goo blog サービス終了のお知らせ 

ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ヒーローショー…2010年の残務整理(2)

2011-01-03 01:13:12 | 映画
まずは近況報告。

2011年1月2日(日曜日)は、嫁さんのお姉さんの家で新年会。
いつもは嫁さんの実家で行う新年会でしたが、今回はお姉さん宅でということになりました。

本日2011年1月3日(月曜日)は、息子が関東に戻る日
劇太りな息子ですが送り出すのはやはり辛いものです…仕方無いですし、子離れしないとイカンのですけどね…ヤツは心配ばかりかけますからねぇ



以下は映画観賞記録
やっと2010年12月鑑賞分に突入できました



「ヒーローショー」
(監督:井筒和幸、出演:後藤淳平、福徳秀介、ちすん、2010年邦画)

TSUTAYA DISCASさんから「Disney's クリスマス・キャロル」と一緒に届きました。2010年12月4日(土曜日)の深夜に観賞(DVD)



ストーリー
お笑いの養成学校に入り芸人を目指す鈴木ユウキ(ジャルジャル・後藤淳平)はオーディションも失敗し、バイトにも真面目に通わずクビになってしまう。養成学校の先輩で元相方の剛志(桜木涼介)から新しいバイトとしてヒーローショーに出演する事になったユウキ。ある日、剛志の恋人でありヒーローショーの司会美由紀(石井あみ)が、戦隊ヒーローショーでレッドを演じている俳優志望のノボル(永田彬)から寝取られたという事が発覚、剛志とノボルはヒーローショーのさなか乱闘になってしまう。怒りの収まらない剛志は知り合いである鬼丸(阿部亮平)に相談すると鬼丸は慰謝料を強請ろうと持ちかけ、ノボルとブルーを演じているツトム(米原幸佑)を恐喝する…この場にはユウキも同行させられる。困ったノボルツトムは金を借りるために出会い系サイトを運営しているツトムの兄・拓也(林剛史)の所に行くが、拓也は金など払う必要無いと言い、鬼丸らを返り討ちにしてやろうと、地元の友人で元自衛隊員の石川勇気(ジャルジャル・後藤淳平)に連絡する。
詳しくは…http://www.hero-show.jp/





ピロEK的感想&点数
青春バイオレンスムービーですか…嫌な話ですね
「ヒーローショー」という何となくコメディ風味なタイトルと、人気のお笑いタレントの起用ということで、軽い感じで観ようと思って観ちゃったら…ちょっとダメージを受けちゃうかも知れません

この脚本が何を言い表そうとしているのかは、良く分かりません早く自首しなされなどと思いながらハラハラするのが正しい観賞方なのでしょうか
仮に若者へ軽率な行動を取らないようにという注意が目的なら井筒和幸は親切な方です

だとしても、最初の方で割と思いきったエロシーンがあるので、思春期の子供なんかと一緒には観ない方が良いです。私は鑑賞前に『ジャルジャルの映画観るから一緒に観ないか』と娘を誘いましたが(コメディ風味かと思っていたので)、断られていたので結果オーライです
ちなみに、このエロシーンの印象は『乳首の色が黒いなぁ…』でした。

引き続き主演女優(?)のちすんさんもエロシーンに突入かと一瞬思わされハラハラ・ドキドキしますが、こちらは未遂に終わります
ところで…ちすんさんは微妙枠の女優さんですなぁ…もちろん一般人基準だったら十分に綺麗なんだけど、女優さんとしては微妙です。顔も微妙さも岩崎ひろみさんにチョット似ています
「もやしもん」のドラマにも出ていました。あちらでも美人の役でしたが、えーこの人が前の年のミス農大微妙だなぁ…などと思ったものです

で、ジャルジャル
正直、話へのマッチ度という意味ではミスキャストだと思います。
もっと悲壮感の出せる俳優、もっと元不良っぽい役者も、もっとダメ人間っぽい役者も居たのではないでしょうか
ただ、映画を多くの人に観せたい…という意味ではこの配役も間違っていないでしょうね。若手の半アイドル俳優が演じちゃうぐらいならジャルジャルが演じても同じ事ですし。
それこそ前述の『若者へ軽率な行動を取らないようにという注意が目的』とかであれば、悪く無い選択かも知れません。

