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新大学1部2部入替戦・高千穂大学vs杏林大学 1回戦。

2010-06-05 21:53:15 | 野球観戦記
今一番好きな言葉は、「ガララーガ」です。
皆様ご存じだと思うのですが、誤審で完全試合を逃したピッチャー。
最初は音の響きだけがツボだったのですが、
試合翌日、世紀の誤審をしでかしてしまった審判にメンバー表を提出した際に
審判の肩をポンと叩き、握手を求めた姿をテレビで見て惚れてしまいました。
カッコいいなあ、ガララーガ。
ガララーガみたいにアメリカンな人間になりたいなあ。
閉店ガララーガ。
なんつって。
うわっ、小学生みたいなこと書いちゃった。


神宮では、東都の1部2部入替戦が行われています。
東都にしては珍しく1シーズンで1部復帰を目論む青学と
日本一になった半年後に2部降格の危機を迎えている立正大の対戦なわけですよ。
いかにも面白そうなカードなのですが、
東都の試合の詳細は連盟HPや様々なブログですぐに分かるしな~と。
埼玉の山奥まで行ってしまいました。
ま、今のワタシにとっては高千穂大の1部復帰が何よりも大切なもんで。


杏林大の先発は、田頭くん。

高千穂大の先発は、戸田くん。

やっぱ、こういう大切な試合はエースが投げなくちゃね。
ちなみにこの時、大きな神宮では、立正大・大村くんが先発していました。
まじっすか。

試合は試合開始直後から動きます。
1回表、高千穂大の攻撃。
1番・村山くんがショート横への内野安打で出塁。無死1塁。
2番・岩間くんの打席、カウント2-2から1塁走者が2盗。
杏林大は、リーグ戦中から盗塁を許しまくってるなあ。無死2塁。
打席の岩間くんは次の球をサードゴロ。
2塁走者は2塁に戻るふりをしながらも
サードが1塁にボールを送った途端、3塁へ。
上手い走塁だなあ。1死3塁。
そして3番・小宮くんが1-1からライト前ヒット。

3塁走者が生還し、高千穂大が1点先制。

2回裏、杏林大の攻撃。
1死後、5番・鳥羽くんがサード強襲のヒット。1死1塁。
6番・田辺くんと7番・小俣くんが連続でライト前ヒットを放ち、1死満塁。
続く8番・中嶋くんはサードゴロ。

ボテボテのゴロを捕球したサード・小宮くんが
ホームに突っ込む3塁走者と打者走者を確認し、1塁へ送球。
この一瞬の迷いが仇となり、1塁はセーフ。
3塁走者が生還し、杏林大が1-1の同点に追いつきます。

3回裏。
1死後、3番・切手くんが左中間を破る3塁打。1死3塁。
4番・廣田くんはセカンドゴロ。2死3塁。
しかし5番・鳥羽くんがサード強襲のヒット。

3塁走者が生還し、杏林大が1-2と逆転。
2回といいこの回といい、クリーンヒットで失点したわけじゃないから
なんだか悔しいなあ。

4回表。
5番・諏訪くんが左中間を大きく破る3塁打。無死3塁。
6番・山口くんは四球を選び、無死1,3塁。
続く7番・下村くんはセカンドゴロ。

しかしダブルプレーを焦ったのか、ベースカバーに入ったショートに悪送球。
その隙に3塁走者がホームインし、高千穂大が2-2の同点に追いつきます。
1塁走者は3塁へ、打者走者も2塁へ。無死2,3塁。
8番・山田くんが2ボールからレフトへの大きな犠牲フライ。

3塁走者がタッチアップし、ホームイン。
高千穂大が1点追加し、スコアは3-2。1死3塁。
9番・宇田川くんは四球を選び、1死1,3塁。
1番・村山くんがファーストへの内野安打。

3塁走者が生還し、スコアは4-2。
ここで杏林大はピッチャー交代。
2番手は加納くん。

1死1,2塁と高千穂大のチャンスが続いていたものの
後続を断たれ、チェンジ。
しかしこの回、四球やエラーが絡み
高千穂大が3点をあげ、スコアは4-2と高千穂大が逆転。

5回表。
2死後、5番・諏訪くんが1ボールからの2球目を
ライトへのソロホームラン!!

