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箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

登川誠仁さんの訃報が届いた

2013-03-20 11:09:00 | 箆柄日記_オーャ
今朝ほど、登川誠仁さんの訃報が届きました。

もうずいぶん前から体を壊されていて、好きなお酒も断ち、それでもステージに立つと唄三線はもちろん、太鼓に三板、カチャーシーで踊ったり、元気な姿を見せ続けていました。

特に、ここ数年は、可愛い可愛い孫のような、仲宗根創君たち後進に、少しでも何かを伝えようとするように、むしろ一時期よりも勢力的に、そしてきっちりした演奏を心がけているようでした。

「唄三線と、タバコだけはどうしても止められない」。バイオレットをくゆらせながら臨んだ『デュエット』のレコーディング現場でも、創君や堀内加奈子さん、共演者の大御所・大城美佐子さんにまで、一所懸命に民謡の大切なところを伝えようとしていました。

個人的には、『歌の泉』(2010年4月発売)の取材でご自宅にお邪魔してお話を伺った時のこと、そして何より最後の録音となった『デュエット』の現場に立ち会えたことは、忘れられない思い出となりました。

嘉手苅林昌さん、照屋林助さん、そして登川誠仁さん。月並みな表現ですが、戦後沖縄の民謡界をもり立てた三つ星が、そろって天に召されてしまいました。三人揃っての毛アシビ、すごいだろうなぁ。

いつかその毛アシビにお邪魔したいものです。だってセイグワーさんは別れ際に、「近くに来たらまた遊びに寄りなさい。ホントにいいよ。居ないかも知れないから、電話してから来なさいね」って言ってくれたのですもの。

私はまだ近所に行くことはないと思いますが、その時は電話してから行きますね。


ご冥福をお祈りいたします。合唱。




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