本日は、2023年9月3日(日曜日)です。
先程、昨日の【後出し日記】をアップしました。
(2023年9月27日 22:31追記:この日、2023年9月3日のどこかまで…時間の記録なし…に「Netflix」で「シャフト」(2019年版)を鑑賞しました。)
(2023年10月3日 23:20追記:さらに15:00頃までに「Netflix」で「ブロンド」を鑑賞しました。)
以下は、映画鑑賞記録です
「バスターのバラード」🏇
監督 :コーエン兄弟(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)
出演 :ティム・ブレイク・ネルソン、ジェームズ・フランコ、リーアム・ニーソン
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Ballad of Buster Scruggs
2023年8月17日(木曜日)の深夜23:00過ぎ頃までにかけて「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。
概要
アメリカ西部開拓時代を舞台にした6つの章から成り立つオムニバス映画。
【バスターのバラード(The Ballad of Buster Scruggs)】🃏
「手を見たならそれでやれと鼻であしらった」
白馬のダンに跨り、ギターを演奏しながら歌いながら旅をするカウボーイのバスター・スクラッグス(ティム・ブレイク・ネルソン)は、立ち寄ったバーでウイスキーを注文するが、禁酒法があると断られたバスターは、この無法者ばかりが集まったバーで他の客と口論になり、その客とバーのオーナーを射殺する。次の町で入り口で銃を預けなければならない酒場に入ったバスターは、出て行った客の代わりにポーカーに参加しようとするが、先客の手札が悪く参加しないと告げるが、他のプレイヤーの一人カーリー・ジョー(クランシー・ブラウン)から銃を突きつけられるが、バスターはテーブルを利用してジョーを殺す。
【アルゴドネス付近(Near Algodones)】🥘
「ヘタクソ!と老人は叫んだ」
若いカウボーイの男(ジェームズ・フランコ)は、草原に孤立する銀行へ強盗に入る。老人の銀行員(スティーヴン・ルート)に銃を突きつけるが、鉄の鍋で防御した銀行員の反撃にあい倒されてしまう。次に気がついた時、カウボーイは首に縄をかけられ絞首刑寸前だったが、そこにコマンチ族が到来し、保安官たちを皆殺しにしてしまう。残されたカウボーイは通りかかった家畜商人(ジェシー・ルークン)に助けられ、彼の仕事を手伝いながら同行を始めたが…。
【食事券(Meal Ticket)】🐓
「慈悲は強いられることなく優しい雨のように天から降り注ぐ」
老いた興行師(リーアム・ニーソン)は、四肢を全て欠損したハリソン(ハリー・メリング)と旅興行をしていた。彼らの見せ物は、ハリソンによる「オジマンディアス」「旧約聖書」「ゲティスバーグ演説」などの暗唱であり、四肢のないハリソンに食事を取らすのが興行師の役割だった。最初の頃は客も多かったが、そのうちだんだんと収入が少なくなっていった頃、興行師は別の興行師が連れていた計算ができる鶏を目にする。
【金の谷(All Gold Canyon)】🦌
「大地のどこにも人の気配や細工は見当たらなかった」
自然豊かな山奥に、年老いた山師(トム・ウェイツ)がたどり着く。山師は砂金を掘りはじめ、徐々に結果を出していき、ついには鉱床を掘り当てる。
【早とちりの娘(The Gal Who Got Rattled)】🐂
「アーサーはビリー・ナップに合わせる顔がなかった」
アリス・ロングボウ(ゾーイ・カザン)と兄のギルバート(ジェファーソン・メイズ)と共に新天地であるオレゴンに向かうキャラバンに参加するが、旅の途中ギルバートがコレラで死亡、右も左もわからずお金は埋葬されたギルバートの服の中にあるなど、どうにもならなくなったアリスは、キャラバンの護衛ビリー・ナップ(ビル・ヘック)や、アーサー(グラインジャー・ハインズ)に面倒を見てもらいながら旅を続けていた。オレゴンに着いても何のあてもないアリスに対し、ビリーは自分との結婚を申し出る。
【遺骸(The Mortal Remains)】⚰
「聞こえなかったのか御者は減速しなかった」
