箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

生姜たっぷりの中味汁

2005-12-28 12:14:11 | 箆柄日記
ぬかった。ここにきて風邪をひいてしまった。先日のペーニャあまんかいでのクリスマスパーティの後、調子に乗ってサルサバーへ繰り出したのが不味かったようだ。

狭い店内、外人でごった返していて空気も悪かったからなぁ。全くの無警戒だった。特に寒かったりもしなかったんだけどな…。


まあ、ひいてしまったものは仕方ない。そんな時は、生姜たっぷりの中味汁の効果に期待しよう。お稽古の後ジュネの中味汁を食べた。効いている感じ。声も出ないのでお稽古は散々だったけどね。

寝る前には泡盛のホット豆乳割りに、ピパーツと黒糖とまたまた生姜をぶち込んで。熱は出てないので、このままねじ伏せたいところ。この後も年明けまでいろいろ仕事やらなんやら控えているので、寝込んでられないのだ。

Pasha of the Year 2005 結果雑感

2005-12-27 11:02:05 | 箆柄日記
Pasha of the Year 2005 の結果が発表された。エントリー作品100枚や受賞作品を見ていると、今年一年のいろいろな出来事が、まさに走馬燈のように蘇ってくる。


エントリーの100枚は、Pasha人からの自薦Pashaとウルマックス編集部の推薦による。私の自薦Pashaは食べ終わったDAOのどんぶり。編集部の中で「なんで?」という声もあったけれど、私なりに思い入れのあるPashaなのだ。

何気なくアップした食べ終わった後のPashaだったけれど、意外と多くアクセスが集まった。私なりに「へ~、Pashaってそういうことか」と感じる部分があった。大げさにいえば、Pashaの可能性みたいなものを感じた一枚なのだ。

構図も結構好きで、食べ終わったから店の名前が見える丸いどんぶりに、斜めに置かれた箸の直線。箸の先はまだ美味しかった余韻を残して濡れている。飲みのこした汁にひとかけらのネギ。うーむ、これはやろうと思ってもなかなかできないぞ(とひとり悦にいる私)。


私のPashaでもう一枚感慨深かったのは、年間最多アクセスだったPasha。スタッフのPashaだったので選外となったが、このPashaのアクセスはブッチ切りだった。ブッチ切りの理由は私の腕前がすばらしかったわけではなく、クラムチャウダー・シベリア・アタックの人気の凄まじさが反映したまで。

これもこれで意味の深い結果だったと思う。全国区のサイトであるデイリーメ[タルZの影響力がどれほどの物なのか、ヒシヒシと感じる。だけどそれでめげたわけじゃなくて、これもPashaのひとつの可能性を示した結果だったと思うのだ。

さて、ここまでPashaが盛り上がったのは、Pasha人のみなさんにいろんなPashaをアップし続けていただいたおかげだ。最近ではPasha人同士のつながりも出てきて楽しい。那覇に来た時には番組に出演までして頂いている。

これからもみなさんよろしくお願いします。それから、もしかするとウルマックスを見ているあなたにもPasha人をお願いすることになるかも知れません。その時はぜひよろしくお願いします。パケ代は出せませんが…。


18日は市場の日、美華園へ

2005-12-18 18:55:04 | 箆柄日記
ちょっと撮影に出たら、牧志第一公設市場は毎月18日が市場の日なのだそうだ。沖縄そばが100円で振る舞われたり、太鼓のショーが行われていたり、賑やかだった。


市場のあちこちにイカ墨汁を食べている人がいるので不思議に思っていたら人だかりが。イカ墨汁を100円で振る舞っていたのだ。大きな寸胴で炊かれたイカ墨汁は絶品だった。

しかし、これだけではかえって空腹を刺激されてしまった感じ。何となく二階へ。結構値段が張るので普段はここで食べないのだが、美華園の雰囲気が変わっていたのでここで食事することにする。

以前は沖縄サミットで中華を担当したという方がやっているとかで、めっぽううまくてけっこう安い店だった。津嘉山にメインの店があり、ここは昼間だけとか聞いていたが、別の人に変わったようだ。


ここにしたのは、タイピー(台湾●酒)を発見したからでもあった。久し振りの台湾ビール、ラベルがちょっとオシャレになっていたけど、さっぱりとした味(薄いともいう)は変わっていなかった。懐かしい味。(●=口偏に卑)


そして、うれしいニウロウ麺(牛肉麺)。食べてみたらこれまた台北の味。「台湾夜市屋台の味」という看板に偽りなし。うまい。市場の喧噪がまた台北を思い出させる味付けになっていた。


