ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】アリータ:バトル・エンジェル…アリータの顔の違和感もガリィじゃ無い問題も観れば気にならない

2021-03-07 11:31:12 | 映画
3月になって全く更新していませんでした。
お仕事の方で多大なストレスに晒されており、飲酒後早く寝るのがその原因です💦

昨日、2021年3月6日(土曜日)は、山口県にある散髪に行ったり、録画していた「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」を観終えたりした日です。
(詳細はこちら

本日、2021年3月7日(日曜日)は、朝食後、新しい戦隊モノ観たり「ワイドナショー」観たりしながら現在に至ります。



以下は、映画鑑賞記録です



「アリータ:バトル・エンジェル」🍫
監督 :ロバート・ロドリゲス
出演 :ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Alita: Battle Angel



TSUTAYA DISCASから「フォードvsフェラーリ」と一緒に届いた1本。
2021年2月28日(日曜日)の深夜に鑑賞しました(Blu-ray)。



概要
木城ゆきとのコミック「銃夢」のハリウッドによる実写映画化。
地球と火星連邦共和国=URM間で行われた没落戦争=ザ・フォールから300年後、世界は最後に残った空中都市ザレムと、ザレムの下にある、ザレムからの廃棄物が積み上がる地上のアイアンシティに分断されていた。アイアンシティに住む、サイバネ医師のダイソン・イド(クリストフ・ヴァルツ)は、屑鉄の山から少女のサイボーグの頭部を発見する。このサイボーグが生きていることを知ったイドは、彼女を修復し、かつて自分の娘のために作っていたボディを与え、アリータ(ローサ・サラザール)と名付ける。



感想
「銃夢」は、若い頃に読んでいた漫画
「ブレードランナー」「AKIRA」「アップルシード」を経て、サイバーパンクものが流行りだした頃の1本で、正直、画力は大友克洋や士郎正宗に比べて、いまひとつだなとも思いつつ、物のない時代なので、私も楽しく読ませていただいていました。
ややマニアック寄りテイストが売りだった大友克洋や士郎正宗よりも、少年コミックに寄った漫画だったようにも記憶しています。
(そのコミックは、捨てたか売ったかしたので、再確認はできないんだけどね)
大友克洋の「童夢」に影響され、「銃」という当時の中高生男子垂涎の言葉と組み合わせて、「銃夢」なる恥ずかしいタイトルを付ける勇気も、今となってはサブカル界の時代背景を後世に伝えており、その点からも評価できるコミックですね😅


で、この映画
なかなかに原作のテイストを理解している感がある好印象な作り
かつ、原作の解像度を上げてレベルアップさせています。
原作を知らなかったら、このテイスト理解や、解像度上げの巧みさに気づくことはなく…
「映像の出来はいいけど“よくある”サイバーパンクテンプレート映画」
とかいう評価になってしまうのかもしれませんが😅
…と、褒めているのか貶しているのか分からない文章になっていますが💦、日本の90年代サブカル界隈への愛を感じ、本気で映画を作った良い作品
“よくある”部分は、原作が古いのだから当然ですね…一本の映画としてフラットな目で観ると不利な部分がある()という感じでしょうか。

フラットな目でなく、原作を知っているテイで観た場合…
「なんで“ガリィ”じゃなくて“アリータ”なんだよ問題」
が、あるのですが…
アトムが、アストロボーイになったその昔から、そういうものだと受け入れる必要があるのかとおもいます。
オタク漫画家が雰囲気でつけた“ガリィ”よりも“アリータ”の方が、通りが良さそうだしね😅

最初にビジュアル観たときに違和感を禁じ得ない、アリータの目がでかい漫画顔も、まぁ慣れていきます。
可愛くて、人間ではないとも感じさせる、良い塩梅の位置で調整されていたのではないでしょうか。
他のサイボーグキャラも含め、人間の顔をCGで作る難しさを設定とセンスで補っている感じでした
(これを観ると「ソニック・ザ・ムービー」の最初のデザインのソニックも、見慣れたら評価されていたのかも知れんな…という可能性が生まれます😅)


キャスティングは、そこまで重厚な脚本でも、キャリア積めそうな映画でもない()のに、妙に豪華&実力派キャスト。

顔の長さからキャスティングされたと思われるクリストフ・ヴァルツは、特に役作りをしている感じでも無かったけど、普通に雰囲気と演技力を発揮。

ジェニファー・コネリーは綺麗でした。
アラフィフ世代の女優さんの中では、この人がチャンピオンかも知れません。

マハーシャラ・アリも「ムーンライト」と「グリーンブック」を経てからの仕事にしては、淡々と何でもない脇役をこなします。
“勿体無い感”を感じさせるあたりが、彼が実力派で高尚な俳優になったということなのかな

最後に、マッドサイエンティスト(なんかなのノヴァが、エドワード・ノートンだと気がつきますが、彼も何となく勿体無い感。
…というか、この映画続編作る気なんかな

まぁ上記のように豪華キャストが揃って、
各々がしっかり演技している映画ですが、特に心にくるような部分は無いというのは、何か勿体無いです💦


(ここまでに書かなかった項目も含め)まとめると…

映像も構成もよく作られている退屈しない映画
原作テイストを上手くレベルアップさせた好作品
脚本は原作を逸脱しないゆえに単純・幼稚
配役は豪華だけど残念ながら活かせる部分の少ない脚本

点数は4点(5点満点中)というところでしょうか。



では、このあたりで



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