フォートモーガン行きの馬車に老婦人(タイン・デイリー)、猟師(チェルシー・ロス)、フランス人の男(ソウル・ルビネック)、アイルランド人の男(ブレンダン・グリーソン)とその相棒のイギリス人の男(ジョンジョ・オニール)が乗り合わせていた。さらに馬車の上には、アイルランド人の男とイギリス人の男が運ぶ遺体も積まれていた。5人は馬車の中でさまざまな話をし始める。
感想
ほぼ全部の話がバッドエンド💦な6つの短編を集めたオムニバスの映画。
最初の話は、陽気で無双な男が主人公の愉快なコメディかと思っていたら…主人公が死亡💦
二つ目の話は、銀行強盗して死刑にされるところをなんとか助かった主人公が、その直後に冤罪で捕まり、観客は今回も助かるんだろ…と思っているのに、あっさり死刑が執行され主人公が死亡💦最後に別嬪さんの顔観れるけど。
三つ目の話は、胸糞が悪い話で…
主人公の一人が死亡
彼の暗唱は…全然全部を聞かせてくれないんだけど…引き込まれるものがあるんよね。
あの胸糞展開🐓よりも、暗唱シーンの方がメインだし面白いです。
…こんな非人道的な役のリーアム・ニーソンって珍しいよね。
四つ目の話は…
今度は死んでないんかーい…と一旦なります。
五つ目の話は…
困難な世界で、ハートフルな展開が進行していたのに…
最後に主人公女性が死亡💦💦
…この話、淡々と描かれているんだけど。かなり辛いオチ…でもこの話が一番好きかも
最後の話は、よくわからんし、最初から死体運んでる話。
他のエピソードにも少なからずあった「なんの話だかわからない会話」は、このエピソードで全開に。
この会話も意味がわからないのに何か面白い
…多分、死んだ人たちがあの世に向かっている話みたい…ぐらいに思っとけば正解なんよね
と、概ね後味が悪い&気の置けないストーリー
昔「トゥルー・グリット」の記事にも書いたけど、コーエン兄弟の西部劇社会では、生き残れない自信があります。
反面、テンポや作りは愉快
結果、後味が悪いけど、なんとなく面白い映画なんよね。
どこがどう面白いとか解説する脳は持っていないんだけど、オススメ作品
同監督の「ノーカントリー」、「バーン・アフター・リーディング」を観た時のような楽しさがありました。
点数は5点(5点満点中)です。
では、このあたりで
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先程、昨日の【後出し日記】をアップしました。
(2023年9月27日 22:31追記:この日、2023年9月3日のどこかまで…時間の記録なし…に「Netflix」で「シャフト」(2019年版)を鑑賞しました。)
(2023年10月3日 23:20追記:さらに15:00頃までに「Netflix」で「ブロンド」を鑑賞しました。)
以下は、映画鑑賞記録です
「バスターのバラード」🏇
監督 :コーエン兄弟(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)
出演 :ティム・ブレイク・ネルソン、ジェームズ・フランコ、リーアム・ニーソン
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Ballad of Buster Scruggs
2023年8月17日(木曜日)の深夜23:00過ぎ頃までにかけて「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。
概要
アメリカ西部開拓時代を舞台にした6つの章から成り立つオムニバス映画。
【バスターのバラード(The Ballad of Buster Scruggs)】🃏
「手を見たならそれでやれと鼻であしらった」
白馬のダンに跨り、ギターを演奏しながら歌いながら旅をするカウボーイのバスター・スクラッグス(ティム・ブレイク・ネルソン)は、立ち寄ったバーでウイスキーを注文するが、禁酒法があると断られたバスターは、この無法者ばかりが集まったバーで他の客と口論になり、その客とバーのオーナーを射殺する。次の町で入り口で銃を預けなければならない酒場に入ったバスターは、出て行った客の代わりにポーカーに参加しようとするが、先客の手札が悪く参加しないと告げるが、他のプレイヤーの一人カーリー・ジョー(クランシー・ブラウン)から銃を突きつけられるが、バスターはテーブルを利用してジョーを殺す。
【アルゴドネス付近(Near Algodones)】🥘
「ヘタクソ!と老人は叫んだ」