小龍包セットで、水餃子と春巻きと蒸し饅頭が出てきた。この蒸し饅頭がとても可愛いうさぎの形。お皿もうさぎでファンシー。

店の中味は変わったけれど、美華園気に入りました。今度は本格的にもっといろいろ食べたいなと。

NEW YORKとシベリア

2005-12-17 22:10:43 | 箆柄日記
ニューヨーク在住で、箆柄暦記事面のデザイン・制作担当の西英一さんからChristmas & New Yearのカードが届いた。みなさんが毎月手にしている箆柄暦も、イーストビレッジ発、那覇系由、東京行きだったりするのだ。


最近は工房に通ってシルクスクリーンの制作にいそしんでいるとか。個展もできればと計画中なのだそうだ。西さんは私より少し先輩になるが、とても柔軟な方で、西さんがいなかったら箆柄暦の今はなかっただろう。これからも是非末永いお付き合いをお願いしたい。

そうそう、ただ今、元・78タイフーンfmのなっちゃんもニューヨークに留学中。これまたクリスマスネタ満載のNYブログが楽しそう。滞在中に是非一度、西さんに会ってお礼を伝えておいて欲しいモノだ。


なんと、来沖に会わせてオリジナルCDまで作ってしまった閣下

ところで、箆柄暦『一月の沖縄』の制作中でなかなか動きが取れないので、Pasha再利用の箆柄日記となっております。今夜も『シベリア超特急オールナイト』はおあずけ。水野晴郎閣下ご本人も来沖、ボンちゃんには番組にも出演したいただいたのに…。

Pashaしたのは、来沖に気合いが入りすぎた閣下が作ってしまった『閣下チャーシー』なるオリジナルCD。会場の桜坂劇場で限定販売とのこと。仕事が終わったら、閣下は桜坂の奥へと消えてゆくのだろう…。

さてと、頑張って今月号も早く完成させて、月末はあれこれ見に行くぞ!!


マジカルな田村邦子リサイタル

2005-12-16 22:57:00 | 箆柄日記
マジカルミステリーツアー』番組パーソナリティの田村邦子さんのリサイタルが大典寺で行われた。マジカル800回、エフエム那覇3周年の記念も兼ねている。


田村邦子さんは、当時共産圏だった北欧ブルガリアで学んだ本格派オペラ歌手(あんたの人生が一番マジカルだよっ、とつっこみたくなる人も多いだろう)。この日は田村さんの本領発揮の日。78タイフーンfmも全面バックアップで準備してきた。

会場の大典寺は那覇商業の隣にあり、毎年田村さんがカウントダウンのイベントを行う場所。このお寺の本堂はちょっと変わっていて、ご本尊は通常のお寺と変わらないが、信徒の席は椅子で、教会のような感じとなっている。

さすがマジカルも800回を越えているだけある。ほとんどの席が埋まった。知っている顔もちらほら。かく言う私自身も出演の経験がある。なんとなく、会場全体に不思議な連帯感が漂っている。

大典寺は浄土真宗の名刹。住職の渋い読経から始まり、田村さんの声が被って本編へ。バックバンド登壇の後、田村さんが登場し、絶唱。このコンサートでは他に、日出克さん、さとうさぶろうさん、ンジャミが登場した。多彩な内容。

そんななか、我らの社長も挨拶に立ったが、この挨拶がなかなか良かったと思う。開局以来マジカルを続けてきた田村さんの功績を称えるとともに、「マジカルでは昼間から酒も飲まずに800人もの人が人生を振り返り、語ってきた。こんな番組は余所の局ではマネできないだろう。この貴重な体験を提供する番組をこれからも長く維持できるよう頑張りたい。みなさんも応援よろしくお願いします」と述べた。

最後に、番組に出演した方々の写真をスライドショーしたが、この数が多くて延々となかなか終わらないほどだった。「人生はまさに、お1人お1人が主人公のドラマです」という番組コンセプトを思い出していた。

追記:
今日はお客さんが多かったです。内里美香さん、神谷千尋さん、ビセマキさん。J-WAVEのスタッフの方とのミーティングもあったし、FM沖縄からも見学があった。今年『四月の沖縄』の琉球交響楽団インタビューで登場した宇座貴美恵さんもウルマクラシックの収録で来局、久々の再会。
ぱたぱたして一日過ぎてしまったけど、これから箆柄暦『十二月の沖縄』の追い込みです。日記も滞るかも知れませんが、よろしく。