ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

総合防災訓練スペシャル!!!

2006-11-21 21:21:41 | 伊豆大島の暮らし
 今日は昭和61年の三原山噴火全島避難から20年目、次の来るべき日に備えて総合防災訓練が行われました。普段はほとんど車の通ってない朝の一周道路も、大型バスや当局の車両でプチ渋滞なんかしちゃって。8:15に防災無線から鳴り響くサイレン、「噴火が始まりました!」の放送を聞いてから、ぴらにあの職場も全員ヘルメットを被って避難場所へ向かう。車ならチョットの距離の小学校も、歩いていくと結構遠いのね・・・


【朝の元町港で準備中の警視庁救難隊の皆さん、にゃんこの手も借りたい?】


【以前、波浮港にも来たことのある海上自衛隊の輸送艇2号(LCU2002)。専守防衛のため揚陸艦とは言わないらしい・・・】


【滅多にお目にかかれない東京都の衛星通信車、都庁の防災対策本部に映像を送っている。指揮者は絶対に安全なトコロで・・・】


【NTTの衛星携帯電話のデモ機、ジャーニーが乗ってるのがアンテナ。3万6千Km上空の衛星2個を使って通話するため、かなり音声は遅れます。ちなみに、レンタルで基本料金8千円、通話料は1分で約100円(昼間)、ぴらにあが最初に使ったケータイ(10年以上前)と利用料はほぼ同じ・・・】


【ぴらにあもα(アルファ)化米の炊き出しの訓練に参加しました。湯気にも負けず取材中のT○Sのカメラマンさんを激写!】


【このα化米セット(五目ごはん)はスゴイです。お米や具材だけじゃなくて、しゃもじ、割り箸、プラ容器、輪ゴム、ビニール袋を切るカッター、蒸らす時に袋を縛るヒモまで入ってます。お湯だと20分、お水でも1時間で出来上がり~!。お味はもうちょっと甘みが強い方がよろしいかと・・・】


【炊き出し用のお水をもらいに、ポリタンクを持って給水車へ走る。本日は泉津(大島の北部集落)の銘水だそうです・・・】


【臨時郵便局も出ていました。全島避難の時は、避難先へ郵便を転送してもらう手続きが出来るそうです。】


【島の高校生もマジメに救護訓練に参加していました。実際、本番の時には彼らの若い力をかなり借りることになると思います。】


【夜が来る前に東京電力の臨時発電所&投光器の設置完了。トリ目のぴらにあは暗いの一番困ります・・・】


【炊き出し訓練をしていたらいきなり雨???と思ったら、お隣で水道管破裂復旧訓練が始まってました。炊き出しの皆さんビショビショ・・・】


【カッコイイ東京消防庁の消防バイクが登場!、「○○レンジャーみたい!」ってコドモたちに大人気でした。バイク搭載の水タンク+噴射機で、車数台分の炎上なら初期消火できるらしい・・・】


【こちらは警視庁の大型ホイルローダー、倒壊家屋からの救助訓練に参加。「バケットの操作はかなりの熟練が必要!」とアナウンスしてましたけど、職場のSくん(重機担当)の方が上手です。たぶん・・・】


【高所からの救難訓練を一緒に見ている民宿のおじさん(ブログ仲間)。昨日の嵐でジェットフォイルが全便欠航になってしまったため、商売上がったりで落ち込み気味・・・】


【コレが一番大事な溶岩冷却訓練?。20年前の割れ目噴火の時も、消防団の決死の放水で溶岩の流れが集落から数百mで止まったとか・・・(手前は救助訓練で破壊された車)』

 防災訓練に参加して改めて感じたのは『お年寄り』が多いこと。小学校の土手にはずらっとおじいちゃんおばあちゃんが並んで、全体の半分もいたでしょうか。もちろん、訓練に来られるのはお元気な方なので、全島民が避難する本番の時は大変だと思いました。あと、かなり厚着をしていった方がよいと思いました。今日はポカポカ暖かかったけど、少し日陰でじっとしているとかなり寒いです。暑かったら脱げばよいので、非常持ち出し袋には2~3枚でもシャツを入れておいた方がよいです。な~んて、他にも色々な体験をした有意義な防災訓練でした。ぴらにあが移住中に御神火が噴火するかわかりませんが・・・

 以上、本日の訓練参加レポートでした。あ~疲れた・・・(訓練じゃなくて、15枚の写真アップが)

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