Ｙくんのお下がり・・・

　保育園のちぴらの先輩（最年長児クラス）に、Ｙくんという男の子がいる。Ｙくんは身体が大きくて優しいから、園児のリーダー的存在だ。ぴらにあが保育園に行くと、いつも「お～い、お迎え来たぞ～！」とちぴらに大声で教えてくれる。でも実は甘えん坊で泣き虫で、いつもお母さんにしがみついていて怒られている。Ｙくんの体重はなんと３０Ｋｇもあるそうで、それなのにお母さんに抱っこやおんぶや、しまには「持ち上げて回して！」なんてせがんでいる。ぴらにあだったら腰が怖くてとても出来ないけど、軽々とＹくんを回すお母さん。「そんなコトさせたら、お母さんやせちゃうよ！」とＹくんに言うと、「少しやせた方がいいんだよ！」なんて憎まれ口をたたいて。それがまたカワイイ・・・

　そんなＹくんのジャケットをふざけて保育園の先生が着てみたら、小柄な先生にＹくんのジャケットがピッタリ。「あら～、これいいわねぇ」と先生が言うと、「それじゃぁ、先生にあげますよ！」とＹくんのお母さん。「まさか？！」と一同が驚くと、「だって、どうせＹは１シーズンしか着れないから、捨てるの勿体ないし・・・」とお母さん。その後、Ｙくんのお下がりジャケットを先生が頂戴したかは定かでない・・・

なぜかバイクが手に入る・・・

　免許を取ってバイクを買ったのはいいけれど、ほとんど乗らないから度々バッテリーをあげて、ぴらにあとＳさん（バイク好き）を手こずらせていた職場のお姉ちゃんが、東京へ転勤していく。「バイクはどうするの？」と聞くと、「それが悩んでるんです・・・」と不安な顔だ。「とりあえず東京へ持って行って、乗らなきゃ売れば？」とぴらにあが言うと、「竹芝桟橋から東京の家まで、自分で運転していくなんて絶対にムリです～」と島免許のお姉ちゃん。それじゃぁ誰が乗って行くというんだろう・・・

　「それなら島に残る人か、新しく来る人に譲ればいいんじゃないの？」と言ったら、バイクについてそれすら考えるのが面倒くさいんだとか。「あの、よかったら引き取ってもらえませんか？」と言うから、「だって、そんなにお金無いよ」とぴらにあが答えると、「タダでもいいんで、名義変更してください～・・・」と泣きつく。まぁ、普段の様子を見ていれば、バイクを東京に持って行くのが憂鬱だというのもわかるけど、かといってタダというわけにもいかず・・・。結局２人で密談？した結果、ぴらにあが名義変更の代行を請け負う＋ぴらにあが払える最高金額（それでもかなり安い）で手を打つという条件でキマリ。「安心しました～」と言い残して、お姉ちゃんは東京に帰っていきましたとさ。買った方が言うのもなんだけど、ホント勿体ない話・・・

　思いがけず手に入ったスズキの２５０ｃｃバイク（ほとんど棚ボタ）。名義変更が済んだら、オイル交換やら整備（もちろんバッテリーも交換）やら任意保険やら、もうちょっとお金がかかるけど、大島一周ツーリングでも行ってみましょうか。職場のリーダー（バイク免許なし）も、「オレもバイクの免許取ってこようかな、半額（ぴらにあがお姉ちゃんに払った額の）で引き取ってやるよ！」なんて、勝手なコトを言ってますけど・・・

胃もたれが続く・・・

　いよいよ今年度も終わりが近づいてきた。ぴらにあの職場も東京へ戻る人（大島も東京都だけど・・・）が、片づけに忙しそうだ。よくバカ話で盛り上がったＴさん（中村俊輔ファンのお姉さん）も旅立ってしまうので、少し寂しい・・・　

　という訳で、昨日は職場全体の送別会（なぜかちぴらも参加）、今日は職場の係の打ち上げだった。島の宴会料理はとにかく量が多い。ぴらにあはお酒を飲まないけど、それでも全部食べるのはやっとこさだ。お刺身（もちろん地物）、天ぷら、お鍋、貝類、カニ、伊勢エビ、炊き込みご飯、アシタバ、煮物、酢の物・・・。コレで終わりかと思っていると、後から何皿も追加が出てくる。うまいのは間違いないけれど、こう連日だとなかなか大変だ。そして明日は東京からお客さんがやって来て歓迎の宴会、その人たちが帰るとまたお客さんが来てまた宴会。果たしてぴらにあの胃袋は持つのか・・・（あんまりもたれてオチなし）

トルコライスの謎・・・

　長崎のトルコライスはうまかった。どんな食べ物かもよ～くわかった。でも、なんで『トルコライス』って言うんだろう。ガイドブックも名前についてはあまり語られていないし、謎は深まるばかり・・・。それで、ツル茶ん（トルコライスの老舗）でお勘定の時、勇気を持ってお店のお姉さんに聞いてみた。優しいお姉さんが教えてくれたところによると、主に２つの説があるらしい・・・

１．和洋折衷の食べ物なので、アジアとヨーロッパの架け橋である『トルコ』の名前を付けたという説。

２．ピラフとトンカツとスパゲティの３種類が盛り合わせになっているから、フランス語のトリコロール（三色）→トリコライス→トルコライスというダジャレ説。

　いずれにしても、真相を知りたいと思った。とりあえず、『トルコ』から攻めてみようかとインターネットで調べてみると・・・。あらら、いきなり直球にヒット？、ピラフってトルコ料理なの？。もともとトルコ語では『ピラウ』と発音するらしいけど、バターで炒めたお米を炊いたいわゆるピラフは、中近東から地中海沿岸（まさにトルコ）が発祥地という説が有力なんだとか。な～んだ、メインがピラフだからトルコライス、単純ながらも的を射るお名前。でも、今さら名付けた人に直接聞くわけにもいかず、ホントの答えは藪の中・・・

トップページを「竹芝の大島桜」に更新しました！

　ちょうど大型船やジェットフォイルが入港した時間に、浜松町の駅から竹芝桟橋に向かって歩くと、たくさんの人とすれ違う。観光客、釣り人、そして伊豆諸島民・・・

　別に島民バッチを付けて歩いている訳じゃないけれど、なんでか「あの人、絶対に島人だ」ってわかる。ぴらにあだけじゃなくて、他の島民の人に聞いてもやっぱりわかるという。たぶん、島人は東京に着いてドキドキしているからだと思う。街路樹の椿や大島桜を眺めてニヤニヤしているのも島民の証拠・・・

写真館を「元祖トルコライス」に更新しました！

　桃太郎電鉄をやっていると、時々想像もつかない物件（特に食べ物屋）をボンビーが買ってきて面白い。飫肥のおび天屋とか、新潟のなんばんえび屋とか。その中でも未だに謎な長崎のトルコライス屋・・・

　長崎る○ぶや長崎まっ○る（ガイドブックマニアのぴらにあ）を買い込んで予習する。う～ん、『トルコライス』って組み合わせに色々なパターンがあるみたいだけど、基本は『ピラフ＋トンカツ＋スパゲティ』の盛り合わせらしい。なんか素晴らしいコンビネーションだけど、四十路手前のぴらにあの胃袋は持つんだろうか？。なんて心配をよそに、ぴら奥さんと平らげて参りました。長崎風ミルクセーキ（かき氷みたいなの）もうまいんですな・・・

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