ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

放浪のゆくえ・・・

2008-02-25 22:09:33 | 伊豆大島の暮らし

 昨日、ちぴらとくじら山(乳ヶ崎)に登って、初めて伊豆大島に来た時の事を思い出した。あれはぴらにあがまだ20代の前半だった頃、オヤジ(現じじ)の知り合いの人が大島に仕事で赴任していて、「遊びにおいで~!」と誘われたオヤジにヒマだからくっついてきた。羽田旧ターミナルからYS-11に乗って30分の空の旅、東京からこんなに近いのに全く雰囲気が違うのに驚いたっけ・・・

 その時の大島の印象はハッキリ言ってよくなかった、一番の理由は『狭い』から。こんな狭い島でぴらにあの放浪癖が満足させられるとはとても思えなかった。島のどこからでも地の果てまで車で30分、「よくこんな場所で暮らせるな・・・」と本気で思った。海に囲まれて閉鎖された空間、いくら仕事とはいえそんな島に暮らすなんて絶対にムリだと。それから15年経って、そのムリな島へ思いもよらず移住することになった。島が狭いのは変わってなかったけど、30代後半のぴらにあは不思議とイヤだとは思わなかった。「どうして?」と聞かれても具体的な理由はたぶんない。強いて言えば、自分の感覚が変わったからだと思う。今も放浪癖は続いて色んな場所に出掛けている。けど、単純に旅としての放浪じゃなくて、大きな何かを探すための放浪に出るようになったのかもしれない。伊豆大島にぴらにあの大きな何かが隠されているのか、もう少し探検してみようと思う・・・
コメント
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