宮里千里さんがライフワークとして、沖縄、奄美を中心とした祭祀、行事の音源を録音しているという話は以前から知っていた。しかし、それを聞かせてもらうにはどうしたもんじゃろのうと思っていたところ、山本佳奈子さんが「宮里千里さんの録音を聴く会」なるものを企画してくれたので、参加。
初回と言うことで、テーマを絞らずいろんな音を聴いてみる感じだった。みなさんお目当てのイザイホーの音はもちろん、バリで録った「ガムランユンタ」の元音源、ガムランと奄美民謡の共演、古いエイサー、日韓ワールドカップの時にスタジアムの外で録った音まで聞けた。終了後には、幸人さんのあかぎ亭ライブでの演奏まで流れた。
その祭りそのものは、千里さんが見つけた物でも何でも無くて、ずっとそこにあってもしかして無くなるかも知れないもの。天気が悪くても、雑音が入っても、それも含めて祭りの音で、録れなかったらまた来年来るしかない。だからこそ、今からレコーダー回しますから始めてくださいではなく、その時そこに足をはこんでそのままを切り録らせていただく。この感じ、とても共感できる。
ずっと聞きたかった機材の話も、カセットデンスケからオープンリール、DAT、コンパクトフラッシュへと変遷する流れや、マイクの立て方など、どうやって録音してきたのかも含めて聞けて良かった。オープンリールやDATは音は良かったけど、切れやすくて、結局カセットがながもちしているという話も同感。
で、デンスケの歴史を調べていたら、1973年カセットデンスケの登場と蒸気機関車営業運転終了があいまって、「生録ブーム」が起きたとある。千里さんは70年代からフィールドレコーディングを始めたとのこと。生録ブームの中で千里さんのターゲットは祭祀の音だったと言うことなのだろうか。次ぎの機会に聞いてみようと思う。
初回と言うことで、テーマを絞らずいろんな音を聴いてみる感じだった。みなさんお目当てのイザイホーの音はもちろん、バリで録った「ガムランユンタ」の元音源、ガムランと奄美民謡の共演、古いエイサー、日韓ワールドカップの時にスタジアムの外で録った音まで聞けた。終了後には、幸人さんのあかぎ亭ライブでの演奏まで流れた。
その祭りそのものは、千里さんが見つけた物でも何でも無くて、ずっとそこにあってもしかして無くなるかも知れないもの。天気が悪くても、雑音が入っても、それも含めて祭りの音で、録れなかったらまた来年来るしかない。だからこそ、今からレコーダー回しますから始めてくださいではなく、その時そこに足をはこんでそのままを切り録らせていただく。この感じ、とても共感できる。
ずっと聞きたかった機材の話も、カセットデンスケからオープンリール、DAT、コンパクトフラッシュへと変遷する流れや、マイクの立て方など、どうやって録音してきたのかも含めて聞けて良かった。オープンリールやDATは音は良かったけど、切れやすくて、結局カセットがながもちしているという話も同感。
で、デンスケの歴史を調べていたら、1973年カセットデンスケの登場と蒸気機関車営業運転終了があいまって、「生録ブーム」が起きたとある。千里さんは70年代からフィールドレコーディングを始めたとのこと。生録ブームの中で千里さんのターゲットは祭祀の音だったと言うことなのだろうか。次ぎの機会に聞いてみようと思う。