まぁ「岸和田少年愚連隊」のナインティナインと同じような売り出し方を考えている吉本興業の思惑有り…ってな所かもね…めちゃイケでもジャルジャルは新レギュラーとかになったし。


と、基本的に“嫌な話”としか感想を書いていませんが…正直他に思うところも無かったんですよね
…井筒監督って、他の映画の批判してるときとか言ってる事は分かるし、「タモリ倶楽部」なんかで酔っぱらってるキャラも嫌いじゃないんだけど、作ってる映画自体は妙に難しくしているというか、素直じゃない作りって感じなんだよなぁ

ということで点数は3点(5点満点中)
もっと分かりやすくして欲しいし、淡々と起こった事を見せられても困る…という感じかな。



補足・蛇足
前述でキャスティングの話をしましたが…
今のご時世、こういう普通の映画にも本当のヒーロー番組出身の俳優さんが出ています。
デカブルーとか、ちすんも「グランセイザー」出身みたいです…「グランセイザー」は全く観ていませんけど。

…昔はヒーローものと普通のドラマって住み分けされてたんですけどねぇ、最近はヒーローものは普通に若手俳優の登竜門になっちゃってて少し寂しいですわ
昔なら、あんまり普通の仕事をやらないヒーロー俳優の方々がライダー大集合とかしてたものですが、最近はほぼ無理ですからねぇ…オダギリジョーと水嶋ヒロが現役仮面ライダーと共闘なんてあり得ませんからねぇ…面白くない時代です



では、このあたりで





★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


goo 映画goo 映画



最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
監督の名前 (sakurai)
2011-01-03 17:37:01
で見に行ったようなもんで、ジャルジャルとフルポンの区別もよーつかんで見に行ったのですが、なんかなあ・・の微妙感が最後までただよう映画でしたねえ。
言わんとすることはわからないでもないのですが、他の映画にいろいろといちゃもんつけるからには、もっとびしっとした映画をとってもらわんと・・と思った次第です。

息子さんゲキ太りなんすか?
一人暮らし始めると、どっちかに行きそうですね。
落ち着くと、体も落ち着くと思います。
うちの長女は今年は帰ってこないそうです。卒論に追いまくられてるようですが、就職は決まらないまま卒業みたいです・・。どうなることやら。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(sakuraiさんへ))
2011-01-08 15:19:41
★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>他の映画にいろいろといちゃもんつけるからには、もっとびしっとした映画をとってもらわんと・・と思った次第です。

同業者を否定というのはナカナカに自分にプレッシャーがかかる事だとは思うのですが、言いっ放しで自分の映画がそうでもない…なんてのはカッコワルイですよねぇ。
まぁ…批判自体は的を得ているなぁと思う事も多いんですけどね。

>落ち着くと、体も落ち着くと思います。

だといいんですけどねぇ。
急激に太りすぎたせいか妊娠線みたいなものまで出てて、親としては色々心配させられます。
娘さんが帰ってこないとは…就職や卒論への心配もさることながら、寂しいですねぇ。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
TBありがとうございます (ONE OF THE BROKEN)
2011-11-08 17:23:30
井筒監督は基本的に大阪ノリは忘れない人ですが
どの作品も根底には非常に重くてシビアなものがあると思います。
ただ「ガキ帝国」や「岸和田~」はその辺が上手く作用してたのですが、今作は完全に空回りしてしまってました。
残念ですが駄作ですね。
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(ONE OF THE BROKENさんへ))
2012-01-13 23:47:56
★ONE OF THE BROKENさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>ただ「ガキ帝国」や「岸和田~」はその辺が上手く作用してたのですが、今作は完全に空回りしてしまってました。

どちらも実は観たこと無い映画ですが「ヒーローショー」を観た後では警戒してしまいますね…まぁ機会があれば。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。