ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】フォードvsフェラーリ…登場人物の殆どが偏屈

2021-03-14 09:11:01 | 映画
本日は、2021年3月14日(日曜日)
昨日の夜から娘夫婦(娘は、先日2021年3月3日に入籍しました)が泊まりに来ており、先ほど帰りました。

本日の更新、前回までの…
「アリータ:バトル・エンジェル」
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」
「ゴースト・イン・ザ・シェル」
と、サイバーパンク映画を続けていたので、
「BLAME!」の記事をまとめようか…
「ブレードランナー2049」でも再鑑賞してそちらをまとめようか…
(サイバーパンク系といえば、最近は「レビウス」っていうテレビアニメも観ていますね)
とか、考えていたのですが、それらは上手くいかず(私のやる気の問題ね😅)、結局、全く違う映画の映画鑑賞記録をアップすることにいたします。



「フォードvsフェラーリ」🔧
監督 :ジェームズ・マンゴールド
出演 :マット・デイモン、クリスチャン・ベール、カトリーナ・バルフ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Ford v Ferrari



TSUTAYA DISCASから「アリータ:バトル・エンジェル」と一緒に届いた1本。
2021年3月10日(水曜日)の23:50ごろまでに何度かに分けて鑑賞しました(Blu-ray)。



概要
実話を基にした映画。
1959年のル・マン24時間レースで優勝したレーシングドライバーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)だったが、心臓病に侵されレーサーから引退、スポーツカーをデザインするシェルビー・アメリカンを設立し、経営者兼カーデザイナーとして成功していた。彼の友人であり、第二次世界大戦の終結後イギリスから移住し自動車整備工場を経営しながらレースにも参加するケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)は、その偏屈な性格ゆえに、顧客やレース会場でもトラブルが絶えなかったが、そのレーサーとしての腕前は、シェルビーも高く認めるところだった。
1963年、アメリカの巨大自動車メーカー、フォード・モーターを率いるヘンリー・フォード2世(トレイシー・レッツ)は、会社を成長させるアイデアを従業員たちに求め、副社長リー・アイアコッカ(ジョン・バーンサル)は、ブランドイメージを一新するアイデアとして、ル・マン24時間レースを4連覇した有名ブランドでありながら経営危機状態のイタリアの自動車メーカー、フェラーリを買収することをフォード2世に上申する。



感想
「フォードvsフェラーリ」というよりも
「フォード(重役)vsレーシングチーム」といった具合の内容の映画。
悪役はフェラーリではなくて、フォードの重役(主にレオ・ビーブ)と、最後に巻き込まれたマクラーレン😅というお話。
…かつて、マクラーレンが主役のドキュメンタリー映画「マクラーレン ~F1に魅せられた男~」というのを観たけど、その中でもこのエピソードあったんだっけかな…全く覚えていません😅

フォード、フェラーリの2社の対立は、背景になっているだけで、フォードのレーシングカー開発に関わった、偏屈なレーサーたちの話が主体。
基本あんまり興味のないテーマのものでしたが、実話ベースにしてはドラマチックでもあり、楽しめました

カーアクション部分も、嘘くさくもなく、かといって地味でもなく迫力があり、良い具合で楽しめましたし

マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーと、クリスチャン・ベール演じるケン・マイルズの関係性描写も良く、映画の中では、絵に描いたような悪役のレオ・ビーブ上級副社長との対立も面白く描かれたもの。
レーシングチームのメカニックなおじさんや、ケンの家族も脇役ではなく、ちゃんとキャラが立ってて、娯楽作品として成立した良い映画でした

俳優陣も、みなさん上手くて
今まで顔が長いゴツいちょいバカだと思っていたジョン・バーンサルでさえ、なんとなく名優風味😅
いわずもがな、クリスチャン・ベールは特にすごくて
例によって体格や出で立ちをコントロールした“超デニーロアプローチ”は、ここでも発揮されており、偏屈で萎びた偏屈ケン・マイルズは、ぼーっと観ていたらクリスチャン・ベールと思わないかもしれないレベル。
ケン・マイルズ本人は知らないけど、乗り移っているレベルなのかも知れません


にしても、この時代の人はみんな偏屈(に描かれてた)
主人公のケン・マイルズはもちろん…
キャロル・シェルビーも冷静沈着には遠いし、
フォードの社長も、フェラーリの社長も、偉そうかつ偏屈(現在だったら会社のトップには不適合だね😅)
悪役のレオ・ビーブも、もちろん頑固でまともじゃないし…
ケンの嫁さんも、同じく偏屈(というかややヒステリック気味)
ジョン・バーンサルが演じていた人が比較的大人しいくらいで、他はだいたい曲者。
そういわれれば、私の親以上の世代は、なんとなくこんな感じの人多いわ。


ということで点数は4点強(5点満点中)
見応えのある映画だったと思います
ストーリーのラストは史実通りに悲しい結末を迎えますが、そこに頼った作りでもなく、全体的に楽しめた映画です
(長ゼリフが続くと寝落ちして何回も巻き戻したけどね😅)



では、このあたりで


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