ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ピンポン…そもそも実写向きのコンテンツとは思わない

2020-10-04 10:08:56 | 映画
本日、2020年10月4日(日曜日)は、国勢調査の回答を終えた後、さらにお出かけ(遊びではない)して戻ってきて現在に至ります。

以下は映画鑑賞記録(今日もテレビ録画鑑賞記録)です



「ピンポン」🏓
監督 :曽利文彦
出演 :窪塚洋介、ARATA、中村獅童
制作年:2002年
制作国:日本🇯🇵

2020年8月31日(月曜日)にNHKBSプレミアムで放送されたものを録画。
2020年9月27日(日曜日)の夜に半分、28日(月曜日)の夜に残り半分を鑑賞しました。



概要
松本大洋のコミック「ピンポン」の実写映画化。
片瀬高校一年のペコこと星野裕(窪塚洋介)は卓球で世界の頂点を目指す夢を持ちながら、卓球部の練習はサボってばかりで常にマイペース。幼馴染のスマイルこと月本誠(ARATA)は、幼少期にイジメからいつも助けてくれたペコをヒーローと思っており、ペコに卓球を習って隠れた才能を開花させつつあり、インターハイチャンピオンの海王学園の風間竜一(中村獅童)や中国のナショナルチームから落ちて日本の高校生チームに所属する孔文革(サム・リー)からも一目置かれていた。



感想
原作はちゃんと読んだことないけど(アニメとか部分読みとかで)だいたい知っている話。
この実写映画版は…以前のテレビ放送か何かで最後の方を観たことがあるだけだったけど、今回全編観たら、やっぱり知っている話でした。

…この映画ってもう20年弱も前の映画なんですね、ついこのあいだのような気がしていましたが💦…そう考えると世の中停滞しているなぁ…と、出演者とか、2020年現在の日本映画と大差ないというか。

最近あんまり出てこないのは、主人公の窪塚洋介ぐらいでしょうか。
窪塚洋介のペコは、ラリった役柄だけども、まだまだ窪塚洋介がちゃんとしていてラリっていない頃…という印象。
「本当に飛べる」って思ったのは、この後かな。


さてこの映画…
まずは、日本映画特有の(最近の日本映画では改善されてきた)テンポの悪さというか、1カットが無駄に長いというか、必要なシーンはないくせに不要なシーンが多い…みたいなものは、この頃まだ健在
知っている話でなかったら、イライラしたかも知れません

当時の日本映画としては、比較的良くできている方なのかも知れませんが…
それでも面白くてたまらないということは全く無く。
前述したようなテンポの悪さは、特に後半の試合で目立ちます

で、松本大洋の人気コミックを…
日本映画コミュニティの力だけで何とか作ることだけが目的なものだから…

夏木マリ:役不足&ミスキャスト

竹中直人:同上…この人なんか原作に目を通していないだろう

夏木マリなんて…
原作では、見た目汚いオババが、カッコいいこと言う(中身もカッコいい)から面白いんであって、夏木マリのビジュアル(←ここは褒めています)で、言っても薄ら寒いんですよね。

というような事も内包。
この二人も(当時でも)そこそこキャリアのあったベテラン俳優なのだから、違うんじゃないかと思ったら断れば良いものを

結果、松本大洋コミックの奇抜なセリフをなぞっただけの映画というだけのものになっています。


松本大洋のコミックの一番の魅力は“絵”なので…
実写映画化という選択肢がそもそも間違っていたんではないかな

なので(後出しジャンケンではありますが、ちゃんと松本大洋の絵を再現した)2015年のテレビアニメの方が何倍も倍面白かった…という評価になります。


後は…

タバコのシーンが多くて…特に高校生がタバコ🚬を吸うシーンが多くて不愉快😡
これも、コミックの松本大洋の絵なファンタジーならば許される描写かも知れませんが、実写なら単に不愉快

トイレの落書きとか、ゲーセンの雰囲気も同じ理由で不愉快

最後の方に子役の染谷将太が出てきたましたね。

宮藤官九郎脚本も、自由度の低い中では活きない感じかなぁ…と思ったとか。

中国人が有村昆から高橋一生へのモーフィング途中

そう言う感じです。


で、点数は3点(5点満点中)
としておきます。



では、このあたりで



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