ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

ステキなクーポン券で石垣牛を食おう、最西端でカジキマグロも食おうの旅!(4日目・最終回)

2023-07-26 10:37:49 | おでかけ(国内)
*アパート~泡盛酒造~2回目の川平湾~お気に入りの喫茶店(ランチ)~マングローブ林~新石垣空港~羽田空港~家・・・の巻!

 沖縄は大きく本島エリア、宮古島エリア、石垣島エリアに分けられると思うんですけどね、ぴらにあは断然石垣島エリアが好きです。一番の理由はマングローブ林でしょうか、ヤエヤマヒルギ(本島はオヒルギとメヒルギがメイン)がこんなにたくさん見られるのは石垣島や西表島じゃないとムリです。あと、「何もない」というのがいいですよね。大きな街がある石垣島(ドン〇ホーテもあります!)でさえ、ちょっと離れたらスーパーの1軒もありませんからね。これはたぶん、8年間の島暮らし経験が無かったら単なる「不便!」で片付けてしまったんでしょうけど、その不便さを「イイネ!」と感じられるのは本当に面白いと思います。この先コロナが治まって飛行機のチケットが取りにくくなるかもしれませんが、また石垣島に来ておにササを食いながらグダグダしようかと・・・(完)


【昨日の夜、若旦那とスーパーに探検に行って(石垣島のスーパーは夜メッチャ混んでます!)、シビランというその辺にも自生しているという島野菜を買ってきました・・・】


【シビランはちょっとネトネトしていて、ツルムラサキかスベリヒユみたいな感じ(決して美味しくはありません)ですが、なにか身体によさそうな気が(個人の感想)・・・】


【さて、お別れにもう一度川平湾と思いましたが、30分のドライブで後席はガッツリ夢の中。川平湾の駐車場の向かいにあった泡盛酒造に若旦那と突撃~!】


【泡盛はタイ米を黒麹カビで糖化した後、アルコール発酵させて蒸留した焼酎の一種です。このムシロの下は麹が醸されています・・・】


【日本酒では麹カビはアスペルギルス・オリゼー(黄麹カビ)を使いますが、泡盛はアスペルギルス・ルチエンシス(旧名アスペルギルス・アワモリ)を使います。ルチエンシス(黒麹カビ)はクエン酸生成力が高いので、高温多湿の沖縄でも麹が腐りにくいからだそうです・・・】


【今は発酵槽は周りに水を通して温度管理をしているそうですが、昔は間隔を開けて並べたカメを一晩中ウチワで扇いで冷却したんだと言いいます。「小学生の頃の蒸し暑い夜は辛かった!」と説明してくれたお兄さん・・・】


【ちなみに「ルチエンシス」の由来は「琉球」のラテン語読み「ルチエン」+「~の」の「シス」ではなかろうかと。銘酒「おもと」は石垣島の主峰でもあり沖縄の最高峰於茂登岳(526m)から名付けたそうです。ぴらにあと同じ下戸の若旦那(運転してません)の利き酒によりますと、「う~ん、40度だけどなかなかマイルド!」だそうです・・・】


【食糧難の時代にはタイ米が手に入らず、サツマイモで泡盛を造っていた時もあるそうです。「黒麹カビはコンタミしないんですか?」と恐る恐る聞いてみましたら、「時々オレンジのとかも生えるよ、そういうモンだよ!」とお兄さんは笑ってました。ぴらにあもそういうモンだと思います・・・】


【後席の人はやっと王子様のチゥで目覚めたようなので川平湾です。この構図はよくネットやパンフレットで見ますね・・・】


【今日も風が強くて外海はザッパンです・・・】


【やっぱり冬だと基本雨期なので真っ青な空は望めませんが、その分先島諸島はオフシーズンなので空いてます。「沖縄は冬がオススメ!(泳げないのでウソばっかり)」とかよく見ますが、ぴらにあが来てるのはほとんど冬ですね・・・】


【なんで海岸に来るとヒロシが憑依するのでしょう・・・】


【川平湾には3~4社の遊覧船(どれもだいたい千円くらい)がありますが、コースがビミョ~に違うので複数の船に乗ってみることをオススメします・・・】


【満潮なので一昨日に比べてキレイに見えます。スクガラスの材料みたいな小魚がいっぱい・・・】


【シャコ貝は結構美味しいそうですが、海鮮料理店で見ると高いです。今日は大きな魚やカメには会えませんでした・・・】


【街に戻りまして小娘さんお気に入りの謎の喫茶店(24時間営業?)に来ました。ぴらにあの「野菜そば」はこれでフツー盛りでご飯とアジフライまでついてますが、「野菜」と言いながら豚の三枚肉がゴロゴロ入ってて嬉しい意味不明・・・】


【若旦那と小娘さんは名物のステーキセット(赤身肉)、ぴら奥さんはチャンポン(ご飯系)を堪能してました。出てくるとヤギ肉の自販機の中に冷凍島バナナを発見、ちょっと酸味があってジャックフルーツみたいでまいう~。ぴら奥さんは「ムリ~!」と囓ったのをくれました・・・】


【空港へ向かう途中、道ばたマングローブ林に下りてきました。この気根がタコのように広がっているのはヤエヤマヒルギで、沖縄本島ではほとんと見られません・・・】


【ヒルギの種は胎生種子といって、木に付いている時にもう発芽して伸び始めます。この下にビニョ~ンと出ているのが芽です・・・】


【胎生種子は地面に落ちて、浮きのように潮にチャプチャプ流されて、テキトーに蟹の穴とかにはまって発芽します・・・(ヤラセ写真ではありません)】


【ちょっと林の奥に行くとオヒルギ(気根が竹箒のように開いている)がたくさんあります。これは、ヤエヤマヒルギに比べてオヒルギの方が日差しが少なくても成長するからだそうです・・・】


【メヒルギ(気根が板根化していてタコ足に開いてないのが見極めのポイント)は石垣島ではあまり見られません。ヤエヤマヒルギはオヒルギに比べて葉っぱが丸いので、マングローブ林がモコモコしている感じに見えるのでぴらにあはカワイイと思います・・・】


【短かった3泊4日の石垣島(石垣島~!)、また来るぞと誓いました(誓いました~!)、小学校の卒業式ですか・・・。帰りの飛行機は帰省ラッシュ(都会へ遊びに行く人?)でほぼ満席、3-3-3の座席配置でぴらにあは真ん中の通路側しか空いてなかったのでお外が見られません・・・(4人でタダ乗りなので贅沢は言えませんね)】


【ホントの真ん中が空席なのはせめてもの救い、その隣(反対側の通路側)は出張の帰り風の男性Aさん(仮名)、通路の先の窓側3席にはギャーギャー騒ぐ悪ガキ2名(前の背もたれを蹴っ飛ばしたりしてますけど)とママ(何も注意しません)。Aさんは東京までの3時間半、そのギャーギャーを無視し続けてなんとも辛抱強いお方と感心しました。飛行機が羽田について下りる時、「オマエら、静かにしないともう飛行機に乗せないぞ!」って、Aさんは悪ガキのパパだったのか~!(完)】

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