12月も後半というのに、暖かい日が続く伊豆大島。例年なら強い西風(島言葉でいうところの『ニシ』)が吹きまくるところだけど、全然その気配がない。暖かいのは朝起きるのが楽だからよいけれど、大好きなハンバが出回らないのはちょっと困る・・・
『ハンバ』は伊豆諸島(北部?)名産の海草で、房州の方では『ハバ海苔』とも言う。ぴらにあの母親(現ばば)は千葉の出身で、お正月のお雑煮にはハバ海苔が欠かせなかった。千葉のは板状に漉いたハバだったけど、大島では生のハンバが手にはいるのが嬉しい。刻んでおつゆに入れたり、天ぷらにしたり、加熱すると何とも言えないキレイな緑色になる。味はワカメの固いのみたいな感じで、特に美味いというモノじゃないけれど、なんか好きなんですよね。ハンバはニシが吹いて海が荒れると、島の西海岸の岩場に付く。今年はまだまだ海が荒れてないから、あんまり育ってないんだとか、スーパーでも全く見かけない。早くニシが吹きまくって、生ハンバが食べられる日を楽しみに待っている今日この頃・・・
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