若いカウボーイの男(ジェームズ・フランコ)は、草原に孤立する銀行へ強盗に入る。老人の銀行員(スティーヴン・ルート)に銃を突きつけるが、鉄の鍋で防御した銀行員の反撃にあい倒されてしまう。次に気がついた時、カウボーイは首に縄をかけられ絞首刑寸前だったが、そこにコマンチ族が到来し、保安官たちを皆殺しにしてしまう。残されたカウボーイは通りかかった家畜商人(ジェシー・ルークン)に助けられ、彼の仕事を手伝いながら同行を始めたが…。
【食事券(Meal Ticket)】🐓
「慈悲は強いられることなく優しい雨のように天から降り注ぐ」
老いた興行師(リーアム・ニーソン)は、四肢を全て欠損したハリソン(ハリー・メリング)と旅興行をしていた。彼らの見せ物は、ハリソンによる「オジマンディアス」「旧約聖書」「ゲティスバーグ演説」などの暗唱であり、四肢のないハリソンに食事を取らすのが興行師の役割だった。最初の頃は客も多かったが、そのうちだんだんと収入が少なくなっていった頃、興行師は別の興行師が連れていた計算ができる鶏を目にする。
【金の谷(All Gold Canyon)】🦌
「大地のどこにも人の気配や細工は見当たらなかった」
自然豊かな山奥に、年老いた山師(トム・ウェイツ)がたどり着く。山師は砂金を掘りはじめ、徐々に結果を出していき、ついには鉱床を掘り当てる。
【早とちりの娘(The Gal Who Got Rattled)】🐂
「アーサーはビリー・ナップに合わせる顔がなかった」
アリス・ロングボウ(ゾーイ・カザン)と兄のギルバート(ジェファーソン・メイズ)と共に新天地であるオレゴンに向かうキャラバンに参加するが、旅の途中ギルバートがコレラで死亡、右も左もわからずお金は埋葬されたギルバートの服の中にあるなど、どうにもならなくなったアリスは、キャラバンの護衛ビリー・ナップ(ビル・ヘック)や、アーサー(グラインジャー・ハインズ)に面倒を見てもらいながら旅を続けていた。オレゴンに着いても何のあてもないアリスに対し、ビリーは自分との結婚を申し出る。
【遺骸(The Mortal Remains)】⚰
「聞こえなかったのか御者は減速しなかった」
フォートモーガン行きの馬車に老婦人(タイン・デイリー)、猟師(チェルシー・ロス)、フランス人の男(ソウル・ルビネック)、アイルランド人の男(ブレンダン・グリーソン)とその相棒のイギリス人の男(ジョンジョ・オニール)が乗り合わせていた。さらに馬車の上には、アイルランド人の男とイギリス人の男が運ぶ遺体も積まれていた。5人は馬車の中でさまざまな話をし始める。
感想
ほぼ全部の話がバッドエンド💦な6つの短編を集めたオムニバスの映画。
最初の話は、陽気で無双な男が主人公の愉快なコメディかと思っていたら…主人公が死亡💦
二つ目の話は、銀行強盗して死刑にされるところをなんとか助かった主人公が、その直後に冤罪で捕まり、観客は今回も助かるんだろ…と思っているのに、あっさり死刑が執行され主人公が死亡💦最後に別嬪さんの顔観れるけど。
三つ目の話は、胸糞が悪い話で…
主人公の一人が死亡
彼の暗唱は…全然全部を聞かせてくれないんだけど…引き込まれるものがあるんよね。
あの胸糞展開🐓よりも、暗唱シーンの方がメインだし面白いです。
…こんな非人道的な役のリーアム・ニーソンって珍しいよね。
四つ目の話は…
今度は死んでないんかーい…と一旦なります。
五つ目の話は…
困難な世界で、ハートフルな展開が進行していたのに…
最後に主人公女性が死亡💦💦
…この話、淡々と描かれているんだけど。かなり辛いオチ…でもこの話が一番好きかも
最後の話は、よくわからんし、最初から死体運んでる話。
他のエピソードにも少なからずあった「なんの話だかわからない会話」は、このエピソードで全開に。
この会話も意味がわからないのに何か面白い
…多分、死んだ人たちがあの世に向かっている話みたい…ぐらいに思っとけば正解なんよね
と、概ね後味が悪い&気の置けないストーリー
昔「トゥルー・グリット」の記事にも書いたけど、コーエン兄弟の西部劇社会では、生き残れない自信があります。
反面、テンポや作りは愉快
結果、後味が悪いけど、なんとなく面白い映画なんよね。
どこがどう面白いとか解説する脳は持っていないんだけど、オススメ作品
同監督の「ノーカントリー」、「バーン・アフター・リーディング」を観た時のような楽しさがありました。
点数は5点(5点満点中)です。
では、このあたりで
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