔薇を取ったところを野獣に見つかり監禁されてしまう。モーリスの馬フィリップだけが帰ってきたことを心配したベルは、モーリスを探しに出かけ城にたどり着く。



感想
鑑賞当時の草稿の冒頭には、
「東京スカパラダイスオーケストラの「銀河と迷路」を聴きながらこの記事を書いている」
との一文、
「銀河と迷路」は、松嶋菜々子福山雅治のドラマ「美女か野獣」の主題歌なので、それを言いたかっただけの話
…本当に「銀河と迷路」を聴きながら草稿していたのかどうかは覚えていませんが、そう書いているのだからそうなのでしょう

ちなみに、松嶋菜々子美女ですし、彼女がマンションで買っていたドーベルマンは、人を噛む野獣です


で、映画の話

元になったアニメ版は、我が家では、子供が小さい頃に割とヘビーローテーションだった1本。
(私は、そこまで真剣に観ていないけど)
ビデオテープを擦り切れるぐらい観た後に、レーザーディスクも買いました。
今となっては、畑に吊るすぐらいしか用途のないレーザーディスクですが

で、そんな思い入れ深めのディズニーアニメ「美女と野獣」の実写映画化

思い入れに追加して、

(主に脇を固める方々の)キャスティングが豪華
ルミエールが、ユアン・マクレガー
コグスワースが、イアン・マッケラン
ガストンが、ルーク・エヴァンス
他には、エマ・トンプソン、スタンリー・トゥッチ等々
(今回の映画の劇中、ル・フウの描写が、LGBT風味になっていたのと、上記キャスティングポリシーには、なんらかの共通点がありそうでもある

映像面でも
おそらく現代では、CGが進化しており、豪華絢爛な「美女と野獣」を魅せてくれるだろう

…等の期待が高まる要素があるなかでの鑑賞
(といっても私にとってはそうでもなかったんだけど、娘は思い入れが余って映画館にいったと言っておりました。)

結果、期待に応えまくる映画ではなかったかな

よくよく考えると、元々のアニメも、
「ディズニーアニメの当時としては高度で精密なアニメーション技術」
(当時「リトル・マーメイド」よりも数段進化したアニメと感じた記憶あり…現代基準で観れば古いけどね)
「子供向きアニメーション映画なのに観客を舐めていない高い演出力」
「他のミュージカルと比較しても、高いレベルの素晴らしい音楽」
という、メイン部分を除けば、そこまで大した脚本なわけでもなく

そのお話自体も、知っている話だし、
わがままとはいえ、そこまで暴君とは思えない、しかも王ではない王子が
(日本語吹き替えでは課税をしたと言ってたが、実際、村はそんなに辛そうでも無い)
宴会中に訪ねてきた見窄らしい女性を、追い返したら呪われるとか、不当で説明不足。
実写映画化となると、大人向きにシフトしたと観客は思うものだし、それに伴う進化を期待するものなのに…実際はそうでもなく、
・ガストンがどっかから戻ってきた描写(結局説明不足)
・母親がパリのペスト蔓延から娘を守るために自分を捨てて出て行ってもらった(という蛇足)
・ガストンへのル・フウの思い
…あたりを足されたところで、別にストーリーに深みが出たとは感じず。

前述の元アニメの良かったところと比較していくと

「ディズニーアニメの当時としては高度で精密なアニメーション技術」
との比較では、
・ルミエールのダンスのシーンは、随分進化して高評価
・他は、アニメ対実写・CGなので比較しづらい。気持ちは後者の方に大きく期待するが、想定内でびっくりするような物ではなかった。
・実写版の野獣のデザインはイマイチ後ろ向きのツノがイマイチ

「子供向きアニメーション映画なのに観客を舐めていない高い演出力」
での比較では、
・舐めてはいないけど、わざわざリメイクとして鑑賞する大人の思いまでは配慮されていない。
・野獣とガストンの対決はアニメの方が上。ガストンの憎々しげさが弱くなった。落ちた時に「ざまぁ見ろ」と思わせてくれない
・城に村人が攻め込んだ時は、アニメ版だとカートゥーン色が強く楽しいところなのだけど、実写版はただわちゃわちゃしてる感あり。余計なやりとりも多い、これらは深掘りではなく、余分なトッピングとしか思わなかった
・村にいる物乞いの女性が、実は魔女で、裏で回している感じの設定と演出。この設定と描き方が地味で見過ごしそうだし、演じる女優さんも知らない人だから目立たないし、なもんで、途中のちょいちょい登場するところは気にしないし(気づかないし)、最後に(おそらく満を持して)動いたときも、「ほう」とはならなかった。この女性役はもっと有名女優さんだったら良かったかもですね。

「他のミュージカルと比較しても、高いレベルの素晴らしい音楽」
での比較では、
・現状維持。ガストンの歌と、攻め込んで行く曲は名曲
・新曲は思い入れがなく評価できない


他に思ったことは、

ガチガチのファンタジー世界でなく、この世界の中世が舞台なのに、
貴族においても白人と黒人が堂々と恋愛関係にあるという、歴史無視感
(実際の歴史がどうかは研究などしていないけど、少なくとも違和感はある)
この点は、余計な付け足しなんじゃないかな
こういうのは、現代劇か異世界でやれば良いと思うのだけど


と、書きたいことはこんなところ。
元々のアニメがなかったら、観ていない映画ですね

それでもしっかり作られてはいたので

点数は4点(5点満点中)です。



では、このあたりで



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