箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

大成功! 星座とちえみジョーンズ@久茂地公民館プラネタリウム

2010-05-30 18:34:00 | 箆柄日記
いよいよ、星座とちえみジョーンズ@久茂地公民館プラネタリウム当日がやってきた。プラネタリウムの座席数は100席。この日はライブのスペースなどを除いた80席を定員としたけれども、すでに予約で一杯。


企画のチカラがあったことも確かだけれど、各種集客の仕込みもしたので、おかげさまの満員御礼となったと思う。もしも集客が厳しかったときに備えて、最後の一押しに『ウィン♪ウィン♪』の出演もお願いしてあったが、逆に「満席なのになぜまだ告知しているのか」とクレームがくるほど、集客は上手く行った。

田端館長の挨拶の後、ゆっくりとドーム内が暗くなっていく。西の空に沈んでいく太陽を見ながら演奏が始まった。2曲目が終わる瞬間ぴったりに、太陽が地平線の向こうに隠れた。徐々に夜空の星達が輝き始める。流れ星がながれた。

曲がひと息つくと、星空解説はソークワクチンのメグちゃん。客席に語りかけるように、星座の見方を説明していく。満天の星の下、演奏と解説が続いた。TOMAさんの繊細なギターと、コメスさんのマリンバが全体を包んでいた。

そしていよいよ「星座と羊飼い」。この曲を聴きたくて、この場所を思いついた。泣けてくるくらい心地の良い時間が過ぎていった。人はなぜ星を見ると気持ちが高ぶるのだろう。そして同時に安らぐのだろう。

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やがて東の空に日が昇り、演奏が終わった。あっという間に1時間が過ぎていた。最後の挨拶で、箆柄暦のことも話していただき、嬉しかった。場所を紹介しただけで、ライブの準備は何も手伝っていなかったけれど、仲間に入れてもらえた感じがした。


会場から出てくるお客さんも満足げだった。田端館長も、操作技師の垣花さんも、少し興奮した様子で「よかった!」と話していた。これまでもジャズやガムランなど音楽の演奏はあったけれど、基本的にはインストゥルメンタルだったそうだ。歌があると、星に集中できないのではないかと思っていたけれど、ちえジョンの曲はぴったり合っていて、むしろ星の世界へ引き込んでくれる感じがしたそうだ。

プラネタリウムでちえジョンがやる、ちえジョンがプラネタリウムでやる、どちらでもなく、場所と音楽と観客が、全部がこの日の為に用意されていたかのような、素晴らしいライブだったと思う。


打ち上げは栄町市場の生活の柄の2階にて。興奮は打ち上げでも収まらず、今日のライブの話や星の話を語り合った。店主のもりとも今日のライブに来ていた。しきりと「良い企画だった」と褒めてくれた。打ち上げの料理に、一段と気合いが込められて、美味しさも倍増。こちらも館長を始め皆さん大満足の席だった。


昨日の栗コーダーの話をしていると、1階に奈須さん、関島さん、川口さんがきていてびっくり。三人も交えたところで、ちえみジョーンズ&TOMAさんでアンコール。このミニライブも良かった。

ああもうなんだか、本当にすばらしい夜だった。



箆柄暦をiPadで見てみる。

2010-05-30 17:23:00 | 箆柄日記
箆柄暦をiPadで見てみる。いいよ、これ。ホントに良いよ。タッチパネルで見る箆柄暦って、紙的良さとウェブならではの良さの、中間にある感じがした。


箆柄暦みたいな情報にアクセスする端末としてすごく良いと思った。箆柄暦の現在のウェブ版イベントカレンダーは、ごく単純な表示だけだれど、ここに様々な機能を盛り込んだら、もっともっと便利なサイトになるはずと思った。


栗コーダーカルテット@アルテ赤田

2010-05-29 21:10:00 | 箆柄日記
栗コーダーカルテット@アルテ赤田ギャラリーホールのライブに来た。すげぇ、すげぇよ。各種楽器を駆使し、ある時はしっとりと、ある時はコミカルに、ある時はノリノリで、そしてもちろんピタゴラスウィッチも披露。