入替戦や全国大会など、短期決戦の試合で勝つチームというのは
だいたいポイントになる選手がいると思うのですが、
この日の高千穂大のキーマンは、明らかにこの諏訪くんですね。

頼もしい。
スコアは5-2。

5回裏。
1番・後藤くんが初球をセンターオーバーの3塁打。無死3塁。
2番・谷口くんはショートゴロ。1死3塁。
3番・切手くんは1-1から死球。
肩か腕あたりに当たったかと思うのですが、
バットを思いっきりグラウンドに投げつけるのはいかがなもんですかね。
狙ったわけじゃないだろうし、ピッチャーも帽子とって謝ったんだしねえ。
なんだか、ワタシが杏林大の試合を見る時に限って(なのか知らないけど)
こういうマナーの悪い場面を目にすることが多いなあ。
新大学の1部は他のリーグに比べてそういう面でのマナーの良いチームが多いので
余計目についてしまうのかもしれませんが。
まあ、カーッとしてしまうのは分からんでもないけどねえ。1死1,3塁。
4番・廣田くんは初球をファーストゴロ。

3塁走者が、民主党の三宅雪子ばりに豪快にホームに滑り込んだものの、
判定はアウト。

スコアは5-2。

6回表。
1死後、9番・宇田川くんがショートゴロ。
しかしショートからファーストへの送球が大きく逸れ、1塁セーフ。1死1塁。
1番・村山くんのファーストゴロの間に、1塁走者が2進。2死2塁。
続く2番・岩間くんがレフト前ヒット。

バックホームが逸れ、セーフ。

スコアは6-2。2死2塁。
3番・小宮くんがセンター前ヒットで続き、2死1,2塁。
4番・佐藤くんは四球で、2死満塁。
ここで杏林大はピッチャー交代。
3番手は依田くん。

5番・諏訪くんが1-1から1-1からファーストゴロ。

しかしベースカバーに入ったピッチャーへの送球が逸れ、
3塁走者がホームイン。
更に2塁走者も3塁を回り、一気にホームイン。

高千穂大がこの回3点を追加し、スコアは8-2。

9回表。
この回から、杏林大のピッチャーは4番手に交代

かと思いきや、審判が止めに入ります。
六大学のように場内への説明があるわけではないので詳細は分かりませんが、
おそらくベンチ入りメンバーとして登録していないピッチャーを
マウンドに上げようとしたのではないかと。
ウッカリして起こった単純なミスといえばそれまでなのですが、
こういう大切な試合ではやっちゃいけないミスじゃないですかね。
結局、ベンチに下がっていた依田くんが再び登板しました。
なんだかなあ。

試合はこのまま、8-2で高千穂大の先勝でした。
高千穂大、1部復帰まであと1勝。


リーグ戦を見た時にも感じたのですが、高千穂大の勢いが良いなあ。
上から目線で偉そうなことを言わせていただきますと、
攻守ともに技術的にはすごく拙い試合運びだと思うのです。
失礼でホントにごめんなさい。
でも、その拙さを補って余りある勢いが素晴らしいなあと。
この勢いを保持したままで1部に上がってきて欲しいなあ。
どのくらい1部で戦っていけるかを見てみたいというか。

別に、試合中に高千穂大の部員の方から
冷たい飲み物をいただいてしまったから
贔屓目が一層強くなったわけじゃないのよ。
オープン戦などで大学グラウンドに行った時に
その大学の方から飲み物をいただくことはよくあるのですが、
公式戦でも気を使っていただけるのが嬉しいではないですか。
高校野球みたい。


そして試合後に、東都の入替戦の結果をチェックしたところ
1-3で青学が勝っていました。
立正大、久々のゴルフ場へカウントダウン。


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