ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
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とうとうハノイ先輩のPCメンテ4年目、寝台列車で古都フエにも行っちゃうぞの旅!(2日目)

2019-04-23 23:19:29 | おでかけ(海外)
*ガッタゴトの寝台列車でフエ到着、さて何をすればよいのでしょう?・・・の巻!

 ベトナムに渡るのは4回目ですが、思えば毎度列車に乗ってますよね。1回目は南北線でナムディンという町にツアーで行く予定だったんですけど、直前に大事故が起こって不通となりツアーはキャンセル、おかげで自力でハイフォンへ行ってバイン・ダー・クア(カニ麺)を食べました。2回目はサパへ行くべくラオカイまで寝台列車で、3回目はダラットで高原列車に乗りましたよね。で、4回目にして初めての南北線(ベトナム統一鉄道のメイン路線)に乗ってみましょう。ハノイからホーチミン(サイゴン)までは最速の列車で32時間、1日目の夜にハノイを出ると、3日目の早朝にホーチミン(サイゴン)に到着します。飛行機だったら2時間弱で、しかも列車(寝台の場合)に比べて飛行機のが格段に安いので、地元の人はほとんど飛行機の移動だそうですけど、アジアの旅気分を満喫したい我々にとってはとっても魅力的なんですよね。ハノイからフエはホーチミンまでの中間地点(ダナン)のちょっと手前、13時間の列車旅でございます・・・


【いつもの通り、5時半(現地時間)に自然に目が覚めました。ベッドは日本の寝台列車に比べると幅が狭い(昔の急行B寝台くらい)ですけど、寝心地は悪くないです。枕元にコンセントがあるので充電も出来ちゃいます・・・】


【6時を過ぎてやっと夜が明けてきました、窓の外は一面の田んぼとキャッサバ畑です。廊下に地元の女の子が立っていたのでカメラを向けたら逃げられてしまいました。ベトナムの人は写真を撮られるのが苦手のようです・・・】


【朝靄の茶色い川を渡って、そろそろフエに到着ですね。同室のおばちゃんは夜中にトイレに行くとドアを閉めてくれないので、ドロボーが入ってきたのかと思って不安になりました・・・】


【一宿を共にしたお兄さん(仕事でダナンへ行くそう)とはここでお別れ、お兄さんはぴらにあの写真を撮りたがって諦めないので、断り切れず2枚だけ撮って貰いました。翌日、メールでその写真が送られてきましたけど、ぴらにあの遺影に使えそうです・・・】


【フエのホームにはオミヤゲ屋さんが並んでいて、名産品のピーナッツおこしみたいなのをたくさん売ってます。改札を出るとタクシーの客引きさんたちが群がって来ますが完全無視、だってホテルの人が迎えにきてるんだモ~ン・・・】


【結局、ホテルの人とは駅で落ち合えず、しょうがなく自力でタクシーに乗って到着すると、フロントのお姉さんが「ハハハ、今行こうと思ってたんですよ!」と笑ってました。まぁ、当地ではよくある話。お部屋は1泊60万ドン(3千円)のファミリールーム(一番広い)でございます~・・・】


【なんかね~、ベトナムの新婚さんみたいな人がテレビで話してますよ。この後のコーナーで抽選会やって、ネム・ザン(揚げ春巻き)1年分とか当たっちゃうんですかね・・・(出掛けちゃったので見られませんでした)】


【さぁ、とりあえずフエの町をほっつき歩きましょう・・・】


【まずはお昼ゴハンを食べるべく、タクシーで中心地から2~3Kmの所にあるヘン島へやってきました。チョイチョイ、ちょっと遠回りしやがったなお主、ちゃんとネットの地図で見てたんだかんな・・・】


【ヘン島の「ヘン」は「しじみ」という意味で、コム・ヘン(しじみゴハン)が名物なのでございます。コム・ヘンと一緒に出てきたスープがやたらグルタミン酸ナトリウムの味がすると思ったら(意外と美味しい)、お店のおばちゃんが味の素の大袋を見せびらかしにきましたよ・・・】


【「アンタら日本人だろ、コレだよコレ、ウチは味の素の正規品を使ってるから美味しいんだよ!」だそうです。「影がないっ!」って喜んでる若旦那、北回帰線を越えたんだからそんなモンでしょう・・・】


【ヘン島に渡る唯一のこの橋を、プチ遠回りタクシーはフツー渡りました。そして、コム・ヘンの店を一生懸命に探してくれました。基本、親切なんですよね・・・】


【また別のタクシーで郊外のタントアン橋という所に来ました。ここはホイアンの来遠橋(日本橋)に似ているというので、フエの日本橋と呼ばれているんだそうです・・・】


【周りは一面のホテイアオイと田んぼ、こんな景色はぴらにあは好きです。思春期で見た目ブルーな若旦那も「フエはタントアン橋が一番よかった!」という感想・・・】


【中は祠になっていてベンチもあって、地元の人たちが寝転んで涼んでます・・・】


【橋を渡ったところには資料館があって、寝てたおばあちゃんに2万ドン(100円)を払うと入れてくれます・・・】


【資料館と言うより昔の農機具倉庫ですね。まぁ、水車動力の脱穀機とか面白かったですけど。若旦那は製粉器?で遊んでます・・・】


【タントアン橋の装飾はガラス瓶とかお茶碗のカケラが使われています。「香港って書いてある!」って若旦那が見つけました。さっきから茶店のお姉さんが「ココナッツを飲め!」とまとわりついてきますよね・・・】


【タクシーで市街地のドンバ市場へ戻ってきました。中は狭くて客引きが面倒くさいので、隣にあったコープマートでおこしを買っていっぺんホテルへ戻りましょう・・・】


【夕方、少し涼しくなってから王宮へ行ってみました。ミグ21が展示してある歴史革命資料館は入場料3万ドン(150円)、ベトナム戦争時のフエの戦いについて展示してあるようですが・・・】


【王宮の内堀1周は約3Km、ちょっと暑かったけどなかなかいい感じでした。シクロの客引きを振り切るのはちょっと面倒くさかったですけど・・・(思い切って乗っちゃった方がよかった?)】


【たぶん「フエを奪還して44周年、3月26日おめでとう!」みたいなコトが書いてあるんだと思います・・・】


【夕暮れのフーン川をドラゴンボートが家路へ戻っていくんでしょうね。こちらもなかなかタクシーが捕まらないので、ホテルまで歩いて帰っちゃいましょう・・・】


【ディナーはホテルの近くの定食屋で、この店はベトナム料理から西洋風料理までバリエーションが多くて面白いですね。若旦那の食べてるステーキセット(パンとサラダ付き)はなんと4万5千ドン(220円)です・・・】


【ヤモリが出る店は、きっといい店です・・・】


【テイクアウトのパイとか肉まんも売っていて、早朝から深夜までやってるので旅人の強い味方ですね・・・】


【フエの夜は静かに更けていく、と思ったら8時を過ぎたら下のビアホイ(酒場)でカラオケ大会が始まりました。これが笑っちゃうくらい騒がしい・・・】


【そんな騒音の中、若旦那は春休みの宿題に没頭しております。この集中力がぴらにあには乏しいんだよな・・・】

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