沖縄でのライブは11年ぶりとか。関島さんと川口さん以外は来沖自体も11年ぶり。そんなメンバー同士の沖縄ネタ満載なトークも楽しかった。

アンコールの最後はもう一度「ピタゴラスイッチ」。お客さんが三板を叩き、指笛が鳴るカチャーシー風の大団円。2時間たっぷりのライブだった。


アルテ赤田ギャラリーホールでの公演は超満席だったが、明日のうるま市民件p劇場響ホールはキャパが大きいため当日券もまだあるそうだ。まあ、金曜日にNHK沖縄『ハイサイ!ニュース610』に出演して告知&演奏もしたそうなので、集客は大丈夫と思うけど。

絶対、おすすめです!


追記:
主催した酒井さんからNHK沖縄に出演が決まったのは、3月に私たちと沖縄公立文化施設協議会の共催でシュガーホールにて行ったセミナーの会場で、白鳥アナと直接会えたのが切っ鰍ッだったと聞いた。ちょっと役に立てて良かった。

追記:
今日はPMの溝越さんと会った。栗コーダーのライブ制作をしている片桐さんを紹介していただいた。古い付き合いなのだそうだ。片桐さんはベイスターズファンだそうで、毎年キャンプを見に沖縄に来るとか。箆柄暦は毎年キャンプ情報は力を入れていますと伝えて、最新号を手渡した。

やちむん(奈須重樹)+関島岳郎・川口義之@Bar土

2010-05-28 21:48:00 | 箆柄日記
やちむん(奈須重樹)+関島岳郎・川口義之(feat栗コーダーカルテット)をBar土に見にいく。明日明後日の栗コーダーカルテット沖縄公演を前に、前乗りした関島岳郎さん(tuba)と川口義之(sax)さんをフィーチャーしたスペシャルライブ。


この日のライブは、やちむんの最新作『ふるさとは胸にセマルハコガメ』の1年遅れのアルバムリリースライブin那覇となった。関島岳郎さんと川口義之さんは、『ふるさとは胸にセマルハコガメ』のレコーディングメンバー。ほぼ完全に生音でのライブ。このメンバーで生音とはなんと贅沢なことでしょう。

栗コーダーカルテットの公演は、29日アルテ赤田ギャラリーホール(すでに完売)、30日うるま市民件p劇場響ホールとなっている。うるま市民件p劇場での公演はまだ余裕があるようだ。沖縄で10年ぶりの栗コーダーの公演をお聴き逃しなきよう。

追記:
5月30日開催の「星座とちえみジョーンズ@久茂地公民館プラネタリウム」も、すでに予約満席とのこと。80席は少ないと言えば少ないが、普段のちえジョンからすれば決して少ないキャパではない。プラネタリウムというまたとない場所で、多くのお客さんとステキな時間を共有できるなんて、なかなか無いことだと思う。良い演奏を期待したい。

追記:
会場でPMの島袋さんと会った。イベントの現場の仕事をしていると、日取りの良い日は自分の仕事のイベントがあるわけで、なかなか自分の見たいライブには行けないそうだ。やちむんもものすごく久しぶりに偶然時間が出来たので来ることが出来たとか。言われてみればそりゃそうだ。

『FUTENMA360°』で普天間にも人の暮らしを感じる。

2010-05-28 12:49:00 | 箆柄日記
新しくできたオフィスユニゾンの出版部門、ビブリオユニゾンさんから『FUTENMA360°』をいただく。


基地の街とよばれ、まるで基地しかないように思われがちな普天間だけど、フテンマにも人の暮らしが、営みがあるということを感じさせてくれる一冊。いつも見かけるあの店はこんな店だったのか、あの場所はこんな由来があったのかと、様々に再発見できた。

まずは、あのひともこのひとも、これを読んでみたらいかがだろうか。