晩ご飯の時、ガマンできずに出てきたオカズから食べ始めてしまうちぴ子、その名もフライングマンさん。自分でも「フライングマン?」とか聞いてるし、ちぴらも「フライングマンしたい~!」とか公用語に。あんまりお行儀がいいとは思えないけど、ぴら奥さんが洗濯物を畳んでいる横でギャーギャー騒ぐより、一人で静かに食べてくれる方がマシかと・・・
で、今日はスーパーのお総菜コーナーで買ってきた値引きカニクリームコロッケと格闘してるフライングマンさん。あっという間に身(コロッケ)の部分を平らげ、カニ爪をしっかりと握ってる。「取り上げないとマズイよ!」とぴら奥さんに言ったとたん、カニ爪をポイ!と口の中に放り込んだ。「出しな!」とぴら奥さんが言っても、ガリガリとかじって全然出す気がない。ぴら奥さんが口の中に指を突っ込んで強硬手段に出ると、「取られてなるものか!」とムリヤリ飲み込もうと。ぴら奥さんがやっと取り出したのは爪の根元の柔らかい方、尖った先っちょはまだちぴ子の口の中。「タクワンをやるから出しなよ!」とぴらにあが言っても、爪を吐き出さずにタクワンを口の中に入れようとする。そのうち、ウケ~、ゴゴ~!と真っ赤になってむせ始めた。こりゃホントにマズイぞ、カニの爪なんか喉に刺さったらまた保育園で怒られちゃう、なんて体裁を考えてる場合じゃない。もう、ぴら奥さんが喉の奥の方へ指を突っ込んで吐かせる、出た、カニ爪だけじゃなくてクリームコロッケの団体がスッポリと出た・・・
「あぁ、ビックリした」という感じのちぴ子、さっきから手に持ってるタクワンをポリポリと。あのねぇ、エビフライのシッポなんか簡単に食べられちゃうからって、1才9ヶ月でカニ爪まで挑戦しなくてもいいんだよ。いや、いくら一人で食べられるからって、やっぱり親がカニ爪は取り外してフライングマンさんに食わせようよ。あんまりちぴ子の能力を過大評価してると、この人いつか死ぬよ・・・